2025いよいよ見頃!関西あじさいの名所・穴場11選 イベントも紹介
更新日2025年05月31日/公開日2024年05月09日

2025いよいよ見頃!関西あじさいの名所・穴場11選 イベントも紹介

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この記事では親子におすすめしたい関西エリアの紫陽花(あじさい)の名所をご紹介します。

色とりどりの紫陽花が咲くスポットは、おでかけ先に悩みがちな梅雨の時期におすすめ! 開花の時期にあわせ、イベントや紫陽花まつりなども開催されています。

各スポットの開花時期・見頃もあわせて紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

目次

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あらためて知っておきたい!紫陽花の歴史や特徴とは?

はじめに、紫陽花の歴史や特徴をご紹介します。

紫陽花は「万葉集」にも登場する日本古来の花

西洋から逆輸入され、現在も新しい品種が生まれ続けています
西洋から逆輸入され、現在も新しい品種が生まれ続けています

梅雨の時期に咲く紫陽花は、日本原産の花です。「万葉集」にも登場するなど、古くから日本人に親しまれてきました。

18世紀にはシーボルトによって日本の紫陽花がヨーロッパに伝わり、品種改良されて逆輸入されるようになりました。現在では世界中で2,000~3,000種もの紫陽花が、庭園や花屋の店頭を飾っています。

日本で生まれ海外に広がった紫陽花は、いわば“日本の誇り”といえる花なのです。

花のように見えるのは萼(がく)が発達した「装飾花」

中央のつぶつぶがお花。よく観察してみると、開いているものと閉じているものがあります
中央のつぶつぶがお花。よく観察してみると、開いているものと閉じているものがあります

花に見える部分は「装飾花」と呼ばれる部分で、多くの人が花びらだと思っているのは萼が発達したもの。小さなつぶつぶの部分が本当のお花(真花・両性花)です。

じっくり見ると、つぼみと開花した部分が判別できるので、親子で観察してみてくださいね。

土壌の酸性度で色が変化する!?

同じ品種でも土壌によってまったく違う色になります
同じ品種でも土壌によってまったく違う色になります

紫陽花は土壌の酸性度(ph度)によって色が変化するのが特徴。土が酸性なら青紫~青色、アルカリ性ならピンク色になります。なかには、日照や気温、水分量などの影響を受けながら、色がどんどん変化していく不思議な品種も!

「移り気」「七変化」という花言葉は、そんな紫陽花の性質をよく表しているといえるでしょう。

紫陽花の代表的な系統は大きく分けて5タイプ

日本で流通している主な紫陽花は、大きく分けて5つの系統があります。

①ガクアジサイ

ガクアジサイの一種(画像提供:massyu / PIXTA)
ガクアジサイの一種(画像提供:massyu / PIXTA)

さまざまな紫陽花の原種となったのがガクアジサイ。日本原産で、太平洋沿いの限られた暖地(伊豆半島、三浦半島、房総半島、伊豆諸島、足摺岬など)に分布しています。

中央に小さな両性花が多数あり、その周りを額縁のように装飾花が取り囲む形状が特徴的です。

②ホンアジサイ

日本でもっともメジャーな手毬状の花
日本でもっともメジャーな手毬状の花

ホンアジサイは、ガクアジサイを原種として、国内で品種改良もしくは自然変異したと推定されている園芸種です。

こんもりと丸い手毬型をした、紫陽花の代表選手。狭い意味ではこのホンアジサイを“あじさい”と呼ぶこともあります。

③セイヨウアジサイ(ハイドランジア)

さまざまな個性を持つセイヨウアジサイ
さまざまな個性を持つセイヨウアジサイ

日本の紫陽花がヨーロッパで品種改良され、逆輸入されたものをセイヨウアジサイと呼んでいます。現在、園芸店に並んでいる紫陽花の多くがこのタイプ。

英語では「hydrangea」といい、日本でもそのまま「ハイドランジア」と呼ばれることがあります。

④ヤマアジサイ

山野草の趣きがあるヤマアジサイ(画像提供:みさご / PIXTA)
山野草の趣きがあるヤマアジサイ(画像提供:みさご / PIXTA)

