懐かしい味わいが評判!
郷土料理「武蔵野うどん」のお店
埼玉県入間市の「手打うどん つきじ」は、同市を含む武蔵野台地の郷土料理「武蔵野うどん」を食べられるお店。
かつてはどの家庭でも当たり前だった手打ちにこだわり、地元産の小麦の味わいと、コシのある食感を味わえます。子連れでの外食デビューにもぴったり!
西武池袋線「入間市駅」から歩いて15分ほどの場所にあります。
武蔵野のふるさとの味を気軽に楽しめる
小麦や大麦の栽培が盛んだった武蔵野台地を代表する郷土料理「武蔵野うどん」。
かつてこの地方では「うどんが打てないと嫁に行けない」とまで言われ、どこの家庭でもうどんは手打ちが当たり前。冠婚葬祭などの集まりがあるとよく振る舞われる料理でもありました。
時代が進み、その慣習も薄れてきた1975年(昭和50年)に「手打うどん つきじ 」は開店しました。
創業以来ずっとこだわっているのが、昔ながらの手打ちです。鰹(かつお)だしをベースにした濃いめのつゆとの相性も抜群。
その懐かしい味わいに「昔、ばあちゃんが作ってくれたうどんだ!」との声も。地元のファンに長年愛され続けているお店です。
シンプルな「もり」から具だくさんまで♪
人気メニューのベスト3は、1位が田舎風のつけ汁で食べる「肉汁うどん」(並580円)、2位が、好みでつゆを選べる「もりうどん」(並480円)、3位が自家製の揚げ玉が絶品の「たぬきうどん」(並550円)。
小麦の香りやコシを楽しめるシンプルなものから、卵や肉が入ったボリュームたっぷりのものまで、いろいろな味わいが楽しめます。
子供と一緒の外食にぴったり!
離乳食の段階に応じて、すりつぶしたり、細かく切ったりして利用することも多いうどんは、小さな子供に取り分けて食べたいときに便利なメニュー。親子の外食にぴったりです。
店内には絵本もあり、子連れウェルカムな雰囲気。
また、ご主人がうどんを打つ様子を店の外から見ることもできます。おなじみの料理ができあがる様子は、子供にとっても興味深いはず!
ほかのお客さんのじゃまにならないよう、また安全にも気をつけながら、親子で見学してみましょう。うどんの種類や作り方、地域の食文化について話すきっかけにもなりますね。
とりっぷノート★地元FMパーソナリティが魅力を紹介!
親子で食べるなら、ふわふわの卵がやさしい味わいの「玉子とじうどん」(570円〜)がおすすめ。サイズは1.5玉の「中」がぴったりです。
熱々のできたても、子供用の器に取り分ければほどよい温度になりますよ。
ネギが苦手な人は、注文時にリクエストするとネギ抜きにしてもらえます(FMチャッピーパーソナリティ・篠田敬子さん)
記事を書いた人
高柳涼子
雑誌編集部出身のフリーランス。ライティングと校閲を中心に、ときどき編集も手がける3児の母です。これまでに関わった分野は、求人、教育、ウェディング、アート、手芸、田舎暮らし、食育、仏教、旅行、料理、子どもなど。仕事を通して新しい世界に触れ、記事や本を読んだ方の役に立つことが何よりの喜びです。
スポット基本情報
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スポット名 | 手打うどん つきじ |
ふりがな | てうちうどん つきじ |
住所 | 埼玉県入間市宮前町7-12 |
電話番号 | 04-2962-8096 |
営業時間 | 11:00~17:00 ※なくなりしだい閉店 |
定休日 | 木曜 |
料金 | もりうどん(並480円/中580円/大690円)、肉汁うどん(並580円/中710円/大810円)、玉子とじうどん(並570円/中690円/大790円)ほか |
アクセス | 【電車】西武池袋線「入間市駅」より徒歩で約15分 【車】圏央道・狭山日高IC より約5分 |
駐車場 | 駐車場あり |
備考 | 駐車場は無料です |
公式URL | 公式URLはこちら |