400年の歴史を持つ老舗旅館で<br/>ランチ&宿泊を楽しもう

400年の歴史を持つ老舗旅館で
ランチ&宿泊を楽しもう

旅館いち川
りょかんいちかわ
食べる
岐阜県恵那市

岐阜県恵那市の「中山道 大井宿」(なかせんどうおおいじゅく)にある「旅館いち川」は、400年以上もの歴史を持つ老舗旅館です。

宿泊はもちろん、厳選した恵那市の食材を使った体に優しいランチをいただけます。

趣深い佇まいも魅力の「旅館いち川」の歴史から、おすすめランチメニュー、宿泊情報までをご紹介します。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

自然&歴史・文化スポットを巡る!岐阜県恵那市で1泊2日の親子旅(PR)

歴史ある宿場町に佇む料理旅館へ

趣ある外観に映えるのれんが目印です
趣ある外観に映えるのれんが目印です

岐阜県恵那市にある「旅館いち川」は、趣深い旧家が立ち並ぶ「中山道 大井宿」にあります。

「中山道 大井宿」とは、江戸と京を結ぶ中山道六十九次のうち、江戸から数えて46番目となる大井(現在の恵那市)の宿場のこと。現在は、歴史を感じられる観光エリアとなっています。

江戸時代の寛永年間にあたる1624年~1644年に、初代・市川左右衛門がこの地で旅籠屋(※)「角屋」として創業し、その後「旅館いち川」に屋号を改め、現在は料理旅館として歴史を受け継いでいます。

※旅籠屋:はたごや/江戸時代、旅人に食事を提供していた宿や旅館のこと

ロビーには囲炉裏(いろり)があり、日本の文化にふれるきっかけになります
ロビーには囲炉裏(いろり)があり、日本の文化にふれるきっかけになります

現在の建物は1935年(昭和10年)に建て替えられたものですが、館内のロビーや廊下に飾られた写真などで、往時の姿を見ることができます。

和の趣を感じるロビーでは、お土産用の食品や、恵那市のおばあちゃんが手作りをした雑貨などの販売も行っています。

恵那市産の食材をたっぷりと味わえるランチをどうぞ

心落ち着く和の空間で食事を満喫しましょう
心落ち着く和の空間で食事を満喫しましょう

「旅館いち川」では、宿泊はもちろん、恵那市産の食材を使ったランチとディナーの提供も行っています(ともに完全予約制)。

食材の多くは、地元農家から直接仕入れたものを使用しています。さらに、お米は恵那市産のなかでも、その時期で一番品質の良いものを仕入れるというこだわりっぷり。

料理はもちろんすべて手作りで、子供からお年寄りまでが安心して食事を楽しめます。

【おすすめ1】中山道大井宿しぶろく御膳

料理の内容は季節によって替わり、取材日は「恵那・寒天育ち 三浦豚の鉄板焼き」などが登場しました
料理の内容は季節によって替わり、取材日は「恵那・寒天育ち 三浦豚の鉄板焼き」などが登場しました

「中山道 大井宿」の歴史散策の途中にいただきたい、おすすめのランチメニューをチェックしましょう。

まずは、お店の代表的なランチメニューである「中山道大井宿しぶろく御膳」(2,900円)をご紹介。

「中山道 大井宿」が、江戸から数えて四十六次目で“しぶろくの大井宿”と呼ばれていたことがメニュー名の由来です。

前菜5品やお造り、小鍋(鉄板)など、旬の食材を使った料理を存分に堪能できます。内容は時期によって変わるので、その時ならではの料理との出会いを楽しんでくださいね。

【おすすめ2】マクロビオティックらんち

素材本来のうまみを生かした料理を堪能しましょう
素材本来のうまみを生かした料理を堪能しましょう

16代目女将の市川祥子(いちかわさちこ)さんが導入した「マクロビらんち」。祥子さんによると、「玄米菜食を基本とした、体に負担をかけない、日本人に合った食事法」を取り入れたメニューとのこと。

最大の特徴は、動物性の食材・白砂糖・化学的なものは一切使用していない点です。全粒穀物と地元産野菜を中心とした食材、古式製法による調味料を使用した体に優しい料理が堪能できます。

【おすすめ3】お子さまランチ

デザート用のフルーツも付いていて、子供も大満足!
デザート用のフルーツも付いていて、子供も大満足!

子連れファミリーには、小学生までの子供が注文できる「お子さまランチ」がおすすめです♪ エビフライやタコさんウインナーなど、子供がよろこぶうれしいメニューが勢ぞろい!

