東京の二大庭園で花菖蒲が見ごろへ<br/>小石川後楽園と清澄庭園で祭典開催
更新日2024年03月29日/公開日2024年03月29日

東京の二大庭園で花菖蒲が見ごろへ
小石川後楽園と清澄庭園で祭典開催

見る
東京都文京区

東京にある歴史深い2つの庭園、「小石川後楽園(文京区)」と「清澄庭園(江東区)」で、2024年5月25日(土)~6月9日(日)の期間、ハナショウブの見ごろにあわせたイベント「小石川後楽園×清澄庭園『花菖蒲がむすぶ 園結び』」が開催されます。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

「小石川後楽園×清澄庭園『花菖蒲がむすぶ 園結び』」とは?

国の特別史跡特別名勝「小石川後楽園」と、東京都名勝「清澄庭園」は、毎年多くの人が訪れるハナショウブの名所です。

両園とも例年5月下旬~6月上旬に見ごろを迎え、この時期には「花菖蒲がむすぶ 園結び」と題して、小石川後楽園と清澄庭園にて伝統芸能や演奏会などさまざまな催しが実施されます。

小石川後楽園で「花菖蒲を楽しむ」

小石川後楽園ハナショウブ最盛期の様子
小石川後楽園ハナショウブ最盛期の様子


小石川後楽園は、江戸時代初期1629年に水戸徳川家の祖である頼房(よりふさ)が、江戸の中屋敷の庭として造ったもので、二代藩主の光圀(みつくに)の代に完成した庭園です。

園内では、約700株のハナショウブの見ごろにあわせたイベント「花菖蒲の小道」を開催。より近くでハナショウブを観察できるよう、菖蒲田の脇に木道「花菖蒲の小道」が設けられます。

加えて、伝統芸能「雅楽」の公演や、庭園ガイドによる園内散策ツアーが予定されており、美しく咲き誇るハナショウブと共に楽しめます。

三福団子
三福団子

期間中は、大福・幸福・裕福の3つの福が一体になった縁起の良いおだんご「三福団子」を販売するキッチンカーも出店。来園記念におすすめです。

清澄庭園で「花菖蒲と遊ぶ」

清澄庭園ハナショウブ最盛期の様子
清澄庭園ハナショウブ最盛期の様子

清澄庭園は、江戸時代、下総国関宿藩主・久世大和守(くぜやまとのかみ)の下屋敷を含むこの邸地を、岩崎彌太郎が買い取り、社員の慰安や貴賓を招待する場所として、開園した庭園です。

清澄庭園では、同時期に「花菖蒲と遊ぶ」と題したイベントを開催。ハナショウブやアジサイなど初夏の庭園を彩る花々を背景に、演奏会や庭園ガイドによる散策ツアー、ハナショウブの写真展示などが行われます。

お休み処「清澄茶屋」
お休み処「清澄茶屋」

お休み処「清澄茶屋」では、庭園の景色を眺めながら楽しめる、お抹茶セットなどを提供。期間中はテラス席も用意されます(テラス席は雨天荒天時中止)。

東京の二大庭園で開催される「花菖蒲がむすぶ 園結び」は、新緑の美しい田園風景と共に優美なハナショウブの色彩を楽しめる絶好の機会です。東京のオアシスとなる両園に足を運んでみませんか?

■花菖蒲がむすぶ 園結び
開催期間:2024年5月25日(土)~6月9日(日)
時間:9:00~17:00(最終入園は16:30まで)
場所:小石川後楽園、清澄庭園

【小石川後楽園】
住所:文京区後楽1-6-6
入園料:一般300円、65歳以上150円
※小学生以下および都内在住・在学の中学生は無料
※5月4日(土・祝)は「みどりの日」で無料
※5月5日(日・祝)は「こどもの日」で中学生以下は無料

【清澄庭園】
住所:江東区清澄3-3-9
入園料:一般150円、65歳以上70円
※小学生以下および都内在住・在学の中学生は無料
※5月4日(土・祝)は「みどりの日」で無料
※5月5日(日・祝)は「こどもの日」で中学生以下は無料

公式サイト

記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部

「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。

  • ページの内容は、掲載時のものであり最新の情報ではない場合もあります。
    お出かけされる際は、最新の公式情報を必ずご確認下さい。