静岡の親子向けグルメスポット4選<br/>定番の海鮮&うなぎ、スイーツも!
更新日2023年05月19日/公開日2023年05月15日

静岡の親子向けグルメスポット4選
定番の海鮮&うなぎ、スイーツも!

食べる

静岡県には、温暖な気候や地域の特徴を生かした名物グルメが充実! 浜名湖のうなぎから、焼津港&清水湊の天然マグロ、温暖な気候でのびのび育ったブランド牛、伝統農法で栽培される「石垣いちご」のスイーツまで、どれも親子で食べてみたいものばかりです。

そこで今回は、静岡県のおすすめご当地グルメスポットを厳選紹介。現地だからこそ味わえるおいしさを、親子でたっぷり満喫してくださいね。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

静岡市周辺で徳川家康を学ぶ旅

「焼津港みなみ」で希少なミナミマグロに舌鼓(静岡市)

夜のコース料理の一例。鮮度抜群の刺身盛りあわせ、本日の焼き魚などはアラカルトでも注文可能
夜のコース料理の一例。鮮度抜群の刺身盛りあわせ、本日の焼き魚などはアラカルトでも注文可能

大小50近くの漁港がある静岡県にやってきたら、やっぱり海鮮グルメを食べなくちゃ!

「静岡駅」から歩いて3分ほどの場所にあるマグロの名店「焼津港みなみ」。焼津港で水揚げされた天然南マグロをはじめ、熟練の目利きが選んだ極上のマグロがリーズナブルに食べられるお店です。

夜のコースでいただいたミニ海鮮丼。マグロの切り身数種とネギトロ、生シラス、卵焼きが口のなかで極上のハーモニーを奏でます
夜のコースでいただいたミニ海鮮丼。マグロの切り身数種とネギトロ、生シラス、卵焼きが口のなかで極上のハーモニーを奏でます

名物はランチのマグロ丼(全7種)。なかでも一番人気は、“赤いダイヤ”と称される焼津港のミナミマグロをのせた「天然南まぐろ丼」(1,780円)です。

夜の部にも、ミナミマグロやホンマグロを中心に、おいしい海鮮メニューが充実していますよ。

■焼津港みなみ
所在地:静岡県静岡市駿河区南町2-14 1F
営業時間:11:00〜14:00(その日の提供数がなくなり次第終了)/火~土曜17:30~21:00(LO20:30)
※ランチタイムは予約不可
定休日:昼の部は無休なし/夜の部は日・月曜
料金:本日のまぐろ丼(ランチ)1,100円、など

公式サイト

しずおか牛のすき焼きが絶品!「三笑亭本店」(静岡市)

「三笑亭(さんしょうてい)本店」の「すきやき会席」より。牛肉は赤みとサシのバランスが絶妙です
「三笑亭(さんしょうてい)本店」の「すきやき会席」より。牛肉は赤みとサシのバランスが絶妙です

1895年(明治28年)創業の「三笑亭本店」は、「しずおか牛」にこだわった老舗。厳選された黒毛和牛を、名物のすき焼きやステーキ、しゃぶしゃぶなどで存分に堪能できます。

静岡県では昔から牛の飼育が盛んで、「遠州夢咲(えんしゅうゆめさき)牛」「掛川牛」「あしたか牛」など、数々のブランド牛が生産されています。静岡県では、それらのご当地ブランドを総称し「しずおか和牛」としています。

「しずおか和牛」が食べられる店一覧をチェック

歴史ある建物にも注目!

静岡市の中心地にあり、緑に囲まれた風情ある佇まいのお店です
静岡市の中心地にあり、緑に囲まれた風情ある佇まいのお店です

食事と一緒に、見どころいっぱいの歴史ある建物にも注目してみましょう。

女将の大石さち子(おおいしさちこ)さん。現在の経営者は5代目の息子さん
女将の大石さち子(おおいしさちこ)さん。現在の経営者は5代目の息子さん

女将の大石さち子さんによると、「ぜひ天井もご覧くださいね。今では伐採できない天然記念物の屋久杉の一枚板で作られているお部屋もあるんですよ」とのこと。

お座敷の欄間(らんま)や、廊下、柱にも松の一枚板や一本杉などが使われているそうで、素人目にも貴重なものだとわかりました。

なお、隣には「れすとらん さんしょうてい」を併設。ハンバーグや焼肉定食など、より気軽なメニューがそろっています。

■三笑亭本店
所在地:静岡県静岡市葵区両替町2-2-2
営業時間:11:00~14:00(LO14:00)/17:00~21:00(LO21:00)
定休日:日曜(翌月曜が祝日の場合は日曜営業、月曜祝日が休み)
料金:昼のおまかせ小会席5,082円、すきやき会席9,317円~

