大村の歴史に触れる文化財
武家屋敷なら「旧楠本正隆屋敷」へ
長崎県大村市にある「旧楠本正隆屋敷」は幕末から明治にかけて活躍した政治家楠本正隆が明治3年に建築した屋敷です。
屋敷は、建物、庭園とも良く残され、大村の武家屋敷の流れを組む貴重な遺構として、建物が「旧楠本家住宅」として県有形文化財に、建物を含む敷地全体が市史跡に指定されています。
楠本正隆氏とは?

楠本正隆は、幕末大村藩勤王三十七士として、倒幕から明治維新に活躍しました。
明治新政府では、行政官として長崎府判事、新潟県令、東京府知事などを歴任し、特に近代的な都市づくりに貢献した人物です。新潟では難題が多かった明治初期の県政をまとめ上げ名県令と謳われており、後に国会議員となり、衆議院議長を務めました。
旧大村藩内に残る武家屋敷の遺構としては、最も形式の整ったものの一つ
明治3年に建築した屋敷は建物だけでなく石垣、庭園などを含めた屋敷他の全体がほぼそのまま残っており、旧大村藩内に残る武家屋敷の遺構としては、最も形式の整ったものの一つです。
屋敷は一般公開され、建物や庭園を見学できるほか、幕末維新に関する資料も展示されています。
春はひなまつりも開催されます
旧楠本正隆屋敷では春や秋に催しがあり、春は「大村のひなまつり」が開催されます。
期間中、大村家の内裏雛(だいりびな)を展示します。この内裏雛は、大村藩最後の藩主・大村純熈(すみひろ)公の御息女・憲子(けんこ)姫のために、明治初期に京都の人形店・丸屋で製作されたものです。
また、4月には大村市茶道連合会による「雛の茶会」も催されます。
秋も催しが開催され、庭園の紅葉もお楽しみいただけます。

近隣には国指定名勝の旧円融寺庭園もございます
旧楠本正隆屋敷から歩いて数分の場所に旧円融寺庭園があります。
旧円融寺庭園には斜面を利用した枯山水の石庭が残り、江戸初期の様式を伝える名園といわれています。江戸初期様式の石組庭園としては全国にも数少ない貴重な文化遺産で、国指定名勝となっています。
池のほとりから階段にかけて咲き誇る桜は圧巻で、桜吹雪が池の水面に浮かぶ様子も風情があります。石段や石垣とソメイヨシノが美しく調和する風景が楽しめ、知る人ぞ知るお花見スポットです。
ぜひ旧楠本正隆屋敷とともにご覧ください。
スポット基本情報
| |
|---|---|
| スポット名 | 旧楠本正隆屋敷 |
| ふりがな | きゅうくすもとまさたかやしき |
| 住所 | 長崎県大村市玖島2丁目291番地4 |
| 電話番号 | 0957-52-9885 |
| 営業時間 | 午前9時~午後5時 |
| 定休日 | 月曜日(月曜日が祝日の場合その翌日) 年末年始(12月29日~1月3日) |
| 料金 | 大人(高校生以上) 200円/1人 小人(小・中学生) 100円/1人 |
| アクセス | 長崎自動車道大村ICから車で15分 駐車場は普通車10台 |
| 駐車場 | 駐車場あり |
| 備考 | 営業時間・定休日は変更となる場合がございます |
| 関連URL | |