【群馬】桜お花見名所&穴場16選 <br/>2025「赤城南面千本桜」の見頃は?
更新日2025年03月28日/公開日2025年03月28日

【群馬】桜お花見名所&穴場16選 
2025「赤城南面千本桜」の見頃は?

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今回は、群馬県にある桜の名所のなかから親子におすすめの場所を厳選! 一度は行きたい人気スポットから穴場までご紹介します。

群馬県には歴史を体感できる古墳や寺社、自然豊かな公園、圧巻の桜並木などバラエティ豊富なお花見スポットがあります。

見頃の時期には多くの場所で桜まつりも開催。ぜひ記事をチェックして、春休みの家族旅やお花見の参考にしてください。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報は、公式サイトをご確認ください

【伊勢崎市】華蔵寺公園・Auto Mirai 華蔵寺遊園地

観覧車からお花見♪ アクティビティも充実!

桜が満開の遊園地(画像提供:観光ぐんま写真館 https://gunma-kanko.jp/)
桜が満開の遊園地(画像提供:観光ぐんま写真館 https://gunma-kanko.jp/)

伊勢崎市にある「華蔵寺公園」は、公園、遊園地、運動施設などを備えた総合公園。“日本の都市公園100選”にも選出されています。

園内の「Auto Mirai 華蔵寺遊園地」は入園無料で、乗り物の料金もリーズナブル。休日のレジャースポットとして人気です。

観覧車と桜のコラボ(画像提供:観光ぐんま写真館 https://gunma-kanko.jp/)
観覧車と桜のコラボ(画像提供:観光ぐんま写真館 https://gunma-kanko.jp/)

四季折々の植物を観賞できるのも大きな特徴です。

例年3月下旬から4月上旬にかけて約600本のソメイヨシノ、4月中旬~5月上旬には約5,000本のつつじ、6月になると約3,000株の花菖蒲(しょうぶ)が咲き誇り、多くの人々を魅了します。

イベント情報:華蔵寺公園花まつり(2025年3月20日~5月11日)

桜が咲く散策路(画像提供:jooko3 / PIXTA)
桜が咲く散策路(画像提供:jooko3 / PIXTA)

例年、桜の見頃にあわせて「華蔵寺公園花まつり」が開催され、提灯によるライトアップが行われます。2025年の開催期間は4月1日(木)~5月20日(木)まで。

桜の花の高さと同じサイクルモノレールに乗って満開の桜の真横を通過したり、名物の観覧車「ひまわり」に乗って上からお花見を楽しんだり。さまざまな角度から桜を楽しめます。

また、会期中は「ひょうたん絵付け体験」「はた織り体験コースターづくり」といったワークショップも。事前にイベントスケジュールを確認して、楽しい一日を過ごしましょう!

※2025年は工事中のため花菖蒲エリアは立ち入り不可

イベントを詳しくチェック!

■桜お花見スポット概要&開花情報
桜の見頃:例年3月下旬〜4月上旬
所在地:群馬県伊勢崎市華蔵寺町1-1
アクセス:電車:JR両毛線「伊勢崎駅」からバスで約5分
関連イベント:【華蔵寺公園花まつり】2025年3月20日(木)~5月11日(日)

【太田市】世良田東照宮

群馬県最大のソメイヨシノ

春の「世良田東照宮」(画像提供:masa / PIXTA)
春の「世良田東照宮」(画像提供:masa / PIXTA)

徳川氏発祥の地・太田市世良田町の「世良田東照宮」。栃木県にある「日光東照宮」の大改築が行われた際、日光の奥社・拝殿を徳川氏発祥の地に移築したもので、本殿、拝殿、唐門が国の重要文化財に指定されています。

境内には約30本の桜の木が植えられ、例年4月上旬に見頃を迎えます。歴史的な建造物を背景に美しく咲く桜は写真映えも抜群。

なかでもひときわ存在感を放つのが、南入口付近にある「御神域(ごしんいき)桜」(ソメイヨシノ)です。樹齢推定450年、樹高・枝張りともに約20mを誇る巨木で、群馬県最大級のソメイヨシノとして知られています。

イベント情報:葵まつり(例年4月第一日曜/2025年4月6日)

葵紋と桜(画像提供:観光ぐんま写真館 httpsgunma-kanko.jp)
葵紋と桜(画像提供:観光ぐんま写真館 httpsgunma-kanko.jp)

