
2025三重県のおすすめ梅まつり5選
早春の絶景&親子向けイベントも
例年2月上旬から3月中旬にかけて赤や白、ピンク色に美しく咲き誇る「梅の花」。梅の名所やスポットでは、見頃にあわせて「梅まつり」が開催されています。今回は、三重県でおすすめの「梅まつり」をご紹介します!
県内の梅の名所で行われる梅まつりや、暗闇のなかで美しく輝く梅のライトアップなどの催しが盛りだくさん♪ ぜひ親子でおでかけしてひと足はやい春を楽しんでくださいね。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報は、公式サイトをご確認ください
「梅の花」の起源や歴史は?

梅の起源は、元々九州に自生していたという説や、3世紀の終わりごろ「百済」(くだら)の帰化人「王仁」(わに)がもたらしたとする説、大和時代に中国(呉)の高僧(こうそう)がもたらしたという説があります。
「万葉集」にも多数登場

7~8世紀の和歌を集めた「万葉集」では、桜よりも梅をテーマにした歌も多く詠まれており、当時の人気のほどが伺えます。
「梅は百花の魁(さきがけ)」という言葉があるように、梅は幾多の花々よりも早く、まだ寒い時期に咲く花です。そのため「万葉集」にも、雪と一緒に詠まれた歌がいくつも残されています。
ここからは、三重県で開催されるおすすめの「梅まつり」をご紹介! 梅の花見を体感できる絶好の機会に、ぜひ親子でおでかけしてみましょう。
【鈴鹿市】しだれ梅まつり/鈴鹿の森庭園(2025年2月15日から3月下旬)

「鈴鹿の森庭園」は、日本の伝統園芸文化のひとつである「しだれ梅」の「仕立て技術」の存続と普及を目的として、「赤塚植物園」が運営する研究栽培農園です。
園内には、八重咲きの品種「呉服(くれは)しだれ」を中心に、日本各地から集められた約200本の梅の名木が植栽されています。なかでも、入口からすぐの場所にある呉服しだれ「天の龍」や「地の龍」は見応え抜群! 花はもちろん、匠の技で見事に仕立てられた枝ぶりや木姿にも注目ですよ。

通常は、一般開放されていない「鈴鹿の森庭園」ですが、しだれ梅の開花にあわせて庭園を公開しています。
2025年は、2月15日(土)から3月下旬ごろを予定。営業時間を20時30分まで延長して行われる、夜間ライトアップでは、暗闇に浮かぶ艶やかなしだれ梅の光景を堪能できますよ。
なお、一般開放期間は、開花状況により早めに終了することもあるので、公式サイトをチェックしてからおでかけしましょう!
■イベント概要&開花情報
開催スポット:鈴鹿の森庭園(三重県鈴鹿市山本町151-2)
開催期間:2025年2月15日(土)から3月下旬ごろ
梅の見頃:例年2月中旬から3月下旬
アクセス:東名阪自動車道「鈴鹿IC」から車で約5分、新名神高速道路「鈴鹿PA スマートIC」から車で約5分
駐車場:あり
【いなべ市】梅まつり/いなべ市農業公園(例年2月下旬から3月下旬)

四季折々の花広場や農業体験が楽しめる「いなべ市農業公園」には、約100種・4,500本の梅の木が植えられている梅林があります。
例年2月下旬からは、梅林全体が赤や、ピンク、白など色とりどりの梅の花が咲き誇り、梅のお花見が楽しめる名所として人気。高台にある展望台(見晴台)からは、鈴鹿山脈を背景に早春の絶景が広がります。

梅の見頃にあわせて、毎年2月下旬からは、「梅まつり」が開催されます。
大道芸人や、飲食コーナーなど、親子で楽しめるイベントがたくさん♪ ペット(リード着用必須)との同伴も可能なので、ぜひ家族みんなで、早春の1日を過ごしてみませんか。
園内には、パークゴルフ場や、いなべ地域の農作物を使用した料理をビュッフェ形式で提供するレストラン(梅まつり期間中は休業)などもありますよ。
■イベント概要&開花情報
開催スポット:いなべ市農業公園(三重県いなべ市藤原町鼎3071)
開催期間:例年2月下旬から3月下旬
梅の見頃:例年2月下旬から3月下旬
アクセス:名神高速道路「関ヶ原IC」から約40分
駐車場:あり
【津市】梅まつり/かざはやの里~ かっぱのふるさと~(2025年2月14日〜3月23日)

