子供の食への興味がみるみる広がる
生産者と繋がるほっこりカフェ
活気があり賑やかな谷中銀座商店街を1本路地裏に入ると、ひっそりと佇むおしゃれなカフェ「TAYORI(たより)」があります。
全国から直接届く食材をメインに使用したお惣菜やお弁当を販売しているだけではなく、店内には生産者たちとコミュニケーションができる文通コーナーも!
食への興味をかきたてるお店で、苦手な野菜が食べられるようになるかも!?
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
知る人ぞ知る隠れ家カフェは、ほっと安らげる空間
「あれ?こんなところにお店があるよ!」と、はしゃぐ息子に引っ張られ、発見した隠れ家カフェ「TAYORI」。
店名の由来は、“お便り”。「来店した人と生産者が、食を通じて『手紙を交わすように』つながる場所になってほしい」という願いを込めたそう。
「このまちで『頼り』にしてもらえる存在になりたい、という思いもあります」(店長・工藤さん)
店内は木を基調としていて、ホッとひと息つける落ち着いた空間。店内奥には、小さな子供連れでも快適に過ごせる座敷スペースもあります。
子供にもうれしい!色とりどりで優しい味の食事
全国の生産者から毎日届く新鮮な食材を中心につくられたお弁当やお惣菜は、お年寄りから子供まで食べることができる素材の味を生かした優しい味。
日替わりのお弁当は手紙をモチーフにしていて、蓋には封筒がデザインされています。
生産者からの手紙を開封するような気持ちで蓋を開け、料理を通じて生産者からのメッセージが感じられるお弁当です。
10~12種類のお惣菜が敷き詰められ、見た目も鮮やか!
食の生産者たちとコミュニケーションがとれる文通コーナーも
入店してすぐに目をひくのは、壁一面に貼られたたくさんのお手紙!
とあるママが書いた「あまり食べない子供に食べさせたら、初めて大きな口で食べました」の一文を読み、思わず「それは嬉しいよねぇ」とつぶやく私。
一方、息子は生産者が書いた「ピーマン食べてfrom小豆島」を読んで苦笑い。
しかし、「自分たちが食べられるのも、生産者のおかげ」ということが伝わったのか、「オレもピーマン、食べられるようになる!」と前向きな言葉を聞くことができました。
この「食の郵便屋さん」では、生産者に手紙を書いたり、生産者からのお返事を読んだりして、コミュニケーションをとることができます。
お店で食事をしたら、ぜひ子供と一緒にお手紙を書いて、TAYORIポストに投函してみてくださいね。
「TAYORI」は、体に優しくおいしい食事ができるのはもちろん、食への大切さに気づかせてくれるご飯屋さん。子供にとって心身ともに成長できるスポットでした。
とりっぷノート:取材のこぼれ話を紹介!
谷中エリアでは数少ない、座敷があるお店です。おむつ替えスペースもあるので、乳児連れにも安心ですよ。人気店なので早めの予約がおすすめ! また、店内では「自家製出雲生姜シロップ」などオリジナル商品も販売。お土産にちょうどいいですよ。(いこーよとりっぷライター・岡本ハナ)
記事を書いた人
岡本ハナ
1983年フィリピン生まれ。4児(2男2女)の母。 大学在学中に読者モデルとして活動するかたわら、web制作会社でライターアシスタントとして勤務。現在は、映画や音楽などエンタメ情報、子供関連(不妊治療、発達障がい児など)をテーマに各メディアで執筆。料理下手だが、料理人の夫に感化されて料理&食育を勉強中! 多国籍料理が好き。
スポット基本情報
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スポット名 | TAYORI |
ふりがな | たより |
住所 | 東京都台東区谷中3-12-4 |
営業時間 | 平日・土曜12:00-20:00(19:00L.O.) 日曜・祝日12:00-18:00(17:00L.O.) |
定休日 | 不定休 ※公式サイトの予約ページまたは公式Instagramで最新情報をご確認ください |
料金 | 本日の日替わり弁当(1,000円〜)、本日のお惣菜弁当(800円) |
アクセス | 東京メトロ千代田線「千駄木駅」2番出口から徒歩で約5分 ※谷中銀座商店街から路地に入ります |
駐車場 | 駐車場あり |
備考 | 駐車場は2台まで |
公式URL | 公式URLはこちら |
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