毎年4月の第一日曜には「葵まつり」が開催されています。琴の演奏や野点(のだて)、餅つき、綿菓子の配布などもあり、親子で楽しめるお祭りです。

この時期は桜の見頃であると同時に、三ツ葉葵紋のモチーフとなったフタバアオイ(双葉葵、二葉葵)が芽吹き始める時期。

お花見とあわせて「葵まつり」を楽しんではいかがでしょうか。

■桜お花見スポット概要&開花情報
桜の見頃:例年4月上旬
所在地:群馬県太田市世良田町3119-1
アクセス:電車:東武鉄道伊勢崎線「世良田駅」から徒歩で約20分
関連イベント:【葵まつり】例年4月第一日曜/2025年4月6日(日)

【太田市】冠稲荷神社

「縁結びの桜」と可憐な木瓜のコラボレーション

「冠稲荷神社」の大鳥居を彩る満開の桜(画像提供:masa / PIXTA)
「冠稲荷神社」の大鳥居を彩る満開の桜(画像提供:masa / PIXTA)

平安時代の1125年(天治2年)に、源義国によって創建されたと伝わる「冠稲荷神社」。源氏ゆかりの社であることを知った源義経が、1174年(承安4年)に京都「伏見稲荷大社」の分霊を祀りました。

1333年(元弘3年)には、新田義貞が挙兵の際に社の前で兜(冠)の中に神霊を呼び、必勝祈願したといわれています。

これらの故事にちなんで「冠稲荷大明神」と呼ばれるようになりました。

木瓜の花と桜(画像提供:femto / PIXTA)
木瓜の花と桜(画像提供:femto / PIXTA)

例年4月上旬には、境内のいたるところで河津桜や寒緋桜(かんひざくら)、ソメイヨシノなど、多彩な桜を見ることができます。

また、2本に分かれた幹が再び結びついている縁起の良い桜は「縁結びの桜」として有名。3月中旬から開花する木瓜(ぼけ)の花とのコラボレーションも見事です。

■桜お花見スポット概要&開花情報
桜の見頃:例年4月上旬
所在地:群馬県太田市細谷町1
アクセス:電車:東武鉄道伊勢崎線「細谷駅」からタクシーで約5分

【渋川市】伊香保グリーン牧場

のどかな牧場で「榛名雲海桜」を満喫

榛名山麓に位置する「伊香保グリーン牧場」は、関越自動車道「渋川・伊香保IC」から約15分と、アクセスしやすい観光牧場。近くには伊香保温泉もあります。

ヒツジ、ウサギ、牧羊犬などを飼育しており、牧羊犬が100頭のヒツジの群れをコントロールする「シープドッグショー」が人気。動物とふれあえるイベントも充実しています。

春になるとソメイヨシノや八重桜など19品種・約1,500本の桜が開花。特にソメイヨシノは700本もあり、満開の時期に見晴台から眺めると、まるで雲海のように咲き広がる景色を楽しめます。

樹齢40年を超える桜も200本以上! 時期によっては、緑がかった花色の桜・御衣黄(ぎょいこう)や、一枚葉の一葉(いちよう)など、珍しい品種も観賞できますよ。

イベント情報:牧場春フェア(2025年3月22日~5月6日)

例年4月下旬~5月上旬には濃いピンク色の八重桜が見頃に
例年4月下旬~5月上旬には濃いピンク色の八重桜が見頃に

2025年3月22日(土)~5月6日(火・振休)には、赤ちゃんヒツジのお披露目やイースターイベント、満開の桜を楽しめる「牧場春フェア」を開催。

桜色に染まる牧場で、赤ちゃんヒツジたちへの哺乳など特別な体験をしてみませんか?

イベント公式サイト

■桜お花見スポット概要&開花情報
桜の見頃:例年3月下旬~5月上旬
所在地:群馬県渋川市金井2844-1
アクセス:車:関越自動車道「渋川・伊香保IC」から約15分
電車:JR上越線「渋川駅」から「伊香保温泉」行きバスで約15分

【高崎市】高崎観音山

桜色に染まる白衣観音

高崎市を見守る美しい観音様(画像提供:kazukiatuko / PIXTA)
高崎市を見守る美しい観音様(画像提供:kazukiatuko / PIXTA)

高さ41.8m、重さ約6,000トンの大きさを誇る、高崎市のシンボル「高崎白衣大観音 」がいらっしゃる高崎観音山。春にはソメイヨシノ、山桜など10種類・約3,000本の桜が観音様を囲み、山全体が桜色に染まります。

あたり一帯を埋め尽くすように咲き誇るソメイヨシノは壮観です。また、遅咲きの山桜も丘陵一帯を春色に染め上げます。

お花見とともに周辺観光を満喫!

