2025大河「べらぼう」でブーム到来
全国の浮世絵イベント&展覧会19選
2025年1月に放送がスタートするNHK大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」の影響もあり、日本は空前の浮世絵ブームに突入! 趣向を凝らした浮世絵展や関連イベントが多数企画されています。
そこで今回は、2025年に全国で開催される、親子におすすめの浮世絵イベント&展覧会をご紹介。
浮世絵の魅力にハマること間違いなしのイベントぞろいなので、ぜひ足を運んでみてください。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
浮世絵とは?簡単におさらい!
「浮世絵」は江戸時代に成立・発展した絵画様式のひとつ。その歴史は、16世紀の京都で庶民の暮らしを描いた絵として始まったといわれています。
江戸時代になると大衆向けの読み物が流行し、挿絵を描いていた浮世絵師たちが人気に。さらに版画技術の進歩でカラーの絵を大量に作ることが可能になり、浮世絵は大衆文化として花開きました。
江戸の「今」を描いた浮世絵
一説によると、「現世」を表す「浮世」の語源は「憂世」だといわれており、はかなくつらいこの世をいっそ楽しく生きようという意味があると考えられています。
江戸の浮世絵師たちは、美しい女性や人気役者、時代の流行や関心ごとなどを絵の題材にし、「今のこの世」を表現しました。
知っておきたい!江戸を代表する浮世絵師&名プロデューサー
ここでは今回の浮世絵ブームを牽引する蔦屋重三郎(つたや じゅうざぶろう/通称・蔦重)と、国内外で評価が高い人気浮世絵師たちをご紹介。お気に入りの絵師を見つけて、浮世絵展に足を運んでみてくださいね!
蔦屋重三郎:数々のヒットを飛ばした“江戸のメディア王”
2025年NHK大河ドラマの主人公でもある蔦屋重三郎は、才能あふれる多くの浮世絵師を発掘して浮世絵文化の発展に大きく貢献した“江戸のメディア王”ともいえる人物。
黄表紙や洒落本といった文芸ジャンルでも数々のヒット作品を生み出した敏腕編集者であり、時流を巧みにつかんだ稀代のマーケターでもありました。
23歳のとき吉原(東京都台東区)に作った小さな本屋では「吉原細見」という遊郭のガイドブックがヒット。その後「吉原細見」の編集者に抜擢され、次々と話題作を打ち出すヒットメーカーになっていきます。
ちなみに、音楽・映像コンテンツのレンタルなどを行う「TSUTAYA」の名は、創業者の祖父が営んでいた家業の屋号が「蔦屋」だったことに加え、蔦屋重三郎にあやかり「現代のプロデューサーになれるように」との思いが込められているそうです。
菱川師宣:「見返り美人図」で有名な“浮世絵の祖”
菱川師宣(ひしかわもろのぶ)は江戸時代初期に活躍した浮世絵師。しなやかな曲線と繊細な色使いで描かれた肉筆画「見返り美人図」などが有名で、“師宣の美女こそ江戸女”と称賛されました。
師宣は、それまで古典や物語などの挿絵で使われていた版画を1枚の絵画として魅力ある作品へ進化させ、木版画で大量生産し大衆化させることに成功した人物。
絵を所有する喜びを多くの庶民が味わえるようになると、絵の題材も目の前にある「今のこの世」へと変化していきます。師宣はあらゆる階層の人々が生きる姿を鮮やかに描き、“浮世絵の祖”と呼ばれています。
葛飾北斎:“画狂老人”と名乗った浮世絵界の巨匠
「冨嶽三十六景」などで知られる天才絵師・葛飾北斎(かつしかほくさい)。その斬新かつ大胆な作風は、国内はもちろん海外でも広く愛されています。
90歳で人生の幕を閉じるまで勢力的に絵を描き続け、自ら“画狂老人”と名乗った浮世絵界の巨匠です。
喜多川歌麿:「美人画」の第一人者
江戸の名だたる美女たちを描いた「美人画」の第一人者として知られる喜多川歌麿(きたがわうたまろ)。その繊細で美しい画風は多くの人々を魅了し、蔦屋重三郎との出会いにより不動の人気を得ました。
東洲斎写楽:「大首絵」で華々しくデビューした謎の絵師
江戸のヒットメーカー・蔦屋重三郎のプロデュースにより、歌舞伎役者の半身像を描いた「大首絵」28図を一挙に出版した東洲斎写楽(とうしゅうさいしゃらく)。
彗星のように現れ一世を風靡しましたが、その後140数点におよぶ浮世絵を世に送り出して姿を消しました。その正体は今も謎に包まれています。
歌川広重(初代):ゴッホやモネにも愛された風景画の巨匠
歌川広重(うたがわひろしげ)は江戸時代後期を代表する浮世絵師。
天保年間(1830~44年)に風景画で人気を博し、その後日本国内だけでなく西洋芸術にも影響を与えてきました。
代表作は、江戸から京都までの宿場町の風景を描いた作品群「東海道五十三次」( とうかいどうごじゅうさんつぎ ) 。広重の風景画には多くの海や川、湖などの水辺が描かれ、特に青色の美しさは“広重ブルー”と称されています。
歌川国芳:奇抜なアイディアで大活躍!
