調布・深大寺と周辺の観光名所7選
冬のおでかけや初詣帰りにおすすめ
今回は、調布市を代表する名所「深大寺」と、その周辺にある観光スポットをご紹介します。
調布市は、東京のほぼ中央に位置する京王線沿いのまち。都心からアクセスしやすい自然豊かなベッドタウンで、「ゲゲゲの鬼太郎」の作者・水木しげるが暮らした場所でもあります。
市内には「布多天神社」や「神代植物公園」など観光名所も充実。初詣や「だるま市」で「深大寺」を参拝した際は、門前町を散策するのもおすすめです。
ぜひ、冬休みや年末年始に親子でおでかけしてみてください。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報は、公式サイトをご確認ください
深大寺
武蔵野の風情が残る、都会のオアシス
京王線「調布駅」からバスで10分ほどの場所にある深大寺。
天台宗別格本山であり、奈良時代の733年に、寺名の由来でもある水神の深沙大王(じんじゃだいおう)を祀り創建されました。東京都内では「浅草寺」に次ぐ歴史を持つお寺です。
隣接する「神代植物公園」とあわせて広さ46万平方メートルを誇り、都内でありながら自然にあふれた場所となっています。
「だるま市」も有名なパワースポット
恒例行事も多く、なかでも“日本三大だるま市”の「厄除元三大師大祭・だるま市」が有名です。
深大寺は昔から厄除け祈願で有名なお寺ですが、最近では自然に囲まれたパワースポットとして注目を集め、浄化や癒し、縁結びを目的にたくさんの参拝者が訪れています。
澄んだ水や空気が充ちる深大寺を参拝して、パワーを授かりましょう。
ランチは深大寺そばで決まり!
湧き水が多いこのエリアの名物として知られているのが「深大寺そば」です。
深大寺の参道付近には、深大寺そばが食べられるそば処のほか、和菓子などの店が軒を連ねており、食べ歩きするのも楽しいエリアです。
■スポット概要
所在地:東京都調布市深大寺元町5-15-1
アクセス:電車:①京王線本線「調布駅」または「つつじヶ丘駅」から京王バス(深大寺行き)に乗車、バス停「深大寺」で下車後、徒歩すぐ
②JR東日本中央線「吉祥寺駅」または「三鷹駅」から小田急バス(深大寺行き)に乗車、バス停「深大寺」で下車後、徒歩で約3分
駐車場:なし(周辺に有料駐車場あり)
神代植物公園
約4,800種の木が植えられた都内唯一の植物公園
深大寺に隣接する「神代植物公園」は、都立で唯一の植物公園です。もともとは東京都の街路樹などを育てるための苗園でしたが、第2次世界大戦後の1961年に公園になりました。
約48万平方メートルという広大な敷地に、約4,800種・10万本の木が植えられています。
30のエリアで梅やバラなど四季の花を満喫
園内は「ばら園」「つつじ園」「うめ園」「ふじ園」「はぎ園」など、植物の種類ごとに30ブロックに分けられています
なかでも、噴水を囲むように咲き誇るバラは同園の名物。じつは、世界バラ会連合 優秀庭園賞を受賞した、日本有数のバラ園なのです。
毎年バラが開花する春と秋に「バラフェスタ」が開催され、多くの見物客で賑わいます。
冬のイベントが続々!
同園では、年間を通じてたくさんのイベントや展示を開催。2024~2025年にかけて、以下のイベントが予定されていますので、ぜひチェックしてください。
●紅葉ウィーク
2024年11月16日(土)~12月15日(日)
妖精の森
2024年12月11日~25日 ※雨天時は見られません
●正月開園と新春の催し
1月2日(木)、3日(金)「新春コンサート」
1月2日(木)~5日(日)「新春の植物展・小学生の絵画展」
1月15日(水)~19日(日)「古典園芸植物 松葉蘭展-古典園芸植物への誘い-」
1月21日(火)~26日(日)「早春の盆栽展」
1月28日(火)~2月2日(日)「梅と早春の植物展」
■スポット概要
所在地:東京都調布市深大寺元町5-31−10
アクセス:京王線「つつじヶ丘駅」「調布駅」、JR中央・総武線「三鷹駅」「吉祥寺駅」からバスに乗車、「神代植物公園前」バス停下車(バスの乗車時間は20~25分)
駐車場:あり
鬼太郎ひろば
「ゲゲゲの鬼太郎」の仲間と遊べる公園
京王線「調布駅」の北口から徒歩で約10分の場所にある公園。京王線の線路跡地を利用し、ふるさと納税制度を活用したクラウドファンディングによって整備されました。
園内には、水木しげる作品に登場する妖怪やキャラクターをモチーフにした遊具などが設置されています。
広場中央には、滑り台として遊べる鬼太郎ハウスが! 妖怪ポストも再現されているほか、一反もめんに乗れるベンチや、ぬりかべのウォールクライミングなどもあり、子供も大人もワクワクする空間です。
■スポット概要
所在地:調布市下石原1-58-5
アクセス:京王線「調布駅」の北口から徒歩で約10分
駐車場:なし
天神通り商店街
ゲゲゲの鬼太郎キャラクターを見つけよう
京王線「調布駅」の北口から1分ほど歩くと、「布多天神社」へと続く「天神通り商店街」に到着。今川焼のお店やおもちゃ屋さん、ファミリー向けの飲食店など、さまざまな店が軒を連ねる商店街です。
この商店街がユニークなのは、あちこちに「ゲゲゲの鬼太郎」のキャラクターがいるところ。
調布市は、ゲゲゲの鬼太郎の作者、水木しげる氏が50年以上住んでいた、いわば第2の故郷です。そのため、商店街を散策していると鬼太郎のおなじみキャラクターに会うことができます。
昔ながらの風情を感じながら、親子で妖怪探しをするのも楽しい商店街ですよ。
■スポット概要
所在地:東京都調布市布田1
アクセス:電車:京王線「調布駅」北口から徒歩で約1分
駐車場:商店街にコインパーキングあり
鬼太郎茶屋
鬼太郎だらけの人気店が2024年11月に移転オープン!