桜の花をまとった観音様(画像提供:muroro / PIXTA)
桜の花をまとった観音様(画像提供:muroro / PIXTA)

「高崎白衣大観音」は群馬の小学生にとっては遠足で訪れる思い出深い観音様。胎内めぐりもできますよ。

高崎観音山からは高崎市街も一望でき、参道には土産店が軒を連ね、桜見物の人々でにぎわいます。

周辺には自然を満喫できる遊歩道や高崎観音山温泉も。桜だけでは物足りない親子におすすめのお花見スポットです。

■桜お花見スポット概要&開花情報
桜の見頃:例年4月上旬
所在地:群馬県高崎市石原町2710-1
アクセス:電車::JR「高崎駅」から市内循環バス「ぐるりん」に乗車(約20分)、「観音山頂」バス停で下車すぐ

【高崎市】高崎城址公園

お堀の水面に浮かぶ花筏も美しい

高崎城址公園(画像提供:corosukechan3 / PIXTA)
高崎城址公園(画像提供:corosukechan3 / PIXTA)

高崎市内中心部に位置する「高崎城址公園」は、「高崎城」の跡地に広がる公園。現在もなお三の丸外囲の土居と堀、乾櫓、東門が残っています。

約300本のソメイヨシノが例年4月上旬から下旬にかけてお堀を彩り、多くの花見客でにぎわいます。

水面に映る桜や、散った桜がお堀の水面に浮かぶ花筏(はないかだ)の趣深い景観も見どころです。

夜桜もおすすめ(例年3月下旬~4月中旬)

桜の見頃には夜間のライトアップを実施。水面に映るピンクが幻想的な雰囲気をかもし出します。

イベント情報:たかさき春まつり(2025年4月5日)

毎年恒例の「たかさき春まつり」は、2025年4月5日(土)に開催。小さな子供が楽しめるゲームや、飲食ブースなどが登場し、さまざまな催しで盛り上がります。

イベント公式サイト

■桜お花見スポット概要&開花情報
桜の見頃:例年3月下旬〜4月上旬
所在地:群馬県高崎市高松町
アクセス:>車:関越自動車道「高崎IC」から約20分
電車:JR「高崎駅」から徒歩約10分
関連イベント:【たかさき春まつり】2025年4月5日(土) 【ライトアップ】例年3月下旬~4月中旬(開花状況により変動)


【富岡市】妙義神社

枝垂れ桜のアーチに感動

山門(画像提供: tenjou / PIXTA)
山門(画像提供: tenjou / PIXTA)

妙義山の東麓に位置する「妙義神社」。創建は537年、日本武尊(やまとたけるのみこと)をはじめ名だたる神々が祀られ、近年はパワースポットとしても人気があります。

朱色の「総門」、装飾された「唐門」、黒漆塗り、権現造りの豪華絢爛な本社は国指定重要文化財です。

神社の境内には16本の桜があり、なかでも参道にある6本の枝垂れ桜は圧巻。樹齢200年余りの老木ながら見事な花を咲かせ、満開になると花のアーチになります。

また、樹齢100年余りの鬱金(うこん)桜も必見。黄金色をした大輪の八重咲き桜は、見応え抜群です。

■桜お花見スポット概要&開花情報
桜の見頃:例年4月上旬〜中旬
所在地:群馬県富岡市妙義町妙義6
アクセス:車:上信越自動車道「松井田妙義IC」から約5分
電車:JR信越本線「松井田駅」からタクシーで約10分

【沼田市】沼田公園(沼田城址)

約200本のソメイヨシノと樹齢400年のヒガンザクラ

春の「沼田公園」(画像提供:tenjou / PIXTA)
春の「沼田公園」(画像提供:tenjou / PIXTA)

1532年に戦国時代の武将・沼田顕康(ぬまたあきやす)に築城された「沼田城」。

その後、真田氏の支配となり、上杉謙信、北条氏康といった名だたる武将の争奪戦を経て、徳川幕府の時代に城郭が取り壊されました。

現在は沼田市の史跡に指定され、「沼田公園」として市民の憩いの場となっています。

公園内で見られる桜は、ソメイヨシノほか約210本。なかでも、かつての「沼田城」の歴史を今に伝える名木「御殿桜」が有名です。樹齢約400年の大きなヒガンザクラが、20m近く枝を広げる美しい姿は圧巻です。