歌川国芳(うたがわくによし)は江戸時代末期を代表する浮世絵師で、武者絵や戯画、風景画など幅広いジャンルで活躍しました。
その絵はまさに奇想天外。人々をあっと驚かせ、風刺のきいた戯画で笑いを誘いました。奇抜なアイデアと圧倒的な画力で浮世絵の可能性を広げ、江戸文化を象徴するアーティストとして評価されています。
2025年のおすすめ浮世絵展&関連イベント15選
ここからは、2025年の注目浮世絵展&関連イベントをご紹介します!
1.【東京都品川区】動き出す浮世絵展/寺田倉庫 G1ビル(2024年12月21日~2025年 3月31日)
2024年12月21日(土)から、東京・天王洲の「寺田倉庫 G1ビル」で開催されている「動き出す浮世絵展 TOKYO」は、浮世絵の世界に没入できる話題の体感型デジタルアートミュージアム。
葛飾北斎や東洲斎写楽など世界的な浮世絵師の作品300点以上をもとに、3DCGアニメーションやプロジェクションマッピングを駆使したデジタルアートが躍動する、イマーシブ(没入感のある)展覧会です。
人気浮世絵師の作品が最新技術で動き出す!
約10のエリアに分かれた立体映像空間では、葛飾北斎や歌川国芳、喜多川歌麿、東洲斎写楽など、江戸時代を代表する浮世絵師たちの作品が最新技術で動き出します。
会場にあるすべての展示が撮影OK! 幻想的な浮世絵の世界に飛び込んでフォトジェニックな写真や動画を撮ることができますよ。
江戸時代に刷られた貴重な浮世絵や復刻版も展示
デジタル展示だけでなく、江戸時代に刷られた貴重な浮世絵や復刻版も展示され、浮世絵の歴史や江戸の文化についても学べる注目のイベント。
これまでに名古屋、イタリア・ミラノ、鹿児島で開催され、累計15万人以上を魅了した必見のアート展を、親子で体験してみませんか?
■イベント概要
会場:寺田倉庫 G1ビル (東京都品川区東品川2-6-4)
開催期間:2024年12月21日(土)~2025年 3月31日(月)
開館時間:9:30〜20:00(最終入場19:30)
休館日:年末年始(12月31日、1月1 日)
料金(当日券):一般2,700円、高校~大学・専門学校生1,900円、4歳~中学生1,200円
2.【東京都渋谷区】江戸メシ/太田記念美術館(2025 年1月5日~ 26日)
日本の食文化が大きく発展した江戸時代。味噌や醤油、酢といった調味料が広く流通し、寿司や蕎麦、天ぷらなどが人気に。人々は自宅で気ままに食事を楽しむだけでなく、料亭や屋台にでかけて舌鼓を打つようになりました。
庶民たちの暮らしを題材とする浮世絵には、さまざまな食材や料理、食事の様子などが数多く描かれています。本展では、葛飾北斎や歌川広重、歌川国芳といった人気絵師たちの作品など約 90 点の浮世絵を通して、現代の食文化にもつながる「江戸メシ」の魅力を知ることができます。
江戸の三大ファストフードは「寿司」「蕎麦」「天ぷら」
寿司、蕎麦、天ぷらのルーツは江戸時代にあり、庶民たちが手軽に楽しめる、いわば“ファストフード”でした。浮世絵には、さまざまな料理や食材、調味料など多彩な江戸メシが描かれています。
北斎、広重、国芳~人気絵師たちが描いた江戸メシに注目!
葛飾北斎や歌川広重は風景画、歌川国芳は武者絵や戯画で有名ですが、じつは江戸っ子たちの暮らしを描くことも得意でした。人気浮世絵師による江戸メシの描き方は、代表作とは異なる魅力があります。ぜひじっくり鑑賞してみてください。
■イベント概要
会場:太田記念美術館(東京都渋谷区神宮前1-10-10)
開催期間:2025年1月5日(日)~26日(日)
開館時間:10:30~17:30(最終入館は17:00)
休館日:公式サイトのカレンダー参照
料金:一般1,000円、高校・大学生700円、中学生以下無料
3.【東京都渋谷区】生誕190年記念 豊原国周/太田記念美術館(2025年2月1日~3月26日)
同じく「太田記念美術館」では、2025年2月1日(土)~3月26日(水)の期間、幕末から明治時代にかけて活躍した浮世絵師・豊原国周(とよはらくにちか)の生誕190年を記念した回顧展が開催されます。
迫力満点の役者絵で知られ、美人画や肉筆画も人気だった国周。その作品を約210点も展示する過去最大級の展覧会です。
展覧会では国周の代表作である、「具足屋版役者大首絵」シリーズを一挙12 点公開。
ほかにも、晩年の逸品「墨堤観花図」、初公開の肉筆美人画「遊女とほととぎす」 など、多岐にわたる国周の作品を前・後期に分けて見ることができます。
豪快なエピソード&個性あふれる人物像にも注目!