公式サイト

“いちご海岸通り”で石垣いちごのスイーツを(静岡市)

いちご農家の直営店が並ぶまち。正面に駿河湾(久能海岸)が見えてきます
いちご農家の直営店が並ぶまち。正面に駿河湾(久能海岸)が見えてきます

徳川家康を祀る「久能山東照宮」から1,159段の石段を下ると、産直いちごや加工品を販売する店舗が左右にずらり!

久能エリアは、伝統的な「石垣いちご」の生産地で、通称“いちご海岸通り”と呼ばれる国道150号周辺に30以上のいちご農家が軒を連ねます。

“いちご海岸通り”沿いには、いちごソフトクリームやパフェなどを販売する店も点在しています
“いちご海岸通り”沿いには、いちごソフトクリームやパフェなどを販売する店も点在しています

食べ放題のいちご狩りや、新鮮ないちごの販売は例年1月末から5月末までですが、いちごの加工品やスイーツなどは通年販売する店がいっぱい。参拝の前後に、立ち寄ってみてくださいね。

「石垣いちご」の歴史や特徴は?

石垣での栽培は、石垣が太陽熱をためこむため暖房が不要で環境にも優しい
石垣での栽培は、石垣が太陽熱をためこむため暖房が不要で環境にも優しい

「石垣いちご」の栽培は、「久能山東照宮」の宮司がアメリカから苗を持ち帰った西暦1900年頃に始まったのだとか(諸説あり)。

山の斜面の石垣を利用するため水はけがよく、すべての実にまんべんなく陽が当たるので、うまみたっぷりのいちごが育ちます。

主力品種は静岡市発祥の「あきひめ」
主力品種は静岡市発祥の「あきひめ」

主力品種の「あきひめ」は、甘くジューシーで“赤ちゃんでもかじれるほどやわらかい”のが特徴。そのため遠方への出荷が難しく、地域によっては市場に出回らない貴重品です。

静岡ならではの味覚を、ぜひ現地で購入して堪能しましょう。

■いちご海岸通り
所在地:静岡市駿河区・清水区(国道150号)

公式サイト 

静岡グルメの定番!うなぎの名店「うな助」(掛川市)

和モダンな店構えの「うな助」
和モダンな店構えの「うな助」

静岡グルメの代表といえば、浜名湖産のうなぎ。浜松市内にはうなぎ専門店が多数ありますが、じつはその隣にある掛川市にも、名店が点在しています。

「うな重」中2,600円、上3,600円、特上4,800円。店内にはテーブル席のほか、ファミリーで過ごしやすいお座敷席があります
「うな重」中2,600円、上3,600円、特上4,800円。店内にはテーブル席のほか、ファミリーで過ごしやすいお座敷席があります

なかでも「うな助」は、創業70年以上の歴史を持ちながら、気取らない雰囲気で地元客にも人気の店。炭火でじっくり焼き上げたうなぎは、肉厚でふわふわ。口に入れるとホロっと溶けるように柔らかく、絶品です。

■うな助
所在地:静岡県掛川市掛川1071-1
営業時間:11:00~14:30(LO13:45)、16:30~19:30(LO19:00)
定休日:火曜(祝日は営業)
料金:うな丼2,100円、うな重2,600~4,800円

公式サイト

静岡県には、ほかにも富士宮焼きそば、浜松餃子など、話題のグルメがいっぱい。何度でも足を運んで、親子の楽しい思い出を作ってください。

記事を書いた人

雨宮あかり

「いこーよとりっぷ」エディター/食べること・飲むこと・音楽が大好きなママ編集者。世界中の音楽フェスを体験すること&ベルギービールの醸造所めぐりが夢です♪ 特技はアロマセラピートリートメントです。

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