イベント情報:沼田公園桜まつり(2025年4月1日~13日)

過去開催時の様子(画像提供:tenjou / PIXTA)
過去開催時の様子(画像提供:tenjou / PIXTA)

毎年春には「沼田公園桜まつり」を開催。メインイベント日(2025年は4月13日)には子供向けにふわふわドームが設置され、ステージイベントや桜の苗木植樹などが催されます。

夜間(18:00~22:00)には鐘楼と御殿桜のライトアップが行われ、昼間とは一転、幻想的な景色が見られます。

イベント公式サイト

■桜お花見スポット概要&開花情報
桜の見頃:例年4月上旬〜中旬
所在地:群馬県沼田市西倉内町594
アクセス:車:関越自動車道「沼田IC」から約10分
電車:JR上越線「沼田駅」から徒歩で約20分
関連イベント:【沼田公園桜まつり】2025年4月1日(火)~13日(日)

【藤岡市】桜山公園

春は合計1万本が開花!年2回桜が咲く国の名勝・天然記念物

桜が満開の「桜山公園」(画像提供:gonbe / PIXTA)
桜が満開の「桜山公園」(画像提供:gonbe / PIXTA)

群馬県南部の藤岡市鬼石(おにし)地区。その山間にある「桜山公園」では、冬桜が約7,000本、ソメイヨシノが約3,000本咲き誇り、桜山全体が薄紅色に染まります。

国の名勝、および天然記念物にも指定されている冬桜は、2期咲きのめずらしい桜。例年11月上旬から12月中旬に見頃を迎えますが、秋に開花しなかったつぼみが越冬して春に開花します。

日露戦争の戦勝を記念して植えられた「桜山公園」の桜

“さくら名所100選”にも選ばれています(画像提供:gonbe / PIXTA)
“さくら名所100選”にも選ばれています(画像提供:gonbe / PIXTA)

「桜山公園」の桜は、1908年(明治41年)当時の三波川村長が、日露戦争の戦勝を記念して住民の協力でソメイヨシノを1,000本を植栽したのが始まりです。

たまたま冬桜の苗400本弱が混ざっており、秋と春に2回お花見を楽しめるスポットになったのだそう。

園内には、大きな池のある日本庭園や芝生広場もあり、桜に囲まれながら家族でピクニックするのもおすすめです。

秋冬の開花シーズンにも、ぜひ訪れてみたいものですね。

■桜お花見スポット概要&開花情報
桜の見頃:例年4月中旬/10月下旬~12月
所在地:群馬県藤岡市三波川2166-1
アクセス:車:関越自動車道「本庄児玉IC」から約40分
電車:JR高崎線「本庄駅」「新町駅」またはJR八高線「丹荘駅」「群馬藤岡駅」からバスに乗車、「鬼石郵便局」バス停で下車後、タクシーで約15分

【藤岡市】七輿山古墳の桜

墳丘に咲き誇る、迫力満点のソメイヨシノ

墳丘に咲く大きな桜(画像提供:マーボ / PIXTA)
墳丘に咲く大きな桜(画像提供:マーボ / PIXTA)

藤岡市に位置する国指定史跡、「七輿山(ななこしやま)古墳」。6世紀前半につくられた三段構成の前方後円墳で、全長145m、幅106m、高さは16m。6世紀代の古墳としては東日本最大級の大きさを誇ります。

七輿山の由来は羊太夫の伝説からとされ、朝廷の討伐軍に追われた羊太夫の女房ら7人がここで自害したのを、それぞれ輿に乗せて葬ったので「七輿山」という名前が付けられたと伝えられています。

古墳の墳丘は芝地になっていて、春には桜が咲き乱れる名所としても知られています。ソメイヨシノのピンク色と緑色の松とのコラボレーションが美しく、お花見スポットとして大人気。

五百羅漢や六地蔵などの石造物も見どころで、散策も楽しめます。

■桜お花見スポット概要&開花情報
桜の見頃:例年4月上旬
所在地:群馬県藤岡市上落合831-1外
アクセス:車:上信越自動車道「藤岡IC」から約10分
電車:JR八高線「群馬藤岡駅」からバスで約30分

【前橋市】赤城南面千本桜

見事な枝ぶりの千本桜が描くトンネル

春色の絶景が広がります(画像提供:観光ぐんま写真館 https://gunma-kanko.jp/)
春色の絶景が広がります(画像提供:観光ぐんま写真館 https://gunma-kanko.jp/)

「赤城南面千本桜」は群馬県を代表する桜の名所。

赤城山の南麓、「みやぎ千本桜の森」に面した約1.3kmの市道に沿って約1,000本の桜が咲き誇り、満開時には見事な桜のトンネルができ上がります。

いずれも樹齢60年ほどのソメイヨシノで、1本1本の枝ぶりも見応え抜群! “さくら名所100選”に選ばれた「赤城南面千本桜」を見に、親子でおでかけしてみませんか?

