三芳町で味わう“地産地消グルメ”
地元のそば粉を使った純手打ちそば

「川越いも」と呼ばれるさつまいもや、みよし野菜が有名な埼玉県三芳町（みよしまち）ですが、そばの栽培も盛んに行われているのをご存知ですか？

「手打そば うどん 富」では、三芳で採れたそば粉を100%使用した純手打そばや、みよし野菜を使った料理を楽しむことができます。

※撮影時のみ、マスクを外しています
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

地産地消がモットーのそば屋さん

農家が連なる“いも街道”沿いにある「手打そば うどん 富」。店長の宮寺光一（みやでらこういち）さんとご家族は、もともとこの地で農業を営んでおり、「自園で採れた食材を味わってもらいたい」という思いから1996年にお店をオープンさせました。

店内はカウンター席、シート席のほか、広々としたお座敷もあるので、小さな子供連れでも過ごしやすい環境です。

そばを「育てて・作って・食べる」食育体験も！

店主の宮寺光一さんと奥さんのあけみさん

「地産地消にこだわっていて、自園で採れた野菜を中心に、三芳産の食材を使っています。生まれも育ちも三芳の上富（かみとめ：店舗周辺のエリア名）なので、ご近所さんはみんな知り合いなんですよ。どんな野菜が採れるか聞いて、近所から直接仕入れるという感じですね」と語ってくれた宮寺さん。

お店に掲示されているプロジェクトの張り紙

そんな宮寺さんが取り組んでいるのが、ふじみ野市蕎麦商組合有志プロデュースの「農と食（店）を繋ぐプロジェクト」。

種まきの段階からそばを栽培・収穫し、最後は手打ちそば教室を開催して、育てたそばを打って味わうというおもしろい試みです。

参加枠に空きがあれば誰でも参加可能です。子供の食育にもなる貴重な体験ができそうです！

三芳愛が詰まったメニューがいっぱい！

「手打そば うどん 富」で食べられる人気のメニューをご紹介します。

必ず食べておきたい人気メニュー「みよしっ子セット」

「みよしっ子セット」（1,540円）

三芳で取れたそば粉だけで打った十割そばに、「富の川越芋2色コロッケ」とお惣菜が付いた「みよしっ子セット」。

2色コロッケの味は2種類。紫芋のコロッケにはチーズ、黄色い芋のコロッケには豚ひき肉が入っています。

そばはもちろん、野菜も全て三芳産。ボリューム満点で、三芳町に遊びに来たらぜひ食べておきたいスペシャルなセットです。

さつまいもシーズンの大人気メニュー「富の川越いも」

「富の川越いも」（610円）

さつまいものシーズンに大人気なのが天ぷらメニュー「富の川越いも」です。厚切りの「富の川越いも」（いも街道周辺でとれるさつまいものこと）を10分ほど蒸したあとに衣を付けてカリッと揚げているのだそう。ほっくりした食感で食べ応えがあり、さつまいもの甘味がしっかりと感じられます。

子供も大満足「お子さまセット」

「お子さまセット」（420円）

「お子さまセット」は、そばかうどんから選ぶことができ、おにぎり、ポテトフライ、アイスがセットで付いています。

大人向けの量の一品を食べきれない小さいうちは、こういうセットが助かりますよね！

自家製野菜を使ったデザート「こまっちゃう菜アイスクリーム」

「こまっちゃう菜アイスクリーム」（275円）

自園で採れたサラダ小松菜「美味しすぎてこまっちゃう菜」を使ったアイスクリーム。 「美味しすぎてこまっちゃう菜」は、出汁を取ったあとのカツオ節を堆肥に混ぜて肥料に使い、育てている新野菜なのだそう。ほどよい甘さでさっぱりとしたあと味のデザートです。

店主の宮寺さんの三芳町愛が詰まった地産地消グルメをぜひ味わってみてください！

記事を書いた人

宇都宮薫

多摩美術大学卒業。編プロ勤務を経て、フリーランスの編集者・ライターとして活動。雑誌・ウェブメディアなどへの執筆のほか、書籍（ビジネス書・実用書・コミックエッセイ等）の編集・構成を手掛ける。得意ジャンルは生活情報全般、出産育児、健康、おでかけ、グルメなど。趣味は地図を見ること、まち歩き、絵を描くこと♪