福島県の水辺に暮らす生きもの観察
野鳥・カワウソ展示＆釣り体験も！

福島県猪苗代町（いなわしろまち）にある「アクアマリンいなわしろカワセミ水族館」は、福島県内で見られる淡水生物を中心に、水生生物について学べる水族館です。

東北最大級の体験型水族館「アクアマリンふくしま」（福島県いわき市）の姉妹館としても知られています。

飼育している生きものの総数は約1,800種。水の中で暮らす生きものの観察はもちろん、釣り堀で魚を釣ってその場で食べられる体験コーナーもあり、一日を通して楽しめます。

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福島県に住む淡水生物について学ぼう！

館内では、県内の淡水生物（在来種）を、自然本来の環境を忠実に再現した環境で展示しています。外来種の展示コーナーもあり、親子でじっくりと学べます。

魚釣りやエコバッグ作りコーナーなど、体験プログラムも充実しています。

学びがたくさん！展示コーナーをご紹介

展示コーナーは6つのエリアに分かれていて、さまざまな生きものを観察できます。

最近では、2021年1月に飼育員さんが発見した新種のゲンゴロウ「ヒラサワツブゲンゴロウ」の生体展示を始めたことでも話題になりました。

子供の自由研究にもぴったりですよ♪

【川のいきもの】川辺の生き物を観察

「川のいきもの」コーナーでは、主に県内の川辺に生息する魚や野鳥を観察することができます。

なかでも人気が高いのは、同水族館周辺にも飛来し、施設の名前にも入っているカワセミ。美しい翡翠（ひすい）色が特徴です。

普段目にすることができない野鳥を間近で観察してみましょう。

【カワウソのふち】お食事タイムも見学可能♪

「カワウソのふち」コーナーでは、ユーラシアカワウソの親子が観察できます。お母さんのチロルと、娘のゆきちゃんです。

毎日10時と15時から始まるお食事タイムは見学も可能。キュートな2匹の姿に、親子でメロメロになること間違いなし！

実際に触って学べる展示も充実

実際に手で触れて学べる展示もあります。生きものの生態を体感してみましょう。

【川がきの池】生き物にタッチ！

ドジョウやウグイなどの生きものに触れ、至近距離で観察できます。

【森のこばこ】木のぬくもりを感じよう

子供が木に触れて、ぬくもりを感じながら遊べるコーナー。子供の五感を育めます。

釣り&工作が楽しめる体験コーナー！

全身を使って生きものについて学ぶ体験コーナーなら、より鮮明に子供の記憶に残りそうです。

【釣り体験コーナー】釣ったその場で調理も！

敷地内にある釣り堀で魚釣りが楽しめます。釣った魚は、スタッフさんがから揚げにしてくれ、その場で食べられます。釣った魚をいただくことで、命の重さを感じられ、子供の食育にもつながります。

■釣り体験コーナー
開催期間：例年4月下旬～秋季
※冬季休業（開催期間は雪の量によって変動あり）
受付時間：9:30～15:30
料金：【竿・餌代】300円（水族館の当日券または年間パスポート提示で無料）、【魚代】1匹500円（調理代込み／釣り上げた魚はリリース不可）、【持ち帰り】保冷バッグ1枚200円、保冷剤1個100円

【オリジナルキャンバスエコバック作り】エコ活動デビューに♪

館内では、自分だけのエコバッグ作りができるコーナーも。水族館オリジナルのはんこを押して作るので、小さな子供でも簡単にチャレンジできますよ。

■オリジナルキャンバスエコバック作り
受付時間：開館中いつでも
料金：【Sサイズ】500円、【Mサイズ】700円、【Lサイズ】1,200円

福島県の水生生物について学べる「アクアマリンいなわしろカワセミ水族館」。家族でじっくり展示を眺めたり、体験コーナーに挑戦したりと、幅広い楽しみ方ができます。

多彩な展示を通じて、楽しみながら子供の学びを深めてみましょう

記事を書いた人

杞山穂花（Clay）

編集プロダクションClay所属の編集・ライター。食べること・文章を書くことがとにかく大好きです。やんちゃな愛猫に日々癒され中。パパママ、そして子供たちのワクワクドキドキな思い出づくりのお手伝いができれば幸せです！