山地に自生するヤマアジサイは、ほかの品種よりも少し早く、例年5月下旬から開花します。光沢のないノコギリ状の葉が特徴で、装飾花は小ぶりで華奢な雰囲気です。

⑤ノリウツギ

円錐形がユニークなノリウツギ(画像提供:takashi355 / PIXTA)
円錐形がユニークなノリウツギ(画像提供:takashi355 / PIXTA)

日本、中国、ロシアなどが原産のノリウツギは、円錐形またはピラミッド形の花房が特徴で、別名ピラミッドアジサイとも呼ばれます。

開花期がほかの紫陽花よりも遅く、例年7月から9月が見頃。花が少ない真夏の時期に観賞できる貴重な存在です。

日本で人気の園芸品種は?

最近、特に人気の品種を3種類ご紹介。その美しさや育てやすさ、ユニークな特徴から、園芸店でもよく見かけます。

①アナベル

小さな装飾花をぎっしりと密集させて丸い形状を作ります
小さな装飾花をぎっしりと密集させて丸い形状を作ります

アナベルは、北米の東部と東南部に自生するアメリカノリノキの園芸品種であり、先に紹介した5タイプとは系統が異なります。

咲き始めはライムグリーンで、純白へと変化していくのが特徴。丸くこんもりとした花房がかわいらしく清楚な印象です(ピンク色のアナベルもあります)。ほかの紫陽花よりも遅く、関東では例年6月中旬から咲き始めます。

②ダンスパーティー

土のPHによっては紫色になることも(画像提供:Takasah / PIXTA)
土のPHによっては紫色になることも(画像提供:Takasah / PIXTA)

静岡県の「加茂荘花鳥園」が生み出したオリジナル品種です。

装飾花が八重咲きで、まるで星が輝くような華やかな姿が特徴。土壌のPHによって花色がピンクや青になり、株全体を覆うようにたくさんの花を咲かせます。

名前の通り、踊っているかのような軽やかな印象で人気を集めています。

③ハイドランジア マジカルシリーズ

魔法のように色を変化させながら2~3カ月咲き続けます(画像提供:M.Miyamoto / PIXTA)
魔法のように色を変化させながら2~3カ月咲き続けます(画像提供:M.Miyamoto / PIXTA)

オランダのコルスター社が育成したセイヨウアジサイです。

秋まで長期間咲き、色が変化していくのが最大の特徴。咲き始めの鮮やかな色から、グリーンやアンティークカラーの“秋色あじさい”へと変わり、ひと株で何段階もの表情を見せてくれます。

丈夫で育てやすく、切り花やドライフラワーにもぴったりです♪

関西での見頃はいつ?

関西エリアでは、一般的に例年6月上旬から下旬が見頃。地域や標高、品種によって見頃が異なり、早いところでは5月下旬から咲き始め、7月初旬まで楽しめるスポットもあります。

それではここから、関西にある紫陽花スポットの見どころや見頃を紹介します。

【京都府宇治市】三室戸寺

満開時はまさに“あじさい寺”という風情の「三室戸寺」(画像提供:オフィスK / PIXTA)
満開時はまさに“あじさい寺”という風情の「三室戸寺」(画像提供:オフィスK / PIXTA)

京都府宇治市にある「三室戸寺」は、“あじさい寺”とも称される、国内有数の紫陽花の名所です。

例年6月上旬~7月上旬にかけて、境内の「あじさい園」には約50品種・2万株もの紫陽花が咲き誇ります。

杉木立の間に、セイヨウアジサイ、ガクアジサイ、カシワバアジサイなど多彩な紫陽花が咲く様は、非日常的かつ神秘的な雰囲気。なかでも、ヤマアジサイの変種で幻の紫陽花と呼ばれる「七段花」は必見です!

