日本三大虚空藏菩薩の一つ！柳津「圓藏寺」で赤べこの由来を学ぶ歴史旅

福島県柳津町にある「福満虚空藏菩薩圓藏寺」は、日本三大虚空藏菩薩の一つに数えられ、1200年の歴史を誇る古刹です。

会津地方の民芸品「赤べこ」発祥の地としても知られ、境内には開運をもたらすと言われる「開運撫牛」の像があります。崖の上にそびえ立つ荘厳な本堂と、春の桜、秋の紅葉など四季折々の美しい風景が楽しめる、親子で訪れたい歴史スポットです。

千二百年の歴史を誇る寺

崖にそびえ立つ圓藏寺

福満虚空藏菩薩圓藏寺は、日本三大虚空藏菩薩の一つであり、昔から多くの人々に親しまれてきた寺院です。

会津地方でも親しみを込めて「柳津の虚空藏様」と呼ばれており、度重なる水害や火災等の苦難を乗り越えながら今も臨済宗の法灯をともし続けています。

また、境内にある「開運撫牛」の像は会津地方で有名な民芸品「赤べこ」の由来にもなっており、寺再建の難工事の際に赤牛が現れ、その活躍で無事完成したため置かれるようになりました。「開運撫牛」を撫でると、開運がもたらされると言われております。

境内に横たわる「開運撫牛」

圓藏寺で感じられる四季

圓藏寺境内の紅葉

圓藏寺は、長い歴史や赤べこの由来となった「開運撫牛」の他にも、四季によってさまざまな風景を見られることも魅力の一つです。

春には桜が咲き誇り、夏には緑豊かな木々が生い茂り、秋には色鮮やかな紅葉が彩り、冬に独特の静寂さや美しさを感じることができます。ぜひ、季節によって異なる魅力を持つ圓藏寺をご堪能下さい。

雪に覆われた圓藏寺