小麦の産地「群馬県館林市」
製粉ミュージアムで歴史文化を学ぶ
「小麦の産地」として知られる群馬県館林市には、小麦や小麦粉について学べる施設「製粉ミュージアム」があります。
製粉とは、小麦から小麦粉を作る工程のこと。この施設では、その名の通り製粉にまつわる技術やさまざまな歴史文化を、資料の展示、クイズや動画などを通じて学ぶことができます。
子供向けのタッチパネル展示なども用意されていて、子連れファミリーのおでかけにもぴったりなスポットです。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
「製粉ミュージアム」ってどんなところ?
「製粉ミュージアム」は、「日清製粉グループ」が創業の地に開設した企業ミュージアムで、製粉(小麦・小麦粉)をテーマにした世界的にも珍しい施設。東武鉄道「館林駅」西口に隣接していて、アクセス抜群です。
建物は、日清製粉の歴史と伝統を紹介する本館と、最新の製粉技術を楽しく学べる新館の二棟に分かれています。親子でじっくり見学するなら、滞在時間はおよそ1~2時間ほどみておきましょう。
本館は、明治創業時代から事務所として使用されていた、歴史的価値の高い洋風建築です。免震設備を施して、耐久性を向上させた貴重な企業文化遺産となっています。
敷地内には、美しい日本庭園も整備されています。庭園内には無料の屋外休憩施設もあり、ミュージアムを見学している間は緑の中で気軽にひと休みできますよ。
日清製粉の歴史を学べる本館へ!
本館では、創業から現在に至るまでの歴史を紹介しています。
「日清製粉グループ」は、1900年(明治33年)に「館林製粉」として創業しました。創業者である正田貞一郎(しょうだ ていいちろう)をはじめとした歴代経営者が、製粉に情熱を注ぎ、技術開発に奮闘する歴史を、さまざまな資料や展示品で知ることができます。
本館そのものが歴史的建造物でもあるので、構造や装飾などに注目してみるのもおもしろいですよ。
製粉技術を体感できる新館にも注目
新館では、小麦から小麦粉ができる工程や、小麦・小麦粉に関する情報を学べます。館内には、工場で実際に使用されている機械も設置されており、最新の製粉技術を間近で見学できます。
また、動画での紹介やクイズコーナーなど、子供の好奇心をくすぐる楽しい仕掛けも! 親子でコミュニケーションをとりながら見学してみましょう。
普段はあまり意識したことがない製粉をじっくりと学ぶことで、食べ物への感謝が深まり、食文化の理解にもつながります。小麦文化が強く根付く館林市を訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてください。
とりっぷノート♪親子向けのポイントを紹介
館内には、おむつ替えスペースがある多目的トイレのほか、ベビーカーの貸し出しも行っています。全フロア段差なしのバリアフリー構造なので、小さな子供と一緒でも安心して見学できますよ。(いこーよとりっぷライター・杞山穂花)
記事を書いた人
杞山穂花(Clay)
編集プロダクションClay所属の編集・ライター。食べること・文章を書くことがとにかく大好きです。やんちゃな愛猫に日々癒され中。パパママ、そして子供たちのワクワクドキドキな思い出づくりのお手伝いができれば幸せです!
スポット基本情報
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スポット名 | 製粉ミュージアム |
ふりがな | せいふんみゅーじあむ |
住所 | 群馬県館林市栄町6-1 |
電話番号 | 0276-71-2000 |
営業時間 | 10:00~12:00(入館は11:30まで)、13:00~16:30(入館は16:00まで) |
定休日 | 不定休 ※公式サイト内のカレンダーを要確認 |
料金 | 大人200円、小・中学生100円 |
アクセス | 【車】東北自動車道・館林ICから約15分 【電車】東武鉄道各線「館林駅」西口から徒歩すぐ |
駐車場 | 駐車場あり |
備考 | ※2024年1月30日(火)から3月1日(金)まで施設内工事のため休館 |
公式URL | 公式URLはこちら |