桜・菜の花・チューリップ
春の富山で楽しむ花のイベント3選
北陸地方にある富山県では、首都圏に比べて春が少し遅れてやってきます。4月上旬からゴールデンウィーク(GW)にかけて、桜や菜の花、チューリップと言った春を代表する花の見頃を迎えます。
そんな富山県内の春の訪れを告げる「花のイベント」を厳選してご紹介します。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
新幹線で東京から約2時間!立山連峰や日本海の自然を満喫できる富山の魅力
富山県は、日本列島のちょうど中央北部に位置し、石川県、福井県とともに北陸三県のひとつとして知られています。
県内北部は日本海に面し、ほかの三方は立山連峰をはじめとする山岳地帯に囲まれており、豊かな自然環境に恵まれています。
2015年に北陸新幹線が開業し、東京から約2時間でアクセスができるようになり、ますます身近になりました。
北アルプスの残雪とカラフルな花のコントラストが見事!あさひ舟川「春の四重奏」
富山県内でも北東部に位置する朝日町を流れる舟川沿いの桜並木では、2024年4月1日(月)から17日(水)まで、「あさひ舟川『春の四重奏』」が開催されます。
1957年に河川改修が行われた舟川には、地元の方々によって植えられたソメイヨシノの桜並木が堤防約1.2kmにわたって続いています。桜並木のそばには、桜の開花にあわせて楽しめるようにと、菜の花や極早生のチューリップも植えられており、桜・菜の花・チューリップの共演が楽しめます。
花の見頃の時期は、真っ白に雪が残る北アルプス山々と、色とりどりの花々が広がる景色は圧巻です。
■あさひ舟川「春の四重奏」
開催日:2024年4月1日(月)~17日(水)
開催場所:舟川べり桜並木(富山県下新川郡朝日町舟川新)
入場料:無料
約230万本ものチューリップが一面に広がる!にゅうぜんフラワーロード2024
朝日町と同じく富山県の北東部にある入善町。立山の雪解け水が町内のいたるところで湧き出す美味しい水が自慢のまち。
そんな入善町の春の一大イベント「にゅうぜんフラワーロード2024」が2024年4月6日(土)から4月下旬まで開催されます。今年の会場は「入善城下センター」の西側の農地。約70種類、230万本ものチューリップが一面に咲き誇ります。
■入善フラワーロード2024
開催日:2024年4月6日(土)~4月下旬
開催場所:入場浄化センター西側 (富山県下新川郡入善町東五十里65)
入場料:無料
国内最大級の花の祭典!2024となみチューリップフェア
砺波市は、大正時代からチューリップの栽培が行われている「チューリップのまち」として知られています。市内の「砺波チューリップ公園」では、2024年4月23日(火)から5月5日(日・祝)まで、「2024となみチューリップフェア」が開催されます。
2024年は、「チューリップで広がる 彩りの波」をテーマに公園内で約300種類300万本ものチューリップが観賞できます。
なかでも注目は、高さ4m長さ30mのチューリップの回廊「花の大谷」。富山県を代表する観光名所のひとつ「雪の大谷」を花で表現した「花の大谷」はまさに圧巻の景色です。
ほかにも、2022年度に皇室献上されたチューリップ品種を見ることができる「チューリップ四季彩館」など、見どころがたくさん! 5月5日(日・祝)の「こどもの日」には、中学生以下無料で入場できるので、ぜひ、親子で彩り豊かなチューリップを堪能してみてくださいね。
■2024となみチューリップフェア
開催日:2024年4月23日(火)〜5月5日(日・祝)
開催場所:砺波チューリップ公園 (富山県砺波市花園町1-32)
入場料:大人 1,500 円(前売・団体 1,400 円)、小人 200 円、未就学児無料
花の見頃が首都圏に比べ少し遅いので、ゴールデンウィークまで楽しめるイベントも。今年の春は豊かな自然に囲まれた北陸富山へ、家族でおでかけしてみてはいかがでしょうか。
記事を書いた人
大縄典子
いこーよとりっぷ編集部/転勤族の夫を持ち様々な土地に縁がある、大学生の息子、高校生の娘がいるママ。結婚後、子育てに専念するため10年以上の専業主婦経験を経て、ひょんなことから社会復帰を果たす。今は様々な自治体とのやり取りをしながら、まちの魅力を伝える仕事に情熱を燃やしています。人と話すことが好き。
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