「三室戸寺」に咲いていた紫陽花(画像提供:C7 / PIXTA)
「三室戸寺」に咲いていた紫陽花(画像提供:C7 / PIXTA)

ときどき見つかるという「ハート形の紫陽花」も話題。子供と一緒に探すのも楽しそうですね。

イベント情報:あじさい園の開園(2025年5月31日~7月6日)/あじさい園ライトアップ(2025年6月7日~22日の土日)

雨の日は神秘的な雰囲気(画像提供:masa / PIXTA)
雨の日は神秘的な雰囲気(画像提供:masa / PIXTA)

紫陽花の見頃にあわせて「あじさい園」が特別開園されます。2025年は5月31日(土)から7月6日(日)までの予定です。

また、6月7日(土)~22日(日)の土日には、19時から21時(最終受付20時30分)まで「あじさい園ライトアップ」が行われます。光に照らし出された神秘的な紫陽花の景色は、夏の夜の思い出を作るのにぴったり! 

なお、ライトアップ開催日は昼夜入れ替え制です。ライトアップ時間の入山には別途拝観料が必要で、「あじさい庭園」のみの拝観となり、本堂には立ち入りできません。

■スポット概要&開花情報
所在地:京都府宇治市菟道滋賀谷21
開花時期・見頃:例年6月上旬~7月上旬
アクセス:【車】京滋バイパス「宇治東IC」から約3分
【電車】京阪宇治線「三室戸駅」下車、徒歩で約15分
駐車場:あり
関連イベント:【あじさい園の開園】2025年5月31日(土)~7月6日(日)8時30分~15時40分 (下山完了16時30分)
【あじさい園ライトアップ】2025年6月7日(土)~22日(日)の土日 19時から21時(最終受付20時30分)

【京都府京都市】善峯寺

紫陽花が満開の「善峯寺」(画像提供:オフィスK / PIXTA)
紫陽花が満開の「善峯寺」(画像提供:オフィスK / PIXTA)

京都市西京区の西山に位置する「善峯寺」(よしみねでら)は、四季折々の花が美しい古刹です。初夏には、「白山桜あじさい苑」を中心に境内が約8,000株の紫陽花に彩られ、訪れる人々を魅了します。

境内にはセイヨウアジサイやガクアジサイのほか、ヤマアジサイ系の品種もあり、山寺ならではの風情ある花の景色に心奪われます。

紫陽花越しの絶景!(画像提供:でじたるらぶ / PIXTA)
紫陽花越しの絶景!(画像提供:でじたるらぶ / PIXTA)

散策路を登っていくと、見晴らしの良い高台から紫陽花越しに京都市街を一望でき、まるで空を散歩しているような気分を味わえますよ。

晴れの日の鮮やかな美しさはもちろん、雨の日にしっとりと濡れたあじさいが霧の中に浮かび上がる様も見どころです。

山の中腹にあるため開花はやや遅めで、例年6月中旬から7月上旬に見頃を迎えます。

■スポット概要&開花情報
所在地:京都府京都市西京区大原野小塩町1372
開花時期・見頃:例年6月中旬~7月上旬
アクセス:【車】京都縦貫自動車道「大原野IC」から約15分
【電車】JR京都線「向日町駅」または阪急電車「東向日駅」から阪急バス「善峯寺」下車すぐ
駐車場:あり

開花状況(公式X)

【京都府福知山市】丹州観音寺

京都府福知山市にある「丹州観音寺」は、奈良時代にこの地を訪れた法道仙人によって開かれたお寺で、平安時代に空也上人が七堂伽藍を建立し、丹波地方の観音信仰の中心となって栄えてきました。

観音様の霊力で眼病が治り、再び光明を得たお礼にと、七色に変化する光の花・紫陽花が植樹されたことが、“あじさい寺”の始まりです。

現在では、例年6月~7月の見頃の時期になると、約100種・1万株の白・青・紫・ピンクの紫陽花が咲き乱れる名所です。

イベント情報:あじさいまつり(例年6月第4日曜 ※2025年は確認中)