予約時に相談すれば、アレルギーはもちろん、苦手な食べ物にも対応してくれる心遣いも。

風情たっぷりの和室で宿泊

客室は全10室で、それぞれ広さは6~12畳ほど
客室は全10室で、それぞれ広さは6~12畳ほど

数奇屋(すきや)づくりで和の趣を感じる客室は、庭が眺められる純和室をはじめ、全4タイプから選べます。

宿泊者の夕食は、A5ランクの飛騨牛を使ったしゃぶしゃぶなど、旬の食材を使った会席料理がいただけます。

子供連れファミリーにうれしいアメニティ&設備が充実!

「旅館 いち川」では、家族向けの宿泊プランも用意されています。

子供用の歯ブラシ、使い捨てスリッパ、ハンドタオルなどのアメニティが付くほか、大浴場の入浴時間を優先予約できるサービスがうれしいプランです。

また、赤ちゃんの肌に優しいナチュラルブランドのシャンプー&ボディソープ、バスチェアの貸し出しも行っており、小さな子供連れでも快適に宿泊が楽しめます。

子育て経験を生かした、親子で過ごしやすい旅館づくり

女将の市川祥子さん。自身の子育て経験を生かし、家族全員がくつろげる旅館づくりを心がけています
女将の市川祥子さん。自身の子育て経験を生かし、家族全員がくつろげる旅館づくりを心がけています

女将の祥子さんは、旅館に対する思いを次のように語ります。

「『旅館いち川』は、みんなで一緒に歴史を作る場所だと思っています。一度宿泊したことがあるお客様が、何十年後かにまた訪れてくれることも。その時に、変わらぬ佇まいで『おかえりなさい』と迎えることの積み重ねが歴史となっていく。そんな、お客様がいつでも帰って来たくなる居心地の良い旅館を目指しています」。

また、「スタッフのほとんどが子育て経験者なんです」と話す祥子さん。ママならではの視点でファミリー向けのあたたかいサービスを取り入れている点も「旅館いち川」ならではの魅力ですね。

老舗でありながら、どこかアットホームな雰囲気も感じられる「旅館いち川」。「中山道 大井宿」を訪れた際は、ぜひランチや宿泊で利用してみてはいかがでしょうか。

とりっぷノート♪旅館周辺で“歴史さんぽ”を楽しもう

大井橋の様子。かつての宿場町を散策して、恵那市に残る歴史を肌で感じましょう
大井橋の様子。かつての宿場町を散策して、恵那市に残る歴史を肌で感じましょう

「中山道 大井宿」は、かつて“美濃路随一の宿場”として栄えた地として知られています。「旅館いち川」の周辺では、往時の趣を感じる旧家などが残っており、親子で“歴史さんぽ”を楽しめます。

「旅館いち川」から徒歩すぐの場所には、阿木川が流れており、川にかかる大井橋には、浮世絵師の渓斎英泉(けいさいえいせん)と歌川広重による中山道六十九次を描いた浮世絵の陶板が飾られています。(いこーよとりっぷライター・杞山穂花)

記事を書いた人

杞山穂花(Clay)

編集プロダクションClay所属の編集・ライター。食べること・文章を書くことがとにかく大好きです。やんちゃな愛猫に日々癒され中。パパママ、そして子供たちのワクワクドキドキな思い出づくりのお手伝いができれば幸せです!

スポット基本情報

  • ページの内容は、掲載時のものであり最新の情報ではない場合もあります。
    お出かけされる際は、最新の公式情報を必ずご確認下さい。
スポット名旅館いち川
ふりがなりょかんいちかわ
住所岐阜県恵那市大井町95-1
電話番号0573-25-2191
営業時間【宿泊】チェックイン16:00~/チェックアウト~10:00
【食事利用】ランチ:11:30~13:00(13:00LO)/ディナー:17:00~22:00 (料理21:00LO、ドリンク21:30LO)
※食事利用は3日前までの完全予約制
定休日不定休
料金【スタンダードプラン(朝・夕食付)】大人1名あたり21,000円~
【ファミリープラン(朝・夕食付)】大人1名あたり22,000円~
※子供の宿泊料金は一律:小学生は14,700円、幼児(食事布団付き):11,500円、幼児(食事のみ):5,500円、幼児(布団のみ):6,000円
アクセス【車】中央自動車道・恵那ICから約5分
【電車】JR中央本線・明知鉄道明知線「恵那駅」から徒歩で約7分
駐車場駐車場あり
公式URL公式URLはこちら
公式SNS
公開日2024年07月02日/更新日2024年07月02日