親子の会津旅がもっと楽しくなる!<br/>秘密にしたい絶景&伝統工芸体験
公開日2022年02月24日/更新日2022年05月13日

親子の会津旅がもっと楽しくなる!
秘密にしたい絶景&伝統工芸体験

体験する
歴史・文化を感じる
PR

「会津旅の定番」というと、鶴ヶ城や猪苗代湖などの観光スポット、赤べこ作りや絵ろうそく作りなどの体験が有名ですが、実は定番以外でも親子が楽しめるおすすめのスポットや体験がたくさん!

そこで今回は、定番スポットの「次に行きたいところ」や、定番体験の「次に体験したいこと」を紹介します。自然が作り出す絶景、古くから受け継がれている伝統工芸体験など、家族だけの秘密にしておきたい会津の魅力をみていきましょう。

【下郷町】絶景を生みだす自然の宝庫「観音沼森林公園」

初夏の観音沼
初夏の観音沼

会津地域には磐梯山や会津駒ケ岳、飯富山など数多くの山々があり、どの山も魅力的な自然であふれています。「会津百名山」のひとつで、福島県下郷町にある標高1,640mの「観音山」のふもと900mほどに位置しているのが「観音沼森林公園」です。

公園一帯は、植物や昆虫、野鳥図鑑が大活躍しそうなほどの自然の宝庫で、四季を通じてさまざまな植物や野鳥が観察できます。2008年に国道289号が開通する前は「秘境」と呼ばれていたというのも納得です。

園内でも親子におすすめなのは、周囲およそ1.2kmの「観音沼」を囲む遊歩道からの眺め。季節ごとの美しい景観を間近で安心して見ることができます。

春の観音沼
春の観音沼

雪解けは4月上旬。春の訪れを告げるフクジュソウやコブシの花が咲き始めます。5月には、シダレザクラやシャクナゲなどのほか、氷河期の生き残り(氷河期の遺存植物の1つ)といわれているミツガシワも観察できます。

初夏は爽やかな新緑が広がります。沼にはジュンサイ、周辺にはアジサイやヤマユリなどが咲きます。

紅葉シーズンの観音沼
紅葉シーズンの観音沼

紅葉シーズンの最盛期には、沼の周り一面が赤や黄色に染まります。さらに、沼の水面に色づいた木々が映り込み、その風景はまさに絶景!

冬は雲海が広がります
冬は雲海が広がります

12月の中頃になり、雪が積もり始めると、公園一帯も雪景色に。初冬には雲海が発生し、公園の駐車場から見ることができます。

観音沼を囲む遊歩道のほかにも、広い園内には9つの散策路があります。全長3.2kmのコースは未舗装で起伏もあり、ちょっとしたハイキング気分で楽しめます。山歩きではないので、大人も子供も動きやすい普段着とスニーカーなどで十分です。

コース途中にある、日本遺産に認定されている「会津の三十三観音めぐり」のひとつ「嶽観音堂(だけかんのんどう)」、あずまや、芝が広がる憩いの広場などで休憩を挟みながら、見晴らし台、さらに先の展望台を目指しましょう。子供にも達成感が生まれるはず!

■観音沼森林公園
所在地:福島県南会津郡下郷町南倉沢
開園時間:終日開放
※閉鎖期間なし
※冬季はトイレを閉鎖、駐車場の除雪作業なし
料金:無料
設備:多目的トイレ、無料駐車場

公式サイトはこちら

【北塩原村】トレッキングコースも人気! 神秘の湖沼「五色沼」

五色沼で1番大きい「毘沙門沼」では、手こぎボートが楽しめます。磐梯山を眺めながら、親子でのんびりと湖上散歩をしてみましょう♪
五色沼で1番大きい「毘沙門沼」では、手こぎボートが楽しめます。磐梯山を眺めながら、親子でのんびりと湖上散歩をしてみましょう♪

福島県内には、猪苗代湖や桧原湖、尾瀬沼、只見湖など、観光スポットになっている有名な湖沼が数多くあります。そのなかで「神秘の湖沼」と呼ばれているのが、福島県北塩原村にある「五色沼湖沼群」(ごしきぬまこしょうぐん/通称:五色沼)です。

大小さまざまな30ほどの沼が点在しているエリアで、気象条件や時間帯ごとに沼の色彩が美しく変化することから「五色沼」という名前がついています。

五色沼の楽しみ方は、全長約4kmのトレッキング。探勝路が整備されているので特別な装備は不要で、動きやすい普段着でOKです。

五色沼で2番目に大きい「弁天沼」の湖畔には、柵付きの展望台が設置されていて、少し見下ろすように観察できます
五色沼で2番目に大きい「弁天沼」の湖畔には、柵付きの展望台が設置されていて、少し見下ろすように観察できます

コース内には、コバルトブルー、ターコイズブルー、エメラルドブルー、パステルブルー、エメラルドグリーンなど色彩が異なる沼が8つ(毘沙門沼・赤沼・みどろ沼・竜沼・弁天沼・るり沼・青沼・柳沼)あり、どの沼もとても神秘的です。

晴れの日はもちろん、あえて陽がささない天候の日に歩くのもおすすめで、いつ、何度訪れても感動できる絶景スポット! 2016年に「ミシュラン・グリーンガイド」1つ星に認定されているほどです。

トレッキングコースは道幅が広く歩きやすいですよ
トレッキングコースは道幅が広く歩きやすいですよ

人気の観光シーズンは夏と秋ですが、地元の人のいちおしは5月~6月。雪が溶け、新緑が芽吹く様子を親子で観察してみましょう。また、冬季はスノーシューで巡ることができます。春~秋シーズンでコースに慣れたら、ぜひ挑戦してみてくださいね。

地元や近隣自治体の小学生が課外授業や遠足で訪れることも多く、自然学習にぴったり! 「裏磐梯ビジターセンター」では、周辺で観察できる生きものを紹介する講演会やパネル展示コーナーもあり、散策前に予習をしていくと、散策がさらに楽しくなりますよ。

スノーシューをはじめ、長靴や双眼鏡、クマ鈴の貸し出しサービスも利用してみてくださいね。

■五色沼湖沼群
所在地:福島県耶麻郡北塩原村檜原剣ケ峯
開園時間:終日開放
※照明設備がないため日の入り後の利用は非推奨
料金:無料
設備:裏磐梯ビジターセンター(毘沙門沼側)、裏磐梯物産館(柳沼側)

公式サイトはこちら

【会津若松市】伝統工芸品「会津漆器」の蒔絵にチャレンジ!