国周の人間味あふれるエピソードもパネル等で紹介。豪快な性格の国周は、酒の席で大喧嘩をしたり、破産宣告を受けたりと波乱万丈な人生を歩みました。
また、葛飾北斎を引き合いに出して「引っ越しでは負けない」と豪語したほどの転居好きで、一説によると117回も引っ越しをしたといわれています。個性あふれる人物像にも、ぜひ注目してください。
■イベント概要
会場:太田記念美術館(東京都渋谷区神宮前1-10-10)
開催期間:2025年2月1日(土)~3月26日(水)
【前期】2025年2月1日(土)~24日(月・祝)
【後期】2025年3月1日(土)~26日(水)※前後期で全点展示替え
開館時間:10:30~17:30(最終入館は17:00)
休館日:公式サイトのカレンダー参照
料金:一般1,200円、高校・大学生800円、中学生以下無料
4.【東京都渋谷区】HOKUSAI : ANOTHER STORY in TOKYO/東急プラザ渋谷(2025年2月1日~6月1日)
2025年2月1日(土)~6月1日(日)まで、東京・渋谷の東急プラザで開催される「HOKUSAI : ANOTHER STORY in TOKYO」は、葛飾北斎が描いた世界観を次世代技術で再現するイマーシブな体験型展覧会。
日本が誇る文化資源を最新技術で再構築し、世界中の人たちに体験してもらう「ANOTHER STORY」シリーズの第1弾です。
未来のアート体験を親子で楽しもう
展覧会では、新千円札の参考元絵として採用された「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」をはじめとする「山梨県立博物館」所蔵作品を、特許技術DTIPによりデジタル化した超高精細なイメージデータを使用。
和紙の繊維1本1本まで再現されたリアルな質感が見どころです。
江戸の浮世を体で感じる!新感覚アート体験
誰もが一度は見たことがある北斎の作品が、ソニーの高精細LEDディスプレイ「Crystal LED」にリアルな映像として映し出され、臨場感たっぷり。
さらに、振動で”触覚”を人工的に作り出す「ハプティクス」の技術を採用。床が水たまりや砂浜に感じられ、北斎が見た江戸の景色を全身で感じられます。
未来型アート体験をぜひ親子で楽しんでみてくださいね。
■イベント概要
会場:東急プラザ渋谷3階(東京都渋谷区道玄坂1-2-3)
開催期間:2025年2月1日(土)~2025年6月1日(日)
開館時間:11:00〜20:00(最終入館19:10)
休館日:東急プラザ渋谷の営業日に準じる。臨時休あり
料金:一般3,500円、高校・大学・専門生2,200円、小・中学生1,500円、未就学児無料
5.【東京都墨田区】読み解こう!北斎も描いた江戸のカレンダー/すみだ北斎美術館(2024年12月18日〜2025年3月2日)
「すみだ北斎美術館」では、2024年12月18日(水)~2025年3月2日(日)まで、「北斎も描いた江戸のカレンダー」を開催中!
現在の暦とは異なり、江戸時代に使用していた太陰太陽暦では一カ月の日数が30日(大の月)か29日(小の月)で、同じ月でも毎年日数が変わりました。
そのため、生活するうえでその年の何月が大の月か?小の月か?を知ることが重要でした。
江戸時代に大流行した「絵暦」にフォーカス
そこで、小さな摺物(非売品の私的な版画)に描かれた絵の中に大小の月をしのばせて、ユーモアやウィットに富んだデザインの暦が制作されるように。これらは「絵暦」(えごよみ)と呼ばれ、江戸時代に大流行しました。
どこにあるかな?大小の月を親子で探そう
本展では「すみだ北斎美術館」が所蔵する絵暦を展示し、江戸時代に栄えた暦の文化の一側面を紹介。
アイデアと技法をこらした作品を親子でじっくり鑑賞しながら、「どこに大小の月が隠されているのかな?」と読み解いてみてください♪
■イベント概要
会場:すみだ北斎美術館 3階企画展示室(東京都墨田区亀沢 2-7-2)
開催期間:【前期】2024年12月18日(水)~2025年1月26日(日) 【後期】2025年1月28日(火)~3月2日(日)
※前・後期で一部展示替えを実施
開館時間:9:30~17:30(最終入館17:00)
休館日:月曜(1月13日、2月24日は開館)、年末年始(12月29日~1月2日)、1月7・14日、2月25日
料金:一般1,000円、高校・大学生700円、中学生300円、小学生以下無料
6.【東京都墨田区】北斎×プロデューサーズ 蔦屋重三郎から現代まで/すみだ北斎美術館(2025年3月18日~5月25日)
同じく「すみだ北斎美術館」では、2025年3月18日(火)~5月25日(日)まで、「北斎×プロデューサーズ 蔦屋重三郎から現代まで」が開催されます。