例年6月の第4日曜に「あじさいまつり」を開催。マジック説法やギター、マンドリン演奏といったイベントが行われ、住職の法話も聞くことができます。

期間限定の御朱印には紫陽花が描かれていて、毎年とても人気です。

■スポット概要
所在地:京都府福知山市観音寺1067
開花時期・見頃:例年6月上旬~7月上旬
アクセス:【車】舞鶴若狭自動車道「福知山IC」から綾部方面へ約5分
【電車】①JR山陰本線「石原駅」から徒歩で約15分 ②JR各線、京都丹後鉄道宮福線「福知山駅」またはJR山陰本線、舞鶴線「綾部駅」からバスに乗車、「観音寺」バス停で下車後、徒歩で約10分
駐車場:あり
関連イベント:【あじさいまつり】例年6月第4日曜 (2025年は確認中)

公式サイト

【奈良県大和郡山市】矢田寺

「矢田寺」は、奈良県大和郡山市の矢田丘陵の中心、矢田山の中腹にあります。日本最古の延命地蔵菩薩を安置し、天武天皇の勅願寺として知られています。

また境内付近一帯は県立矢田自然公園に指定され、ハイキングコースとしても親しまれています。

約2万5,000平方メートルの境内には、約60種類・1万株の紫陽花が植えられた「アジサイ園」があります。見頃の時期には見事に咲き誇る紫陽花の名所です。

2025年の「アジサイ園」は5月31日(土)~6月30日(月)に開園予定。種類も多く長く楽しめます。

■スポット概要
所在地:奈良県大和郡山市矢田町3506
開花時期・見頃:例年6月上旬〜7月上旬
アクセス:【車】西名阪自動車道・法隆寺ICから約20分
【電車】①近鉄「郡山駅」から「矢田寺」行きの臨時バスに乗車 ②JR関西本線「大和小泉駅から奈良交通バス「近鉄郡山駅」行きバスに乗車、「横山口」バス停で下車
駐車場:あり

【和歌山県上富田町】あじさい曼荼羅園

和歌山県南部の「あじさい曼荼羅園」は約1,300年の歴史があり、厄除の霊場である救馬溪観音(すくまだにかんのん)の山頂付近の最聖域にあるスポット。約2,000坪の敷地に約120種・1万株の紫陽花が咲き誇る、紀南屈指の紫陽花の名所です。

2025年の開園期間は5月31日(土)~7月6日(日)予定で、見頃の時期にはさまざまなイベントも催されますよ。歩きやすい服装でおでかけしてみてください!

■スポット概要
所在地:和歌山県西牟婁郡上富田町生馬313
開花時期・見頃:例年6月中旬~下旬
開園期間:2025年5月31日(土)~7月6日(日)
アクセス:【車】紀勢自動車道「上富田IC」から約10分
【電車】JR紀勢本線(きのくに線)「紀伊田辺駅」、「白浜温泉駅」からタクシーで約20分
駐車場:あり

公式サイト

【兵庫県神戸市】神戸市立森林植物園

「神戸市立森林植物園」で一面に咲く紫陽花(画像提供:hiroki okumura / PIXTA)
「神戸市立森林植物園」で一面に咲く紫陽花(画像提供:hiroki okumura / PIXTA)

「神戸市立森林植物園」は、六甲山の豊かな自然の中に広がる広大な植物園です。日本の「あじさい園」のルーツともいわれるほど歴史があり、25種350品種・約5万株もの紫陽花の仲間が植えられています。

ガクアジサイ・ヤマアジサイ・エゾアジサイといった日本の野生種のほか、アナベルやカシワバアジサイ、中国系の品種など海外原種のコレクションも豊富。多種多様な紫陽花を観察できます。

イベント情報:植物園のあじさい散策(2025年6月7日~7月13日)

日本自生種のヤマアジサイやガクアジサイも可憐に咲いています(画像提供:バッシー / PIXTA)
日本自生種のヤマアジサイやガクアジサイも可憐に咲いています(画像提供:バッシー / PIXTA)

2025年6月7日(土)~7月13日(日)の期間、「植物園のあじさい散策」と題してさまざまな企画が催されます。

期間中は、普段見られない「紫陽花の苗畑」が開放されるほか、土日祝日は8時に開園し、朝のみずみずしい紫陽花を愛でることができます。

「あじさい森林ガイドツアー」や「森林あじさい講習会」といった知識が深まる催しもありますよ。広い園内を歩きながら、個性豊かな紫陽花を眺めれば、子供にとっても楽しい発見がたくさんあるはず! 