イベント情報:赤城南面千本桜まつり(2025年4月5日~20日)

「赤城南面千本桜まつり」の様子(画像提供:観光ぐんま写真館 https://gunma-kanko.jp/)
「赤城南面千本桜まつり」の様子(画像提供:観光ぐんま写真館 https://gunma-kanko.jp/)

毎年恒例の「赤城南面千本桜まつり」期間中は、郷土芸能・農産物直売・地元のグルメや特産品などのふれあい物産市や、ステージパフォーマンス、大道芸など多彩なイベントを実施。

また、夜間はライトアップされた夜桜も見物できます。

イベントを詳しくチェック!

■桜お花見スポット概要&開花情報
桜の見頃:例年4月上旬〜中旬
所在地:群馬県前橋市苗ケ島町2511-2
アクセス:車:北関東自動車道「伊勢崎IC」から約30分/関越自動車道「赤城IC」から約40分
電車:上毛電気鉄道「大胡駅」からバスで約20分
関連イベント:【赤城南面千本桜まつり】2025年4月5日(土)~20日

【前橋市】大室公園

芝桜と桜のコラボレーションが美しい

「大室公園」の春の風景(画像提供:tenjou / PIXTA)
「大室公園」の春の風景(画像提供:tenjou / PIXTA)

「大室公園」の位置する城南地区は、雄大な赤城山の眺めと美しい自然に恵まれた地域です。

群馬県内でも遺跡の多いことでも知られ、同公園の敷地内にも国指定史跡の古墳が点在しているほか、6世紀頃の古代住居や、江戸末期の養蚕農家の赤城型住居が復元されています。

豊かな自然環境を生かして作られた公園で、一年を通して梅、桜、芝桜、コスモスなどの花々を楽しめるのも特徴。

毎年4月上旬には桜が見頃を迎え、園内が淡いピンク色の花で彩られます。鮮やかな芝桜のじゅうたんと桜のコラボレーションも見事で、穴場ながら迫力のお花見スポット。ぜひ、足を運んでみてください。

■桜お花見スポット概要&開花情報
桜の見頃:例年4月上旬
所在地:群馬県前橋市西大室町2545
アクセス:車:北関東自動車道「伊勢崎IC」から約10分
電車:JR両毛線「前橋駅」からバスで約50分


【前橋市】敷島公園

水面に映る桜模様をボートでのんびり観賞

ボートを漕ぎながらのんびりお花見(画像提供:gugu3151 / PIXTA)
ボートを漕ぎながらのんびりお花見(画像提供:gugu3151 / PIXTA)

約37ヘクタールの広大な面積を有する「敷島公園」では、ボート池の周辺に桜の木が植えられおり、ボートに乗りながらのんびりとお花見を楽しめます。

枝垂れ桜並木(画像提供:tenjou / PIXTA)
枝垂れ桜並木(画像提供:tenjou / PIXTA)

八重桜、ソメイヨシノ、枝垂れ桜など約370本の桜が水面に映る景色はとてもきれい。そのほか、約2,700本もの松林との共演も絶景です。

また、利根川河畔の「敷島桜並木」には約150本の桜が並び、見事な風景が広がります。

枝垂れ桜のライトアップが幻想的(例年3月下旬~4月上旬/2025年は確認中)

枝垂れ桜のライトアップ(画像提供:tenjou / PIXTA)
枝垂れ桜のライトアップ(画像提供:tenjou / PIXTA)

満開になった枝垂れ桜のライトアップも必見。幻想的な夜桜は見応え抜群です。

■桜お花見スポット概要&開花情報
桜の見頃:例年3月下旬〜4月上旬
所在地:群馬県前橋市敷島町66
アクセス:電車:JR上越線「群馬総社駅」からタクシーで約10分
関連イベント:【ライトアップ】例年3月下旬~4月上旬