本展がフォーカスするのは、葛飾北斎を支えた「板元」たち。浮世絵の企画立案や販売を行い、絵師の起用から彫師・摺師の指揮までの重要な役割を担った、総合プロデューサーにあたる存在です。
浮世絵制作の背景&板元の活躍を解説
会場では江戸時代から現代までの浮世絵の制作背景を紹介。北斎の才能を見出した蔦屋重三郎や「冨嶽三十六景」の西村屋与八、「北斎漫画」を出版した永楽屋東四郎などの活躍を知ることができます。
葛飾北斎の作品&現代アーティストによるインスパイア作品も展示
北斎の作品はもちろん、現代アーティストによる北斎インスパイア作品も展示されています。
小学生の子供にもわかりやすい内容で、伝統的な木版画がどのように受け継がれているか学べる絶好の機会です。展示替えも予定されているので、何度訪れても新たな発見が。親子で江戸の文化を楽しんでみてはいかがでしょうか。
■イベント概要
会場:すみだ北斎美術館(東京都墨田区亀沢 2-7-2)
開催期間:【前期】2025年3月18日(火)~4月20日(日) 【後期】4月22日(火)~5月25日(日)
※前・後期で一部展示替えを予定
開館時間:9:30~17:30(入館は17:00まで)
休館日:毎週月曜(祝日または振替休日の場合はその翌平日)、年末年始(12月29日〜1月2日)
料金:一般1,000円、高校・大学生700円、中学生 300 円、小学生以下無料
7.【東京都台東区】特別展「蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児」/東京国立博物館(2025年4月22日~6月15日)
東京・上野の「東京国立博物館 平成館」では、2025年4月22日(火)~6月15日(日)の期間、特別展「蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児」を開催します。
蔦屋重三郎は遊郭や歌舞伎を背景に、狂歌師や絵師、役者、町人と縦横無尽なネットワークで娯楽や文化を融合させ、新しい価値観でコンテンツビジネスを革新し続けた人物。
本展では、江戸の風雲児・蔦屋重三郎の活動や功績をたどり、天明・寛政期(1781~1801年)を中心とした江戸の多彩な文化を紹介します。
蔦重がプロデユースした歌麿、写楽などの名作がずらり!
蔦屋重三郎によってその才能が開花した喜多川歌麿、東洲斎写楽といった絵師たちの作品も一挙公開。会場には“浮世絵黄金期”と呼ばれる18世紀末を代表する名品が一堂にそろいます。
江戸のまちが出現!大河ドラマと連携した注目のコンテンツ
2025年の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(NHK)とタイアップし、ドラマの世界を再現した空間も出現! 江戸のまちにタイムトリップしたような空間を楽しめます。
江戸のまちや人々の暮らし、蔦屋重三郎が創り出した価値観や芸術性を体感できる注目のイベントです。
■イベント概要
会場: 東京国立博物館 平成館(東京都台東区上野公園13-9)
開催期間:2025年4月22日(火)~6月15日(日)※会期中、一部展示作品の展示替えを行います
開館時間:2024年12月現在未定
休館日:2024年12月現在未定
料金:2024年12月現在未定
8.【東京都台東区】浮世絵現代/東京国立博物館(2025年4月22日~6月15日)
同じく「東京国立博物館 表慶館」では、2025年4月22日(火)~6月15日(日)の期間、「浮世絵現代」を同時開催します。
職人技と現代アートが織りなす色彩の世界
本展では、木版画技術を継承する「アダチ版画研究所」が現代アーティストとコラボレーション。
江戸時代に発展した木版画技術を用い、現代のアーティストたちが「今=浮世」を表現します。世界的なトップクリエーターたちによる“現代の浮世絵”は見応え抜群です。
有名漫画家の作品✕浮世絵の技術がコラボ
日本の漫画・アニメの原点ともいわれる浮世絵。漫画やアニメ、浮世絵はいずれも商業作品であり、「無駄のない線や厳選された色彩で表現・印刷される」という共通の特徴があります。
会場では、「アダチ版画研究所」が木版画として制作した、水木しげるや石ノ森章太朗、楳図かずおなどの作品を展示。
伝統と革新が織りなす、時代を超えたアート体験をぜひ親子で楽しんでください。
■イベント概要
会場: 東京国立博物館 表慶館(東京都台東区上野公園13-9)
開催期間:2025年4月22日(火)~6月15日(日)
開館時間:2024年12月現在未定
休館日:2024年12月現在未定
料金:2024年12月現在未定
9.【東京都台東区】館外展示「出張!江戸東京博物館」/東京都美術館(2025年2月22~26日)
