【町田】親子向け観光スポット5選
2024秋におすすめ&日帰りOK!
東京都の南端に位置する町田市。約200匹のリスが自由に跳ね回る「町田リス園」や、“日本の歴史公園100選”に選ばれた「薬師池公園」など家族で楽しめるスポットが充実しています。
そこで今回は、町田市の観光スポットをご紹介! 「新宿駅」から小田急線で約30分とアクセス抜群なので、秋の週末や連休に日帰りで小旅行を満喫してください♪
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
薬師池公園/町田薬師池公園 四季彩の杜
「日本の歴史公園100選」にも選定された、町田市を代表する公園
町田市を代表する名所、「町田薬師池公園 四季彩の杜」は、リス園やダリア園、ぼたん園などさまざまなエリアに分かれた広大な観光スポット。
その中心にある「薬師池公園」は、「新東京百景」、「東京都指定名勝」、さらに「日本の歴史公園100選」にも選定されている公園です。
園内中心部には池があり、梅、椿、桜、花菖蒲(はなしょうぶ)、大賀蓮(おおがはす)、新緑や紅葉など、四季折々の彩りが訪れる人々を楽しませてくれます。
江戸時代の古民家にも注目!
素晴らしい自然もさることながら、園内にある江戸時代の古民家も見どころのひとつ。
国指定重要文化財である「旧永井家住宅」は、もとは町田市小野路町にあった農家で、17世紀後半に建築、1975年(昭和50年)に園内へ移築・復元されたものです。
典型的な多摩丘陵地の農村家屋で、多摩地方ではもっとも古い民家に属しています。
また、東京都指定有形文化財「旧荻野家住宅」は、江戸時代末期に町田市三輪町で医院兼住居として建てられた住宅を移築・復元しています。
農村部の民家ですが、間取りや建具には町家に似た特徴があります。また繊細な意匠の施された室内は家格の高さを感じさせ、数少ない医家の例として貴重なものです。
美しい四季の草花を楽しみながら、当時の暮らしに思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
■スポット概要
住所:東京都町田市野津田町
営業時間:6:00~18:00(6月~8月は6:00~19:00)
定休日:年中無休
アクセス:電車:小田急線「町田駅」北口から「本町田経由野津田車庫」行きまたは「本町田経由鶴川」行きバスに乗車、「薬師池」または「薬師ヶ丘」バス停で下車
町田リス園/町田薬師池公園 四季彩の杜
約200匹のリスとふれあえる
「町田薬師池公園 四季彩の杜」内にある「町田リス園」。約200匹のタイワンリスが放し飼いされているほか、推定15歳のリクガメやうさぎ、モルモットなどに出会うことができます。
「町田リス園」での一番のお楽しみは、リスへの餌やり。一袋100円で向日葵の種を購入すれば、目をクリクリさせたリスが餌を求めてやってきます。
外周約200mの広場に放し飼いにされているので、かわいらしい仕草で餌を食べる様子、元気に走り回る様子、お腹がいっぱいになってお昼寝している様子など、さまざまなリスの姿を間近で見ることができます。
さほど広くはない園内ですが、キュートなリスの姿に夢中になって、ついつい長居してしまいますよ。
ほかにも、ウサギやモルモットとふれあえる「ふれあい広場」(土日祝日のみ。ウサギは土曜のみ)や、かわいいリスグッズがいっぱいの売店もあります。
リスの餌やりはリスがお腹をすかせている朝がおすすめ。かわいいリスたちに癒されに、早起きしておでかけしませんか?
