昔の日本にタイムスリップ!?
古民家での暮らしと伝統工芸を体験
「川崎市立日本民家園」は、神奈川県川崎市多摩区の「生田緑地」内にある野外博物館です。
江戸時代に建てられた古民家など、25の文化財建造物を見学できるほか、昔話を聞いたり藍染め体験をしたりと、世代を問わず楽しめるスポットです。
囲炉裏の火を囲みながら、かつての生活を疑似体験!
「川崎市立日本民家園」に展示されている建造物は、民家や水車小屋、船頭小屋、高倉、歌舞伎舞台など、東日本をはじめ全国各地から移築されたもの。
それら全てが、国や神奈川県、川崎市の文化財指定を受けています。
正門にある本館では、模型を見ながら民家の基本を学びます。本館の展示を見た後、園内の実際の建造物を見ると、より理解が深まりますよ。
親子でぜひ参加したいのが、囲炉裏を囲んでくつろぎながら民家の解説を聞ける「床上公開」。
ボランティア団体「炉端の会」のメンバーが、毎日2~3棟の民家の囲炉裏に火を焚き、古民家のかつての姿を再現します(新型コロナウイルス感染状況により活動を休止する場合があります)。
昔の生活を体験することによって、日本の歴史や文化を実感できますよ。
「藍染め体験」で日本古来の美しい色に出会おう
西門にある「伝統工芸館」では、伝統的な藍染め体験ができます。
1日2回(10時、13時)開催され、所要時間は1時間から1時間30分程度。
日本古来の手法である藍染めは、素朴ですが美しい手仕事。初めてでも簡単に体験できます。
濃淡によってさまざまな模様を描ける藍染めの楽しさを、ぜひ親子で体験してみてはいかがでしょうか。
古民家でいただくそばやコーヒーは特に味わい深い
園内には合掌造りの民家が4棟あり、そのうち山下家住宅は白川郷から移築されたものです。
神奈川県指定重要文化財に指定されている建物の1階には、そば処「白川郷」があり、山梨県忍野村の湧き水を使ったこだわりのそばをいただけます。
毎年春と秋には、明治時代の民家・旧原家の1階に、古民家カフェがオープン。
2022年は地元学生によるまちづくりカフェ「古民家カフェ はらっぱ」による営業です(土日祝日限定)。
正門すぐの場所にあり、高度な木造建築技術が特徴的。こちらは、川崎市重要歴史記念物となっています。
とりっぷノート:地元コミュニティFMパーソナリティが魅力を紹介!
季節のイベントもいろいろ開催。GWの「こどもまつり」では、ベーゴマなどの昔あそびを楽しんだり、わら製民具を着る「民具着用体験」で昔の人に変身したりして、子供も“懐かし体験”ができますよ。
山下家住宅の「そば処 白川郷」は、山菜、とろろ、揚げ玉がのせられた「民家園そば」(850円)がおすすめです。(かわさきFMパーソナリティ・山根聖美さん)
スポット基本情報
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スポット名 | 川崎市立日本民家園 |
ふりがな | かわさきしりつにほんみんかえん |
住所 | 神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-1 |
電話番号 | 044-922-2181 |
営業時間 | 9:30~17:00(11月~2月は16:30まで) ※最終入園:閉園30分前 |
定休日 | 月曜(祝日の場合は開園)、祝日の翌日(土日祝日の場合は開園)、年末年始(12月29日~1月3日)、臨時休園あり |
料金 | 大人500円(うち65歳以上300円/要証明書)、高校・大学生300円(要学生証提示)、中学生以下無料、 |
アクセス | 【電車】 ・小田急線「向ヶ丘遊園駅」南口から徒歩で約13分、バスで「生田緑地入口」下車、徒歩で約3分 ・JR南武線「登戸駅」生田緑地口より、「(藤子・F・不二雄ミュージアム経由)生田緑地」行きのバスで「生田緑地」下車すぐ(※藤子ミュージアム休館日は運休) 【車】 東名高速「東名川崎IC」出口の信号左折→「犬蔵」交差点を右折し約10分 世田谷・町田線「多摩警察署前」交差点から約3分 川崎・府中街道「稲生橋」交差点から約2分 |
駐車場 | 駐車場あり |
備考 | 生田緑地駐車場を利用可能、民家園専用の駐車場はありません |
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