遊具やカフェもあるので、家族で一日のんびり過ごしてみませんか?

イベント公式サイト

■スポット概要&開花情報
所在地:兵庫県神戸市北区山田町上谷上字長尾1-2
開花時期・見頃:例年6月中旬~7月中旬
アクセス:【車】阪神高速北神戸線「箕谷IC」から約10分
【電車】神戸電鉄「北鈴蘭台駅」から無料送迎バスで約10分
駐車場:あり
関連イベント:【植物園のあじさい散策】2025年6月7日(土)~7月13日(日)

【兵庫県猪名川町】大野アルプスランド

「大野アルプスランド」は兵庫県川辺郡猪名川町にあり、阪神地域最高峰である大野山(標高753.5m)の山頂付近に位置します。初夏には斜面いっぱいに約1万6,000株の紫陽花が咲き誇ります。

山頂付近には「猪名川天文台」もあり(木曜~日曜、祝日に開館)、夜には満天の星を観察できます。

体力のある親子なら、ユニークな形の巨岩と山からの絶景を見られる「大野山岩めぐりコース」をハイキングするのもおすすめです。

■スポット概要
所在地:兵庫県猪名川町柏原字尾野ヶ嶽1-1
開花時期・見頃:例年6月下旬~7月中旬
アクセス:【車】阪神高速道路「池田木部IC」から約70分
駐車場:あり

【大阪府河内長野市】大阪府立花の文化園

約140品種・920株の紫陽花が咲き競います
約140品種・920株の紫陽花が咲き競います

大阪府河内長野市にある「大阪府立花の文化園」は、広大な敷地に四季折々の花が咲き誇る植物園です。特に梅雨の時期には、約140品種・920株の紫陽花が園内を彩り、見事な景観を作り出します。

日本に自生するガクアジサイやエゾアジサイ、ヤマアジサイの「紅(くれない)」や「ヒメアジサイ」まで、多様なアジサイを観賞できます。雨の日は温室で花を楽しんだり、晴れた日は芝生広場でピクニックをしたりと、家族でのびのび過ごせる癒しのスポットです。

イベント情報:アジサイの小川(2025年5月27日~6月15日)

芝生広場の近くにカラフルな「アジサイの小川」が出現!
芝生広場の近くにカラフルな「アジサイの小川」が出現!

2025年5月27日(火)から6月15日(日)まで「アジサイの小川」が開催されます。期間中、小川沿いに鉢植えの紫陽花が並び、「アジサイ園」への道のりを華やかに彩ります。

ショップでは紫陽花の苗が販売されるほか、レストランでは紫陽花をテーマにしたデザートが提供されるので要チェック!

美しい紫陽花とスイーツを満喫しながら、植物について楽しく学ぶ良い機会になりますよ♪

イベントの詳細はこちら!

■スポット概要&開花情報
所在地:大阪府河内長野市高向2292-1
開花時期・見頃:例年6月中旬〜下旬
アクセス:【車】阪和自動車道「美原北IC」から約20分
【電車】南海高野線・近鉄長野線「河内長野駅」から「滝畑ダム」行きバスに乗車、「奥河内くろまろの郷」バス停で下車後、徒歩で約10分
関連イベント:【アジサイの小川】2025年5月27日(火)~6月15日(日)

【大阪府東大阪市】大阪府民の森ぬかた園地

大阪府東大阪市にある「大阪府民の森ぬかた園地」は、府内屈指の規模を誇る紫陽花の名所です。

夜景スポットとしても知られる生駒山の山中に、約1,500mのつづら折りの遊歩道「あじさいプロムナード」があります。この道に沿って、幻の紫陽花とされている「七段花」をはじめ、30数品種・約2万5,000株の紫陽花が色とりどりに咲き渡ります。

例年6月中旬から7月中旬まで開花するので、ぜひ期間中に足を運んでみてくださいね!