【前橋市】楽歩堂前橋公園

群馬県をかたどった「さちの池」を囲む桜並木

「楽歩堂前橋公園」春の園内(画像提供:jooko3 / PIXTA)
「楽歩堂前橋公園」春の園内(画像提供:jooko3 / PIXTA)

1905年(明治38年)、「前橋城」の跡地に開園した、前橋市内でもっとも古い歴史を持つ公園です。

群馬県を模した「さちの池」周辺では約350本のソメイヨシノが咲き誇り、池の水面を彩る情緒あふれる景色を楽しめます。

さちの池と桜並木の共演は、おすすめの撮影ポイント。写真家や芸術家たちにも人気です。

群馬県庁舎と広瀬川(画像提供:jooko3 / PIXTA)
群馬県庁舎と広瀬川(画像提供:jooko3 / PIXTA)

また、公園のそばを流れる広瀬川の両岸にも桜が植えられていて、あふれるように咲き誇る風景に心を奪われます。

隣接する高さ153mの群馬県庁舎を背景に咲き乱れる桜も迫力満点です。

■桜お花見スポット概要&開花情報
桜の見頃:例年3月下旬~4月上旬
所在地:群馬県前橋市大手町3-16-1
アクセス:車:関越自動車道「前橋IC」から約10分
電車:JR両毛線「前橋駅」からバスで約10分
関連イベント:【ライトアップ】例年3月下旬~4月上旬

【大泉町】城之内公園

城之内公園(画像提供:観光ぐんま写真館 https://gunma-kanko.jp/)
城之内公園(画像提供:観光ぐんま写真館 https://gunma-kanko.jp/)

大泉町にある「城之内公園」。

1489年に築城され、豊臣秀吉の関東攻めの際に廃城となった「小泉城」の本丸と二の丸の部分を、整備した公園です。

桜の名所として知られ、春になると約200本の桜がお堀の両側に咲き誇り、多くの花見客が訪れます。

園内には遊具やバーベキュー広場があり、お堀を泳ぐ鯉や亀の姿にも癒されます。

■桜お花見スポット概要&開花情報
桜の見頃:例年3月下旬~4月上旬
所在地:群馬県邑楽郡大泉町城之内2-24
アクセス:車:北関東自動車道「太田桐生IC」から約20分
電車:東武小泉線「小泉町駅」から徒歩で約6分、「西小泉駅」から徒歩で約10分
関連イベント:【ライトアップ】例年3月下旬~4月上旬

【甘楽町】城下町小幡 雄川堰沿い

風情あるまち並みを彩る54本のソメイヨシノ

情緒あるまち並み(画像提供:おはぎさん / PIXTA)
情緒あるまち並み(画像提供:おはぎさん / PIXTA)

甘楽町小幡は、江戸時代に織田氏、松平氏と250年余り続いた2万石の城下町。保存・復元が進められている白壁の武家屋敷や養蚕農家群など、歴史と風情を感じさせるまち並みが魅力です。

雄川堰(おがわぜき)の清らかな流れに沿って54本の桜並木が続き、毎年春には多くの観光客が訪れます。

イベント情報:城下町小幡さくら祭り「武者行列」(2025年4月6日)

かっこいい武者行列に親子でワクワク!
かっこいい武者行列に親子でワクワク!

毎年4月上旬には甘楽町の春の風物詩「城下町小幡さくら祭り『武者行列』」を開催。

花びらの舞う中、鎧(よろい)・甲冑(かっちゅう)に身を固めた戦国武将や姫君たちが桜並木を練り歩き、華やかな戦国絵巻が繰り広げられます。

美しい桜並木を進む勇壮な武者行列を見物していると、いにしえの時代にタイムスリップしたかのような気持ちになりますよ。

■桜お花見スポット概要&開花情報
桜の見頃:例年4月上旬~中旬
所在地:群馬県楽郡甘楽町小幡 
アクセス:車:上信越自動車道「富岡IC」から約10分
電車:上州電鉄上信線「上州福島駅」からバスで約10分
関連イベント:【城下町小幡さくら祭り「武者行列」】2025年4月6日(日) 

公式サイト

古墳時代から近現代まで、さまざまな時代の歴史を体感できる桜スポットが満載の群馬県。いつもとはひと味違うお花見を満喫しましょう。

※本記事はよりみち情報サイト「ロコナビ」で掲載されていた記事(2019年4月掲載)の譲渡を受け、掲載しています。イベント情報や施設情報など内容の一部は2025年の最新情報に差し替えを行い、掲載をしています。

記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部

「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。

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