
大正時代の町屋で過ごす特別な時間
高松市に新しい古民家宿「凪」OPEN
香川県高松市仏生山町に、大正7年(1918)建築の町屋を改修した宿泊施設「凪」が、2025年4月にオープンします。
法然寺の門前町として栄えたお成街道沿いに位置し、風が止み波が穏やかになるという「凪」の名の通り、慌ただしい日常から離れ、心安らぐ滞在ができる宿です。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
歴史ある建築と風情


「凪」は法然寺へと続くお成街道沿い、明治10年創業の老舗菓子店アオイ堂の南側に位置します。玄関の風情ある出格子と通り土間が、心地よい風の通る設計でゲストを迎えてくれます。
香川の職人技が光る宿


2階には大正期建築の意匠を活かした個性豊かな3室の客室があります。最大3名宿泊可能な和室2室とバンクベッドルームを備え、歴史的建造物の保存に配慮した構造となっています。

貸切風呂には「木桶職人復活プロジェクト」のチームによるひのき浴槽を設置。香川県在住のガラス作家による庵治石の粉をガラスに溶かし込んだ「Aji Glass」の月の作品も空間を彩ります。
心和む朝食と美しい中庭


朝食は床の間や書院を備えた「奥の間」で、東向きの庭から差し込む朝日を眺めながら楽しめます。中庭は高松市の「HIFUMI」が手掛け、灯籠や飛び石、竹垣などが美しく整えられています。
朝食には、専用の釜で炊いた白ごはんに、地元食材のみそ汁、瀬戸内海の魚の干物、さまざまな木桶醤油で楽しむたまごかけごはんなど、香川の魅力がつまった料理が提供されます。
伝統と快適さの融合

「凪」の改修では、株式会社しわく堂により、歴史的な町屋建築の風情や空間構成をそのままに、断熱・気密性能、耐震性能を高める工事を実施。古きよき時代の風情を味わいながらも、快適な宿泊環境を実現しています。
不定期で開催される夜ごはん企画では、地元の料理人を招いた特別な食事を楽しみ、そのまま宿泊できるイベントを予定。「帰りたくなくなるお店の帰らなくていい夜」を体験できる貴重な機会です。
香川の歴史と文化に触れながら、凪いだ心を取り戻せる特別な宿泊体験をぜひお楽しみください。法然寺の門前町ならではの静かな時間と、地元の食材や職人技を堪能できる「凪」で、家族での特別な思い出を作ってみませんか。
記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部
「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。
スポット基本情報
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スポット名 | 凪 |
ふりがな | なぎ |
住所 | 香川県高松市仏生山町甲463 |
電話番号 | 087-802-9817 |
営業時間 | チェックイン:15:00~/チェックアウト ~10:00 |
料金 | 宿泊料金:基本料金13,500円~ |
備考 | 宿泊人数:8名 |