
2025今が見頃も!ブルーサルビアの花畑6選 青の絶景を夏休みに満喫
青紫色の花色が涼しげなブルーサルビアは、暑さに強く夏の花壇に重宝される花。開花期間は夏から秋までと長く、ハーブ園やフラワースポットなどで爽やかな花畑を見ることができます。
今回は、親子におすすめしたいブルーサルビアの絶景花畑を全国からご紹介! 夏休みの家族旅行や日帰りドライブなどにぴったりです♪
※トップ画像:フラワーランドかみふらの(画像提供:rujin / PIXTA)
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
※画像は過去の様子であり、現状とは異なる場合があります。また見頃はその年の気候により変動しますのでご注意ください
ブルーサルビアってどんな花?

サルビアはシソ科サルビア属(和名:アキギリ属)に属する植物です。鮮やかな赤い花を咲かせる「サルビア・スプレンデンス」がもっともポピュラーですが、じつはサルビアの仲間はとても多く、約900もの種類があります。
今回取り上げる通称ブルーサルビア(別名ブルーセージ)は、主に「サルビア・ファリナセア」という品種。原産国は北アメリカです。名前にブルーとついていますが、青紫色だけでなく白や2色咲きのものもあります。
ブルーサルビアの特徴&ラベンダーとの違いは?

ブルーサルビアは夏の暑さに強く、青紫色の花を初夏から秋にかけて長く咲かせ続けます。
小さな花が集まり、穂(ほ)の形状を作るのも特徴。遠くから見るとラベンダーに似ていますが、ラベンダーの葉は細長い一方、ブルーサルビアの葉は楕円形に近い形です。また、ラベンダーのような強い香りもありません。
ラベンダーとブルーサルビアの両方を植えているスポットもあるので、おでかけした際は親子で花や葉の形を観察したり香りを嗅いだりして、違いを確かめてみてくださいね。
それではここから、ブルーサルビアの絶景スポットをご紹介します!
【北海道札幌市】国営滝野すずらん丘陵公園

「滝野すずらん丘陵公園」は、北海道札幌市にある広大な国営公園です。園内には、昆虫や野鳥観察ができる森や、四季折々の花が咲き誇る庭園、子供が喜ぶ大型遊具など、見どころがたくさんあります。
夏になると「花のまきば」エリアに青と白のサルビアが咲き誇り、爽やかなストライプ模様に彩られます。

涼しげなブルーサルビアが風にそよぐ風景を親子で眺めれば、きっと忘れられない夏の思い出になるはず。
同じ時期に向日葵(ひまわり)も見頃を迎え、青と黄色のコントラストも楽しめますよ。
■スポット概要&開花情報
所在地:北海道札幌市南区滝野247
ブルーサルビアの見頃:例年7月下旬~10月上旬
アクセス:【車】道央自動車道「札幌南IC」から約30分
【電車】札幌市営地下鉄「真駒内駅」からバスで約35分
駐車場:あり
【北海道上富良野町】フラワーランドかみふらの

「フラワーランドかみふらの」は北海道富良野エリアにある花の名所。どこまでも続く広い丘に四季折々のカラフルな花が咲き誇る絶景スポットです。
例年6月末から7月下旬のラベンダーに続き、夏から秋にかけてはブルーサルビアが見事に。サルビアはぶルー系だけでなく、白、赤など、さまざまな品種があります。
雄大な十勝岳連峰を背景に広がる花の絨毯は、北海道ならではの大パノラマ。その美しさに、親子で感動すること間違いなしですよ。

園内がとても広いので、「トラクターバス」に乗ってのんびり一周するのもおすすめです。高い位置からお花畑と山々の絶景を満喫しましょう。
また、ラベンダーポプリを入れた安眠枕作りや押し花作りのワークショップ(有料)も親子に人気♪旅の思い出を形にして持ち帰ることができますよ。
■スポット概要&開花情報
所在地:北海道空知郡上富良野町西5線北27号
ブルーサルビアの見頃:例年7月~9月
アクセス:【車】道央自動車道「三笠IC」から約1時間30分
【電車】JR富良野線「上富良野駅」からタクシーで約8分
駐車場:あり
【北海道美瑛町】展望花畑 四季彩の丘