2026年春(予定)まで大規模改修工事のため休館している「江戸東京博物館」(通称・江戸博)の常設展示品が、上野の「東京都美術館」で一部公開されます。
期間は2025年2月22日(土)から26日(水)の6日間。
「江戸ゾーン」と「東京ゾーン」に分かれ全20エリアから構成される江戸博の常設展示を、コンパクトにまとめた出張展覧会で、浮世絵や写真パネルほか多彩な展示で江戸東京の歴史と文化をふりかえります。
「江戸博」の常設展でおなじみの体験模型が登場
人力車をはじめ、千両箱や三輪車などの体験模型も展示されます。浮世絵にも描かれているモチーフを、よりリアルな姿で見ることができ、江戸の文化にますます興味が高まります。
特集展示「移りゆく上野の風景」も必見
江戸時代に、徳川将軍家が信仰する「寛永寺」を中心に数多くの子院が建立された上野のまち。本展では、時代の変化とともに移り変わってきた上野の風景を、錦絵や絵葉書などから知ることができます。
歌舞伎などの伝統芸能を支える和楽器のワークショップ「歌舞伎の音 鳴り物体験」も予定されているので、ぜひチェックしてくださいね♪
■イベント概要
会場:東京都美術館 第4公募展示室/ロビー階・1階・2階(東京都台東区上野公園8-36)
開催期間:2025年2月22日(土)~26日(水)
開室時間:9:30~17:30(最新入室17:00)
休室日:なし
料金:無料
ワークショップ:2025年2月23日(日・祝)11:00~12:00/14:00~15:00
※各開始時間の30分前に、1階第4公募展示室で整理券配布
10.【東京都台東区】べらぼう 江戸たいとう 大河ドラマ館/台東区民会館(2025年2月1日~ 2026年1月12日)
大河ドラマ「べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺~」の主人公・蔦屋重三郎ゆかりの地である台東区に、2025年2月1日(土)~ 2026年1月12日(月・祝)の期間、「べらぼう 江戸たいとう 大河ドラマ館」がオープンします。
館内はドラマの概要紹介や登場人物の衣装、小道具の展示など見どころが満載です。
江戸の「市」を体感できるお土産館「たいとう江戸もの市」も併設。台東区で受け継がれてきた伝統的な産品「江戸もの」ほか、蔦重が暮らした江戸に関連する商品が並びます。
さらに、入館者が無料で乗れる循環バスも運行予定です。蔦重ゆかりの地を周遊しながら、蔦屋重三郎が暮らしたまちの文化や歴史を体感しましょう。
なお、大河ドラマ館運営事務局によると、展示・販売品の内容や周遊コースの詳細は2025年1月31日(金)以降に発表されるとのこと。続報をお楽しみに!
蔦重の本屋を模した「江戸新吉原耕書堂」も期間限定オープン(2025年1月18日~2026年1月12日)
NHK大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」の舞台である台東区・吉原エリアには、蔦屋重三郎が20代で始めた書店「耕書堂」をイメージした「江戸新吉原耕書堂」が期間限定で開店。
吉原に特化した観光案内や、お土産品の販売を行います。
夜になるとシャッターに描かれた浮世絵が照らされ、昼間とは違う雰囲気が楽しめますよ。
■イベント概要
会場:台東区民会館9階(東京都台東区花川戸2-6-5)
開催期間:2025年2月1日(土)~ 2026年1月12日(月・祝)
開館時間:9:30~17:00(最新入室16:30)
休館日:毎月第2月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始など
料金:中学生以上800円、小学生400円、未就学児無料
11.【東京都港区】オープニング企画「はじまりの美学」3期 初化粧/ポーラ文化研究所 化粧文化ギャラリー(2024年12月19日~2025年3月28日)
ポーラ文化研究所の「化粧文化ギャラリー」では、2024年12月19日(木)~2025年3月28日(金)まで、「初化粧」展を開催。江戸時代の通過儀礼としての化粧に焦点を当てた展示会です。
未婚から既婚へ、成人や出産といったライフステージの変化に伴って行われた「初化粧」をテーマに、特に「剃り眉」と「丸髷」(まるまげ)といった、既婚女性の象徴的なよそおいに注目します。
結婚を機に人相や髪型を変えた江戸女性たちの心情を想像
会場では、三代歌川豊国(別称・歌川国貞、五渡亭国貞)などの浮世絵を前・後期に分けて3点ずつ展示。さらに、江戸時代後期の眉づくり道具や、再現した「結髪雛形」(けっぱつひながた)も公開します。
「結婚したら眉を剃る」という化粧のしきたりを通じて、江戸女性たちの揺れる心情を想像し、化粧が持つ社会的な意味を感じられますよ。
メイクに興味を持ち始めた子供と一緒に、おでかけしてみませんか?