2019年に鈴善漆器店蔵建造物群を「会津塗伝承館」としてオープン
2019年に鈴善漆器店蔵建造物群を「会津塗伝承館」としてオープン

福島県会津若松市にある「会津塗伝承館 鈴善」は、会津の伝統工芸品「会津漆器」を後世に伝えていくため、2019年にオープンした複合体験スポット。

1832年(天保3年)から漆器問屋として会津漆器産業を支えてきた「鈴善漆器店」の蔵建造物群を活用した施設で、敷地内は会津漆器の歴史や技法が学べる「会津塗伝承蔵」、漆器問屋に伝わる図案集や資料、貴重な作品などを並べる「美術蔵」、漆器購入ができる「漆器蔵」など6エリアにわかれています。

なかでも、「体験蔵」は会津漆器の蒔絵が体験できるエリア。子供の記憶に残る旅の思い出として、伝統工芸品のものづくり体験はおさえておきたいところです。

【蒔絵体験:ステップ1】アイテム選び

塗り物にきらびやかな蒔絵を施していきます
塗り物にきらびやかな蒔絵を施していきます

蒔絵体験は、絵付けをするアイテム選びからスタート! 体験用に用意された汁椀や皿、手鏡、カップ、ブレスレットのほか、店内で購入した商品に絵付けすることもできます。

【蒔絵体験:ステップ2】絵付け

絵付けをしていきます。粘度の高い白い塗料を「のり」のように使って、7色の粉で色付けをしていきます。絵柄見本はなく自由に好きなものを描けるほか、絵が苦手な場合は、本物のモミジを使った絵付けが可能です。

経験豊かなスタッフさんのサポートを受けながら、1時間ほどで完成です!

体験推奨年齢は小学生以上ですが、未就学児でも保護者のサポートがあれば体験可能です。

毎日使える自宅用のお土産にもなりますね!

■会津塗伝承館 鈴善「会津塗蒔絵体験」
所在地:福島県会津若松市中央1-3-28
体験可能時間:10:00~17:00
※営業時間は9:00~17:00
料金:1,900円~
※体験蔵の入館料は無料
予約:要予約(受付時間は10:00〜16:00)
※当日受付可
※電話での事前予約は0242-22-0680

公式サイトはこちら

【昭和村】機織り機で丁寧に作る「からむし織」体験

体験コーナー「織姫交流館」は「道の駅からむし織の里しょうわ」内にあります
体験コーナー「織姫交流館」は「道の駅からむし織の里しょうわ」内にあります

福島県昭和村では、カラムシという多年草から作る「からむし織」が江戸時代から受け継がれています。独特のハリがありながらも軽くしなやかで、通気性と吸湿性に富んでいる高品質な織物で、2017年には国の伝統的工芸品に指定されています。

昭和村にある「道の駅からむし織の里しょうわ」内の「織姫交流館」では、機織り機を使って、からむし織のコースター作り体験ができます。

機織り機は大人サイズですが、小学校3・4年生くらいから1人で体験でき、小学校低学年や未就学児は、保護者がペダルを踏んであげるなど、親子二人三脚で取り組めます!

コツを覚えたら子供でも簡単に織っていけます
コツを覚えたら子供でも簡単に織っていけます

機織り機の前に座ったら、足は左右のペダルを順番に踏む動きを、手は経糸(縦糸)に緯糸(横糸)を入れていく動きを繰り返します。複雑な動きに見えますが、スタッフさんのサポートもあり、焦らずゆっくり丁寧に織っていけばコツをつかめるそう。

10cm×10cmの大きさのコースターを作ります
10cm×10cmの大きさのコースターを作ります

所要時間20~30分ほどで織り上げるコースターは、同じ織り方でも力の入れ方や糸のハリ具合で1枚1枚仕上がりの印象が異なり、手作りのぬくもりを感じられるはず!

作ったコースターは、織姫交流館が預かり、端かがりを施して完成です。1週間ほどで自宅に郵送されます。手元に届いたとき、体験の思い出が鮮明によみがえりそうですね。

■道の駅からむし織の里しょうわ 織姫交流館「からむし織体験」
所在地: 福島県大沼郡昭和村佐倉上ノ原1
体験可能時間:金~日曜、祝日の9:00~16:00
※営業時間は9:00~17:00(12月29日~1月3日は休業)
料金:1,100円(送料込み)
予約:3人までは当日受付可、4人以上は要予約
※予約方法は電話(0241-58-1655)、またはメール(info@karamushi.co.jp)

公式サイトはこちら

会津地域は、「中央エリア」「東エリア」「西エリア」「南エリア」「北エリア」の5エリアにわかれていて、各地域に根付いた文化と歴史がまだまだたくさんあります。家族だけの「定番以外」をぜひ見つけてみてくださいね。

  • ページの内容は、掲載時のものであり最新の情報ではない場合もあります。
    お出かけされる際は、最新の公式情報を必ずご確認下さい。