季節の花が楽しめる「かざはやの里~ かっぱのふるさと~」には、「寒紅梅」や「道しるべ」「白加賀」「鹿児島紅梅」など、65種類・約565本の梅の木があります。
約25,000平方メートルの芝生の上には、2月上旬から3月下旬に、赤や、ピンク、白などの鮮やかな花が咲き乱れ、訪れた人を魅了します。どの風景を切り取っても美しい空間で、家族で散策をを楽しみませんか?

2025年2月14日(金)〜3月23日(日・祝)には、「かざはやの里 梅まつり」が行われます。
梅シャワーを浴びているかのような枝垂れ梅のなかでは、お弁当を食べたり、のんびりくつろいだりと、ここでしか味わえない贅沢な体験も。梅の花園には、愛犬(リード着用必須)とのお散歩や撮影が楽しめるスポットも多数用意されているので、家族みんなで早春を満喫できます。
さらに、「梅まつり」期間中は、子供向けのアスレチックやスタンプラリーなどの催しのほか、薬草足湯もあるので、親子で楽しい1日を過ごせますよ。
■イベント概要&開花情報
開催スポット:かざはやの里~ かっぱのふるさと~(三重県津市戸木町4096)
開催期間:2025年2月14日(金)〜3月23日(日・祝)
梅の見頃:例年2月上旬から3月下旬
アクセス:伊勢自動車道「久居IC」から車で約8分
駐車場:あり
【津市】梅まつり/結城神社(2025年2月11日〜)

南北朝時代に「建武の新政」の樹立に貢献した、結城宗広(ゆうきむねひろ)公を祀る由緒ある「結城神社」。
境内には、「しだれ梅」約300本のほか、10種・約80本の梅の木が植えられており、全国でも有数の梅のお花見スポットとしても人気です。

2025年2月11日(火・祝)からは、梅まつりが開催されます。例年、奉納行事や観梅祈願祭などが行われ、期間限定でお茶屋もオープンしますよ。
県内外から多くの人が訪れる梅の名所に、家族でおでかけしてみてくださいね。
■イベント概要&開花情報
開催スポット:結城神社(三重県津市藤方2341)
開催期間:2025年2月11日(火・祝)〜
梅の見頃:例年2月中旬から3月中旬
アクセス:伊勢自動車道「津IC」から車で約20分
駐車場:あり
【桑名市】梅・しだれ梅・桜まつり/なばなの里(例年2月中旬〜3月下旬)

花と緑のテーマパーク「なばなの里」では、例年2月上旬から3月下旬ごろまで、梅や、しだれ梅、河津桜が咲きそろいます。
梅苑では、樹齢100年を超える梅の古木をはじめ、約330本のしだれ梅が2月下旬から3月中旬ごろまで見頃を迎え、梅のお花見を楽しむ人々で賑わいます。

国内最大級のスケールを誇るイルミネーションが大人気の「なばなの里」では、しだれ梅が見頃を迎えるシーズンに、ライトアップを実施しています。
梅の香りは、夜に強く漂うとも言われており、梅苑では甘い香りとともに昼間とは異なる幻想的な景色が広がるのが特徴。梅苑内は、通路も整備されているので、ベビーカーでも楽々移動できますよ。
■イベント概要&開花情報
開催スポット:なばなの里(三重県桑名市長島町駒江漆畑270)
開催期間:例年2月中旬〜3月下旬
梅の見頃:例年2月下旬〜3月中旬
アクセス:伊勢湾岸自動車道「湾岸長島」ICから約10分、東名阪自動車道「長島」ICから約10分
駐車場:あり
2月~3月の寒暖差のある時期に行われる「梅まつり」。体温調節しやすい服装でおでかけして、楽しい一日を過ごしてくださいね。
記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部
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