■イベント概要
会場:ポーラ文化研究所 化粧文化ギャラリー(東京都港区南青山2-5-17 ポーラ青山ビルディング1F)
開催期間:2024年12月19日(木)~2025年3月28日(金)
【前期】2024年12月19日(木)~2025年2月7日(金) 【後期】2月13日(木)~3月28日(金)
※浮世絵は前後期で全点入れ替え
開室日時:木・金曜11:00~17:00(最終入室16:30)
休室日:2025年1月2日、1月3日、3月20日
料金:無料
12.【千葉県佐倉市】企画展示「時代を映す錦絵ー浮世絵師が描いた幕末・明治ー」/国立歴史民俗博物館(2025年3月25日~5月6日)
千葉県佐倉市の「国立歴史民俗博物館」では、2025年3月25日(火)~5月6日(火・休)の期間、企画展示「時代を映す錦絵ー浮世絵師が描いた幕末・明治ー」を開催します。
錦絵とは江戸時代後期に成立した多色摺(たしょくずり)による木版画・浮世絵の一種。役者絵や美人画だけでなく、戦争や地震、疫病といった出来事も描かれ、時代を伝えるメディアとしての役割も果たしました。
本展では、そんな錦絵の歴史資料としての価値に注目し、激変する社会を映し出した作品の数々を展示。錦絵が時代をどのように記録し、表現してきたかを画題ごとに詳しく解説していきます。
錦絵を通じて社会情勢&当時の流行がわかる!
幕府の規制を巧みに回避した歌川国芳、河鍋暁斎(かわなべきょうさい)らの風刺画や、人々の暮らしに密接した作品、ウサギブームなどの流行を描いた錦絵も登場します。
親子で錦絵を鑑賞して、江戸時代末期から明治初期にかけての激動の時代や、人々が熱狂したモノ・コトを体感してみませんか?
■イベント概要
会場:国立歴史民俗博物館(千葉県佐倉市城内町117)
開催期間:2025年3月25日(火)~5月6日(火・休)
開館時間:9:30~17:00(最新入館16:30)
休館日:月曜(祝日の場合は翌平日)
料金:一般1,000円、大学生500円、高校生以下無料
13.【長野県小布施町】怪力の魅力/信州小布施 北斎館(2024年11月16日~2025年1月19日)
長野県小布施町の「信州小布施 北斎館」では、2024年11月16日(土)~2025年1月19日(日)まで、「怪力の魅力」を開催しています。
本展では40代の葛飾北斎が主に活躍していた読本挿絵の分野に焦点を当て、江戸の読本に登場する怪力の人物たちを描いた北斎作品を紹介します。
風景画や美人画だけではない、北斎の迫力ある人物表現の魅力を楽しめるイベントです。
弓矢で大きな岩を砕いたり、人食い⻁を退治したり。読本の中に登場する怪力たちのエピソードは豪快そのものです。ストーリーに添えられた北斎の力強い挿絵は、江戸の読者を魅了しました。
北斎が武者絵をレクチャーする「絵手本」も展示
70代になった北斎は、「和漢絵本魁」(わかんえほんさきがけ)や「絵本武蔵鐙」(えほんみさしあぶみ)といった、武者絵の絵手本(絵の教科書)を発表。
それらの中で「すべて勢いを画んには風流古雅をはぶき俗意にして画く」と、迫力ある人物の描き方について自身の画法を説明しています。
本展では、北斎の読本挿絵だけでなく、絵手本からも怪力の表現を紹介。絵を描くことが好きな子供には、とてもよい刺激になりますね。
「冨嶽三⼗六景」をイメージした遊び場が新登場
2024年には、「冨嶽三⼗六景」をイメージした未就学児専用キッズルームがオープン(子供1人につき300円、付き添い無料)。
波をイメージしたボールプール、北斎漫画を⽴体的に再現した遊び場などがあり、親子で浮世絵に親しみながら遊べます。
■イベント概要
会場:信州小布施 北斎館(長野県上高井郡小布施町大字小布施485)
開催期間:2024年11月16日(土)~2025年1月19日(日)
開館時間:9:00~17:00(最終入館16:30)
休館日:12月31日 ※臨時休館あり
料金:大人1,000円、高校生500円、小・中学生300円
14.【長野県小布施町】東京・足立区立郷土博物館所蔵浮世絵名品展/信州小布施 北斎館(2025年4月12日~10月5日)
2026年に50周年を迎える「信州小布施 北斎館」では、2025年5月から特別展「東京・足立区立郷土博物館所蔵浮世絵名品展」を開催します。
松方三郎旧蔵品を中心に、1,000点を超える「足立区立郷土博物館」の浮世絵版画のコレクションを全4期に分けて展示する大規模なイベントです。
「足立区立郷土博物館」のコレクションは、初期浮世絵の奥村政信に始まり、錦絵の創始者・鈴木春信や 喜多川歌麿、葛飾北斎、歌川広重、さらには明治期の小林清親(こばやしきよちか)まで、浮世絵の歴史を網羅するような作品ぞろい。