まちのあちこちに、鬼太郎ゆかりのものが点在している調布のまち。なかでも有名なのが「鬼太郎茶屋」です。
深大寺参道で20年間愛されてきたお店で、2024年11月に天神通り商店街へ移転しました。
ここでしか買えない限定グッズやお菓子、「目玉のおやじまん」などのテイクアウトメニューも豊富。
鬼太郎ファンの親子ならなおさら、そうでなくても楽しめるスポットです。
■スポット概要
所在地:東京都調布市布田1-34-1 永祥ビル1階
アクセス:京王線「調布駅」から徒歩で約5分
駐車場:なし(周辺に有料駐車場あり)
布多天神社
学問成就・合格祈願!緑に囲まれた歴史ある神社
天神通り商店街を抜けた先にある、緑に囲まれた神社「布多天神社」(ふだてんじんじゃ)。927年に制定された「延喜式神名帳」に名を連ねている、多摩エリア有数の古社です。
もともと多摩川沿いに鎮座していましたが、洪水を避けるために現在の場所に遷座され、その際に“学問の神様”として有名な菅原道真公が祀られました。
そのため合格・学業成就、厄除け、家内安全などのご利益があるといわれ、初詣の時期には多くの参拝客で賑わいます。
江戸時代に造られた狛犬やしだれ桜など見どころ豊富
境内には市の有形文化財に指定された本殿や、1796年(寛政8年)に建立された狛犬など見どころがいっぱい。
菅原道真公が愛したという梅の花も美しく、例年2月中旬から見頃を迎えます。
親子に人気「ゲゲゲの鬼太郎おみくじ」
親子におすすめなのが「ゲゲゲの鬼太郎おみくじ」。運勢によって描かれている妖怪も違うので、何が出るのかは引いてからのお楽しみです♪
■スポット概要
所在地:東京都調布市調布ケ丘1-8−1
アクセス:電車:京王線「調布駅」から徒歩で約5分
駐車場:あり
湯守の里
まち歩きの最後に寄りたい天然温泉
「湯守の里」では、竹や炭、波動石を使った内風呂や、五右衛門風呂、滝見風呂など、個性豊かなお風呂が揃った温泉施設。親子で一緒に楽しい時間を過ごせる魅力的な空間です。
エステやボディケア、岩盤浴も充実しているので、ママとパパとで交代しながら旅の疲れを癒やすのもいいですね。
2階のレストランには定食やおそば、1階「お庭のごちそう屋」にはおでんやナポリタンなどの軽食メニューやソフトクリームなどが揃い、家族みんなが大満足。
畳張りの休憩室があるのも子供連れにはうれしいポイント。タオルや館内着のレンタルがあるので、手ぶらで気軽に利用できます。
■スポット概要
所在地:東京都調布市深大寺元町2-12-2
アクセス:電車:①京王線本線「調布駅」または「つつじヶ丘駅」から京王バス(深大寺行き)に乗車、バス停「深大寺」で下車後、徒歩で約6分 ②京王線「調布駅」北側、およびJR線「武蔵境駅」南口から無料シャトル送迎バスを運行
駐車場:あり
伝統行事や美味しいおそば、鬼太郎の仲間たちとの出会いなど、たくさんの楽しみがある調布のまち。親子で散策して、素敵な思い出を作ってください。
※本記事はよりみち情報サイト「ロコナビ」で掲載されていた記事(2019年4月掲載)の譲渡を受け、掲載しています。イベント情報や施設情報など内容の一部は2024年の最新情報に差し替えを行い、掲載をしています。
記事を書いた人
いこーよとりっぷ編集部
「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。
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