■スポット概要
住所:東京都町田市金井町733−1
営業時間:10:00〜16:00※入園券の販売は閉園時間の30分前に終了
定休日:火曜(祝日の場合は開園、翌日休園)、年末年始(12月27日〜1月2日)、6月・9月・12月の第1火曜~金曜
料金:中学生以上500円、3歳~小学生300円
アクセス:電車:小田急線「町田駅」北口から「本町田経由野津田車庫」行きまたは「鶴川駅」行きバスに乗車、「薬師池」バス停下車後、徒歩で約2分。
町田ダリア園/町田薬師池公園 四季彩の杜
関東以西で最大のダリア園
「町田薬師池公園 四季彩の杜」内にある、関東以西で最大級のダリア園です。1985年(昭和60年)に開園し、敷地面積は1万5,000平方メートル。赤、白、黄色など約500品種・4,000株のダリアが咲き競います。
ダリア特有の花色である2色咲き、絞り咲きといった、花色の美しさを楽しむ品種や、花径30cmを超える巨大輪から3cmほどの小ぶりな品種まで、多彩なダリアを観賞できるのが魅力です。
また、併設する「ダリア園のお花屋さん」は年間を通じて営業しており、ガーデニング用の苗の販売を行っています。このダリア園は障害者の働く場として町田市が設置し、隣接する「まちだ福祉作業所」が運営しています。
ダリアの見頃は年に2回
ダリアは開花時期が長いものの、夏の暑さに弱いため、例年6月から7月にかけて1度見頃を迎え、9月から10月にかけて2度目の見頃を迎えます。
夏休みの時期は最盛期よりも花数が少なくなるため、その期間に訪れた人には次回無料で入園できるチケットを配布しているそう。
例年7月中旬~8月中旬には園内の畑でブルーベリーの摘み取り体験ができます。
■スポット概要
住所:東京都町田市山崎町1213-1
開園期間:例年6月下旬~11月上旬※草花販売は年中無休
開園時間:9:30~16:30(最終入園16:00)
休園日:開園期間中は無休
入園料:高校生以上550円、中学生以下無料
アクセス:電車:小田急線「町田駅」北口から「本町田経由野津田車庫」行きまたは「鶴川駅」行きバスに乗車、「今井谷戸」バス停で下車後、徒歩で約10分。
福王寺薬師堂(野津田薬師堂)
樹齢約500年とも言われるイチョウの大木が美しい
薬師池公園内の北西にある「福王寺薬師堂」は、通称「野津田薬師堂」と呼ばれています。天平年間(729~749年)に行基が開基したといわれています。
その後室町時代に荒廃してしまいましたが、1576年(元亀4年)に僧の興満(こうまん)が暖沢に再興し、福王寺薬師堂と称しました。
現在の野津田薬師堂の建物は1883年(明治16年)に再建されたものです。本尊の薬師如来坐像は欅(けやき)の一木造りで、平安後期11世紀頃の作と考えられています。町田市内の木造佛としては、最古のものです。
また、お堂の正面にあるイチョウの大木は樹齢約500年といわれ、樹高は30m以上もあり、町田市名木百選にも選ばれています。
■スポット概要
住所:東京都町田市野津田町3424
アクセス:電車:小田急線「町田駅」北口から「本町田経由野津田車庫」行きまたは「鶴川駅」行きのバスに乗車、「薬師池」または「薬師ヶ丘」バス停で下車。
本町田遺跡公園
縄文・弥生時代の竪穴住居を見学
東京都指定史跡、「本町田遺跡」は町田市本町田にあります。
1967年から1968年、藤の台団地の造成にともなって発掘調査が行われ、縄文時代前期の住居跡4軒と、弥生時代中期の住居跡7軒が見つかりました。その一部が史跡として保存され、現在は縄文、弥生時代の住居各1軒が復元されています。
復元された縄文時代の竪穴住居と弥生時代の竪穴住居は、中に入って自由に見学することができます。
建物の外には住居の復元についての説明書きがあり、また隣には市立博物館もあるので、歴史の勉強をしながら縄文・弥生時代へタイムスリップ気分を味わってみてはいかがでしょうか?
■スポット概要
住所:東京都町田市本町田3455-36
営業時間:9:00~16:30
定休日:月曜
料金:見学無料
アクセス:電車:小田急線「町田駅」西口11番乗り場から「藤の台団地」行き・「鶴川団地」行き・「鶴川駅」行きバスに乗車、「市立博物館前」バス停で下車後、徒歩で約7分。
ファミリー向けの商業施設も多く、豊かな自然が残る町田市。子供の好奇心を刺激するスポットがそろっているので、ぜひ親子でおでかけしてみてください。
※本記事はよりみち情報サイト「ロコナビ」で掲載されていた記事(2018年11月掲載)の譲渡を受け、掲載しています。イベント情報や施設情報など内容の一部は2024年の最新情報に差し替えを行い、掲載をしています。
記事を書いた人
いこーよとりっぷ編集部
「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。
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