ますます人気が高まっている歌川国芳の名品や、近年注目を集める小原古邨(おはらこそん)の作品も含まれ、稀少性や先見性も大きな魅力。
第一期~四期に分かれて展示が入れ替わるので、何度も足を運んで“浮世絵博士”を目指しましょう♪
■イベント概要
会場:信州小布施 北斎館(長野県上高井郡小布施町大字小布施485)
開催期間:2025年5月24日(土)〜10月5日(日)
【第一期:初期から歌麿まで】2025年5月24日(土)〜6月22日(日)
【第二期:栄之・北斎・英泉】2025年6月28日(土)〜7月27日(日)
【第三期:歌川派の全盛】2025年8月2日(土)〜8月31日(日)
【第四期:明治から昭和へ】2025年9月6日(土)〜10月5日(日)
開館時間: 9:00-17:00(最終入館16:30)
休館日:12月31日 ※臨時休館あり
料金:大人1,500円、、高校生500円、小・中学生300円、未就学児無料
15.【長野県松本市】国宝 松本城天守 プロジェクションマッピング 2024-2025/松本城(2024年12月14日~2025年2月16日)
長野県松本市の「松本城公園」では、2024年12月14日(土)~2025年2月16日(日)の期間、「国宝 松本城天守 プロジェクションマッピング 2024-2025」を開催中です。
国宝「松本城」を舞台に、歴史と伝統を光の技術で鮮やかに再現。葛飾北斎や歌川広重による信州ゆかりの浮世絵がプロジェクションマッピング映像に生まれ変わり、松本城に投影されます。
また、松本城主・石川数正が描かれた屏風絵が躍動する立体的なアニメーション、松本市の伝統工芸である松本てまりや藍染め、北アルプスの花々をテーマにしたデジタルアートも見どころです。
さらに、園路でのインタラクティブコンテンツ、城門でのプロジェクションマッピング、公園内ライトアップなど、さまざまな光のアートが盛りだくさん。
観覧は無料で事前申込も不要です。冬の松本城で、幻想的なデジタルアート体験を満喫してみませんか?
■イベント概要
会場:松本城(長野県松本市丸の内4-1)
開催期間:2024年12月14日(土)~2025年2月16日(日)
開催時間:18:00~22:00
定休日:期間中無休
料金:無料
16.【静岡県静岡市】館蔵品展「東海道五十三次」/静岡市東海道広重美術館(2024年10月8日~2025年1月26日)
静岡県の「静岡市東海道広重美術館」では、2024年10月8日(火)から2025年1月26日(日)まで、「東海道五十三次」をテーマにした企画展を開催中です。
本展は広重の代名詞ともいえる「東海道五拾三次之内」(保永堂版東海道)をはじめ、全3種類の東海道シリーズを3つの会期に分けて紹介。
江戸時代の日本橋から京都まで、東海道の各宿場の風景が描かれた作品群を通じて、広重の風景版画の魅力を堪能できる貴重な機会です。
「だけじゃない東海道」も同時開催
小展示室で同時開催される「だけじゃない東海道」では、東海道を題材にした広重以外の絵師による浮世絵も紹介。ほかの絵師の視点からも東海道の風景を再発見できる、味わい深い内容です。
■イベント概要
会場:静岡市東海道広重美術館(静岡県静岡市清水区由比297-1)
開催期間:2024年10月8日(火)~2025年1月26日(日)
【Part1】10月8日(火)~ 11月10日(日)[東海道五拾三次之内:保永堂版東海道]
【Part2】11月12日(火)~ 12月15日(日)[東海道五十三次之内:行書東海道]
【Part3】12月17日(火)~ 2025年1月26日(日)[東海道:隷書東海道]
※会期ごとに全展示を入替え
開館時間:9:00~17:00 (最終入館16:30)
休館日:月曜(祝日の場合は開館、翌平日休館)、年末年始(12月28日~1月4日)、ほか公式サイトのカレンダー参照
料金:大人520円、高校・大学生310円、小・中学生130円、未就学児は無料
17.【愛知県豊橋市】図書館資料展「蔦屋重三郎と東三河の読書熱」(2024年12月14日~2025年2月2日)
愛知県豊橋市の「豊橋市中央図書館」では、2024年12月14日(土)~2025年2月2日(日)の期間、図書館資料展「蔦屋重三郎と東三河の読書熱」を開催。
蔦屋重三郎とゆかりの人々が出版した黄表紙(絵入の小説)などの出版物を展示し、蔦屋重三郎の生涯を紹介します。
蔦屋重三郎が独占的に出版した吉原のガイドブック「吉原細見」や、「往来物」と呼ばれる江戸時代の寺子屋の教科書など、蔦重が編集者や板元として関わった出版物は必見! 「鱗形屋」などライバルの板元が出版した本も見ることができます。
