東京から約2時間!ほどよい田舎で
絶景&グルメ&体験満喫
長野県北部の「飯綱町」は、北信五岳を望む自然豊かな町。都心から新幹線で約1時間半のJR長野駅から、車で30分ほどの位置にあります。雄大な景色や咲き誇る花々、自然体験、グルメもそろい、ファミリーの観光におすすめのスポットです。
そこで今回は、いこーよモニターの安武さんファミリー(パパ、ママ、カズマくん5歳)が1泊2日で飯綱町におでかけ。見どころ満載の旅の模様をレポートします!
水芭蕉が咲き誇る「むれ水芭蕉園」を散策
飯綱町を訪れた4月下旬は、桜や桃、カタクリ、リンゴなどが一気に花開き、町中がパステル色に染まる時期。ちょうど「花めぐりデジタルスタンプラリー2021」が開催中ということで、対象スポットを含む名所をめぐりました。
最初に訪れたのは、41万株の水芭蕉と10万株のリュウキンカが咲く「むれ水芭蕉園」。子供の頃から何度も長野県を訪れてきたというママも、「水芭蕉を見たのは初めて!」と美しい景色に見入っていました。
飯綱町ならではの体験を満喫!
飯綱町では、地元の人たちによる自然体験プログラムやワークショップが開催されています。今回は、町の名勝・霊仙寺湖で「ブッシュクラフト」を体験しました。
ブッシュクラフトとは、必要最低限の道具と自然の中にある材料で必要なものを用意するテクニック。
そのなかでも今回は火起こしに挑戦。講師の田中洋満さんにコツを教わりながら、親子で協力してサバイバルナイフで薪を割り、火の粉を作るメタルマッチを使って火を起こします。火を扱うのも初めてというカズマくんでしたが、根気強くチャレンジして、見事、火を起こすことに成功!
とっても誇らしげなカズマくんと、「集中してやり遂げたことに子供の成長を感じました」とうれしそうなママパパの表情が印象的でした。
続いて、飯縄山、黒姫山、妙高山を望む景色が美しい湖畔の芝生広場へ。カズマくんは走り回ったり、ターザンロープや大型遊具で遊んだりと楽しそう! 4月末からは巨大なスライダーやキッズバイク、スワンボートなども楽しめます。
昼食のため、すぐ近くの「天狗の館」に移動。ここには無料のスラックラインパークが併設されていて、思わず夢中になるカズマくん。不安定なラインの上を渡るのは大人でも難しく、カズマくんも1人ではなかなか上手には渡れませんが、それでも何度も繰り返し遊んでいました。
「天狗の館」で信濃グルメを満喫!
いよいよお楽しみの昼食。「天狗の館」は、湖畔を望む露天風呂が人気の施設。食堂併設の無料休憩所もあり、広い座敷で美しい景色を眺めながらのんびりくつろげます。
パパは飯綱町の地鶏を使った「信濃地鶏御膳」、ママは町に伝わる天狗伝説にちなんだ「天狗の麦飯定食」に舌鼓。カズマくんは「お子様ランチ」とおまけの玩具にご満悦でした。
「丹霞郷(たんかきょう)」で桃の絶景に感動!
2日目の朝は、約1,500本の桃の花が咲き誇る「丹霞郷(たんかきょう)」からスタート。北信五岳を背景に広がる、色鮮やかな景色が圧巻です。
「桃の花と菜の花の色の対比が素晴らしいですね!」(パパ)
「こんなにたくさんの桃の花は初めて。次回は桃が採れる季節に訪れたいです」(ママ)
お土産を買いに「サンクゼールの丘」へ
次は、全国に合計約140の専門店を展開している「St.Cousair(サンクゼール)」「久世福商店」の本店でショッピング。見晴らしの良い丘にぶどう畑やワイナリー、ショップ、レストランを備え、雄大な景色も楽しめるスポットです。
「外観がとても素敵で、外国に来たような気分!」とママ。「ご当地ものや限定品に目がない」というパパと相談して、飯綱町産リンゴで作った店舗限定シードルとワインを購入しました。
カズマくんはジェラート売場を発見! チョコチップ味を買って2階のおしゃれな休憩スペースでひと休み。「美味しい!」と太鼓判でした。
「いいづなアップルミュージアム」で名産品のリンゴを学ぶ
その後、「サンクゼールの丘」から約1kmの「いいづなアップルミュージアム」に立ち寄りました。ここは、リンゴにまつわる資料やグッズ、香りを嗅ぐ箱(写真)のような体験型の展示もそろった博物館。カズマくんはリンゴに関するたくさんの絵本を読んで楽しんでいました。
本場のそばが美味しい! 「そば処 よこ亭」へ
昼食は町内産のそば粉(信濃1号)を使った「そば処 よこ亭」へ。「リンゴの天ぷらが美味しい! つるつると喉ごしのよいおそばを頂きながら広大な景色を一望でき、贅沢な気持ちです」とママ。そば打ちの実演を見られるのも、おすすめのポイントだそう。
そば好きのカズマくんも美味しいおそばに夢中。「子供って正直。美味しいものはわかるんですよね」と、ママもパパも笑顔でした。
町の交流拠点「いいづなコネクトEAST」を見学
最後に、地元の人々の交流や仕事創出のための施設「いいづなコネクトEAST」を訪問。廃校を改装したおしゃれな施設内には、特産のリンゴを用いたシードルの醸造所やスイーツが人気のカフェ、ワークスペース、図書室、子供の遊び場などがあり、地元の人々で賑わっていました。
「林檎学校醸造所」でクラフトシードルをチェック
ここは醸造所を併設したシードル専門店。社長の小野司さんから商品の種類や特徴などを聞き、好みに合いそうなものを購入しました。あまりに美味しくて、翌日にパパが1人で飲んでしまったそうです。
「奥のカウンターで、外を眺めながらシードルを試飲できるのがいいですね。今回は車だったので無理でしたが、ぜひその場で味わってみたかった」(ママ)。
ヤギとのふれあい&大型遊具も!
カズマくんは、校庭にカラフルな大型遊具や木製アスレチックを見つけて大はしゃぎ。
いいづなコネクトEAST近くにはヤギの飼育小屋もあります。動物とふれあった経験が少ないというカズマくんでしたが、何度も草を食べさせて楽しそうでした。
ワーケーションをサポートする設備も!
同施設2階には、Wi-Fiやコピー機を完備した「ワークラボ」があります。窓の外に美しい里山の景色が広がる静かな環境で仕事ができるので、今話題のワーケーションにもぴったり! 料金は1時間200円・1日1,000円。
「風景や空気、時間の流れ方に癒され、穏やかな気持ちで過ごせました。霊仙寺湖周辺の景色が素晴らしかったので、キャンプ道具を持って出かけたいです」(ママ)と、大満足だった今回の旅。ほかにも、飯綱町には魅力あふれるスポットがいっぱいです。ぜひ家族で訪れてみてくださいね。
今回の旅スポットMAP
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