■スポット概要
所在地:大阪府東大阪市山手町2030-6
開花時期・見頃:例年6月中旬〜7月中旬
アクセス:【電車】①近鉄奈良線「額田駅」から「摂河泉展望ハイキングコース」経由、徒歩で約80分 ②近鉄奈良線「生駒駅」に隣接する近鉄生駒ケーブル「鳥居前駅」で乗車、「生駒山上駅」で下車後、徒歩で約30分 ③近鉄奈良線「石切駅」から「辻子谷ハイキングコース」経由、徒歩で約80分

【大阪府吹田市】万博記念公園

満開時の様子。リニューアル後も楽しみですね!(画像提供:n-naon / PIXTA)
満開時の様子。リニューアル後も楽しみですね!(画像提供:n-naon / PIXTA)

大阪府吹田市にある「万博記念公園」は、1970年の大阪万博の跡地に広がる広大な公園です。日本の象徴である太陽の塔がそびえ立ち、四季折々の花が楽しめる自然文化園や日本庭園、体験施設などが充実しています。

自然文化園エリアにある「あじさいの森」は、約50品種・約4,000株の紫陽花が咲き誇る関西屈指の名所。

色とりどりのガクアジサイやホンアジサイが織りなす風景は、雨の日でも美しく、家族での散策にぴったりです。2025年は改修工事を経て、6月7日(土)より公開される予定で、リニューアルされた園内で新たな景観が楽しめますよ。

イベント公式サイト

イベント情報:あじさい祭(2025年6月7日〜29日)

2025年6月7日(土)から29日(日)まで、「あじさい祭」が開催されます。期間中は、紫陽花をテーマにした俳句の募集や展示が行われます。

自然文化園エリアを走る「森のトレイン」や「パークタクシー」に乗って、風景を楽しみながら「あじさいの森」に向かうのもおすすめです。

■スポット概要&開花情報
所在地:大阪府吹田市千里万博公園
開花時期・見頃:例年6月上旬〜下旬
アクセス:【電車】大阪モノレール「万博記念公園駅」「公園東口駅」から徒歩で約5分
関連イベント:【あじさい祭】2025年6月7日(土)~29日(日)

【大阪府箕面市】勝尾寺

大小さまざまな「勝ちダルマ」には、訪れる人々の願いが込められています
大小さまざまな「勝ちダルマ」には、訪れる人々の願いが込められています

大阪府箕面市にある「勝尾寺」は、“勝ち運の寺”として全国から信仰を集めるお寺です。約8万坪の広大な境内には、いたるところに「勝ちダルマ」が置かれ、そのユニークな風景に子供たちも興味津々。

新緑が美しい6月上旬から7月中旬にかけて、多彩な紫陽花が赤、紫、青、白とカラフルに咲き競い、参拝者の目を楽しませてくれます。雨の日の紫陽花も幻想的でとても美しいですよ。

イベント情報:勝尾寺 あじさいまつり(2025年6月1日〜7月15日)

本堂を彩る紫陽花
本堂を彩る紫陽花

2025年6月1日(日)から7月15日(火)まで「勝尾寺 あじさいまつり」が行われます。

セイヨウアジサイやガクアジサイ、タマアジサイ、オタフクアジサイといった紫陽花が次々と見頃を迎え、朱色の本堂を紫陽花が飾る景色に心癒されます。

イベントの詳細はこちら!

■スポット概要&開花情報
所在地:大阪府箕面市粟生間谷2914-1
開花時期・見頃:例年6月上旬〜7月中旬
アクセス:【車】名神高速道路「茨木IC」から約22分
【電車】大阪モノレール「彩都西駅」からタクシーで約12分/北大阪急行南北線「箕面萱野駅」から阪急バスで約20分
関連イベント:【勝尾寺 あじさいまつり】2025年6月1日(日)〜7月15日(火)

関西地方にある紫陽花の名所をご紹介しました。梅雨の時期だからこそ出会える幻想的な景色をぜひ親子で楽しんでください♪

※本記事はよりみち情報サイト「ロコナビ」で掲載されていた記事(2020年6月掲載)の譲渡を受け、掲載しています。イベント情報や施設情報など内容の一部は2025年の最新情報に差し替えを行い、掲載をしています。

記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部

「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。

  • ページの内容は、掲載時のものであり最新の情報ではない場合もあります。
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