さらに、同館所蔵の「羽田八幡宮文庫旧蔵資料」(愛知県指定文化財)をはじめ愛知・東三河エリアの貴重な資料から、当時の人々の読書熱に迫ります。
本の中に描かれた挿絵にも、ぜひ注目を。蔦重の出版物を実際に見ることができると同時に、彼が生きた時代の出版カルチャーを体感できる貴重なイベントですよ。
■イベント概要
会場:豊橋市中央図書館(愛知県豊橋市羽根井町48)
開催期間:2024年12月14日(土)~2025年2月2日(日)
開催時間:平日9:30~19:00、土日祝日9:30~17:00
休館日:月曜(1月13日は開館)、年末年始(12月29日~1月3日)、12月27日(金)、1月14日(火)、1月24日(金)
料金:無料
18.【大阪府大阪市】歌川国芳展 ―奇才絵師の魔力/大阪中之島美術館(2024年12月21日~2025年2月24日)
「大阪中之島美術館」では、2025年2月24日(月・休)まで「歌川国芳展 ―奇才絵師の魔力」を開催中。
江戸時代末期の浮世絵師・歌川国芳(1797〜1861)の武者絵や戯画、風景画など約400点を紹介する大規模な展覧会で、前期(12月21日~2025年1月19日)と後期(1月21日~2月24日)で作品が約9割入れ替わります。
武者絵に描かれたイケメンや巨漢、ダークヒーローにワクワク♪
国芳の代名詞である武者絵は、3枚続きや6枚続きの大画面を使ったダイナミックな構図が特徴。物語のクライマックスのような描写は、現代の漫画やアニメにも通じます。
出世作の「通俗水滸伝豪傑百八人之一個(壱人)」シリーズや「四条縄手の戦い」(前期)などに描かれた、迫力あるヒーローたちに目を奪われること間違いなし!
幕府の禁令も何のその!笑いと風刺が光る「戯画」の数々
国芳の戯画は、猫や金魚、道具を擬人化し、ときには言葉遊びや風刺を織り込むなど、機知に富んだ作品ばかり。
1842年(天保13年)に、江戸幕府によって役者や遊女を描くことが禁止された際も、戯画による笑いと風刺で苦境を乗り切ったといいます。
特に国芳が愛したという猫は、戯画、役者絵、美人画などジャンルの枠を超えて大活躍! 国芳の創意工夫が詰まった作品群を、ぜひ親子で満喫してください。
■イベント概要
会場:大阪中之島美術館 4階展示室(大阪府大阪市北区中之島4-3-1)
開催期間:2024年12月21日(土)~2025年2月24日(月・休)
前期:2024年12月21日(土)~2025年1月19日(日)
後期:2025年1月21日(火)~2025年2月24日(月・休)
開館時間: 10:00~17:00(最終入館16:30)
休館日:月曜、12月31日(火)、1月1日(水・祝)、1月14日(火) ※1月13日(月・祝)、2月24日(月・休)は開館
料金:当日券:一般1,800円、高校・大学生1,500円、小・中学生500円
19.二次元刀剣物語 ~浮世絵をのぞいてみたら~(仮)/逸翁美術館(2025年7月12日~9月7日)
大阪府池田市の「逸翁(いつおう)美術館」では、2025年7月12日(土)~9月7日(日)の期間、「二次元刀剣物語 ~浮世絵をのぞいてみたら~(仮)」が開催されます。
本展では、歌舞伎を描いた浮世絵の中の「刀剣」を紹介。近年ブームとなっている刀剣が、歌舞伎ではどんな道具として登場しているかを紐解きます。
弁慶が背負う七つ道具や、人間が持てるサイズとは思えない大太刀(おおたち)や鉞(まさかり)は歌舞伎ならでは。由緒正しき名刀から不思議な力で暴れまわる妖刀、はたまた名もなき刃まで、お芝居になくてはならない刀剣のストーリーを親子で読み解いてみましょう。
■イベント概要
会場:逸翁美術館(大阪府池田市栄本町12-27)
開催期間:2025年7月12日(土)~9月7日(日)
開館時間: 10:00~17:00(最終入館16:30)
休館日: 月曜(ただし7月21日・8月11日は開館)、7月22日(火)、8月12日(火)
料金:一般700円、高校・専門・大学生500円、中学生以下無料
江戸の庶民に愛された浮世絵はアート初心者でも親しみやすく、親子で一緒に楽しめる作品がいっぱい。2025年は、たくさんの浮世絵関連イベントにおでかけしてみてください♪
記事を書いた人
雨宮あかり
「いこーよとりっぷ」エディター/食べること・飲むこと・音楽が大好きなママ編集者。世界中の音楽フェスを体験すること&ベルギービールの醸造所めぐりが夢です♪ 特技はアロマセラピートリートメントです。
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