極上あんみつと絶品餃子に舌鼓!
親子三代に愛される下町の甘味処
JR「日暮里駅」北改札口から谷中銀座商店街方面に歩くとすぐ右手に、モダンでおしゃれな佇まいの「花家」があります。クリームあんみつが有名な甘味処ですが、じつは餃子も絶品! 育ち盛りの子供も満足のどんぶりや麺類がそろい、大人は餃子をつまみに「ちょっと一杯」。家族みんなにとって居心地のよいお店です。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
三代続く名店に「懐かしい味」と「新しい味」が並ぶ
創業は1945年(昭和20年)。それまでは引き売りの生花店「花屋」でしたが、第2次世界大戦の戦火で家が焼かれ、初代店主が一念発起。屋号を「花家」に変更し甘味処として生まれ変わりました。
その後、「甘味だけではなく食事もしたい」という要望に応え、家族みんなが楽しめる食堂スタイルに一新! 現在ではラーメンやどんぶり、ボリューム満点の定食など様々な料理が揃います。
料理を担当する三代目店主の金森伯文さんは、先代の味をしっかり守りながら、新たな看板メニューを考案。令和のニーズに応えています。
谷中には神社仏閣が多く、お参り後の恒例行事として来店する常連ファミリーもいっぱい。「昔ここでソフトクリームを食べたんだよ」と子供に話しながら幼少時代を懐かしむ人、親子三代で利用する客も多いのだそうです。
「花家にくれば懐かしい味に出会える」。それも家族連れに愛される大きな理由です。
一番人気は、自家製づくしの贅沢クリームあんみつ
豊富なメニューのなかで、ダントツ人気なのが「クリームあんみつ」です。
親子でシェアしようとオーダーしたところ、ひと口食べた瞬間に息子が器をしっかりホールド! 思わず抱え込むほどのおいしさだったのでしょう。それもそのはず、あんこ、黒蜜、寒天などは全て自家製。手間をかけた贅沢な一品なのです。
なかでも、千葉県館山産の房州粗目天草(ぼうしゅうあらめてんぐさ)を使用した寒天は、みずみずしく清涼感抜群! 寒天を初めて食べた息子は、「ナタデココよりもおいしいね」と満面の笑みでした。
黒蜜は沖縄県の黒糖を使用しているそうで、濃厚かつ上品な味わい。最後は器の底に残った黒蜜までぐいっと飲み干し「ごちそうさまでした」。子供が飲み干すほど、美味しい黒蜜でした。
メディアにも多数登場!肉汁溢れる焼き餃子
焼き餃子も、看板メニューのひとつ。一般の餃子と比べるとひと回り大きくて迫力満点! いざ餃子を箸で持ち上げると、しっかりとした重さがあり、具がぎっしり詰まっていることがわかります。
ひと口食べると肉汁が溢れ出し、思わず「あつつ…」と声がもれます。皮の中にはジューシーな豚肉、キャベツ、ニラ、ニンニクなどの野菜がたっぷり! 具材は粗く刻まれていて、かむ度にザクッとした食感も楽しめます。
子供がモリモリ食べている様子を見て、「また食べさせてあげたいな」と思っていたところ、冷凍の生餃子としてネット注文が可能と知ってニッコリ。晩御飯のおかずにもぴったりですね。
取材時のこぼれ話をご紹介!とりっぷノート
大人好みの店を選ぶと、子供にとっては退屈な時間になりがちですが、「花家」は多種多様なメニューをそろえているため、「大人も子供も大好きな味」に出会えます。また、自家製にこだわった料理の数々は、安心安全で、どれもすごくおいしい!
「親子で谷中に来たら行くべき店」と、自信を持っておすすめします。(いこーよとりっぷライター・岡本ハナ)
記事を書いた人
岡本ハナ
1983年フィリピン生まれ。4児(2男2女)の母。 大学在学中に読者モデルとして活動するかたわら、web制作会社でライターアシスタントとして勤務。現在は、映画や音楽などエンタメ情報、子供関連(不妊治療、発達障がい児など)をテーマに各メディアで執筆。料理下手だが、料理人の夫に感化されて料理&食育を勉強中! 多国籍料理が好き。
スポット基本情報
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スポット名 | 花家 |
ふりがな | はなや |
住所 | 東京都荒川区西日暮里3-2-2 |
電話番号 | 03-3821-3293 |
営業時間 | 11:00~20:30 |
定休日 | 毎週火曜 |
料金 | クリームあんみつ(630円)、ラーメン(600円)、日暮里餃子定食(850円)、焼き餃子5個(560円) |
アクセス | JR山手線・日暮里駅から徒歩2分(260m)、JR山手線・西日暮里駅から徒歩7分(500m)、東京メトロ千代田線・千駄木駅から徒歩9分(700m) |
備考 | 甘味類はテイクアウト可能 |
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