北海道・美瑛の広大な丘に、カラフルな花の絨毯が広がる「展望花畑 四季彩の丘」は、“花の楽園”のような絶景スポット。例年7月にはラベンダー、夏から秋にかけてはブルーサルビアが見頃を迎え、青紫の美しい景観をつくり出します。

園内にはトラクターバス「ノロッコ号」や自分で運転するカートやバギーを利用でき、広大な敷地をラクに移動できます。
ほかにも、かわいいアルパカにエサやりができる「アルパカ牧場」など、子供が喜ぶ要素が盛りだくさん。夏休みの観光にもぴったりのスポットです。
■スポット概要&開花情報
所在地:北海道上川郡美瑛町新星第三
ブルーサルビアの見頃:例年8月~9月
アクセス:【車】道央自動車道「旭川鷹栖IC」から約60分
【電車】JR富良野線「美馬牛駅」から徒歩で約25分、「美瑛駅」からタクシーで約12分
駐車場:あり
【埼玉県さいたま市】大宮花の丘農林公苑

埼玉県さいたま市にある「大宮花の丘農林公苑」は、約10.9ヘクタールの広大な敷地を誇る入園無料のスポット。なかでも、武蔵野の平地林に囲まれた約3.3ヘクタールの花畑が見どころです。
夏から秋にかけては真っ赤なサルビアとブルーサルビアが合計約35,000株も咲き誇り、青空に映える鮮やかな景色が楽しめますよ。

サルビアの見頃は例年6月下旬~10月下旬ととても長く、秋にはコスモスとの共演が見られる年も。お花を楽しんだあとは、大きな遊具や親水広場(例年7月下旬~8月末)で思いっきり遊ぶのもいいですね。
例年3月下旬から11月の土日祝日に運行しているクラシックカートで苑内を巡るのもおすすめ。
お花も遊びも満喫でき、親子のおでかけにぴったりの公園です。
■スポット概要&開花情報
所在地:埼玉県さいたま市西区西新井124
ブルーサルビアの見頃:例年6月下旬~10月下旬
アクセス:【車】首都高速埼玉大宮線「与野IC」から約20分
【電車】JR高崎線「上尾駅」西口から市内循環バスに乗車(約25分)、「花の丘公園」バス停で下車すぐ/JR高崎線「宮原駅」西口から平方行きバスに乗車、「清河寺」バス停で下車すぐ
駐車場:あり
【兵庫県淡路市】兵庫県立公園あわじ花さじき

兵庫県・淡路島にある「兵庫県立公園あわじ花さじき」では、例年8月から10月下旬にかけて、合計約14万本の真っ赤なサルビアとブルーサルビアの花が色鮮やかに咲き誇ります。
明石海峡や大阪湾を望む、広大な丘に広がるブルーサルビア畑は、まさに絶景! さえぎるものがないので、空の青と花のコントラストがどこまでも続いて見えます。

美しい景色の中を親子でゆっくりお散歩したり、最高のロケーションで写真を撮ったり、思い出に残る時間が過ごせますよ。入園無料、駐車料金200円(普通車)なのも、うれしいポイントです。
ほかにも、向日葵(ひまわり/7月下旬~8月中旬)やクレオメ(7月上旬~8月中旬)など、さまざまな花を観賞できる名所です。
■スポット概要&開花情報
所在地:兵庫県淡路市楠本2805-7
ブルーサルビアの見頃:例年8月下旬~10月下旬
アクセス:【車】神戸淡路鳴門自動車道「淡路IC」「東浦IC」から約10分
【船】「明石港」からジェノバライン(高速船)に乗船、「岩屋港」で下船後、タクシーで約18分
【高速バス】JR神戸線「舞子駅」または山陽電鉄「舞子公園駅」から徒歩で約5分の「高速舞子」バス停から高速バスに乗車、「東浦バスターミナル」バス停で下車後、タクシーで約10分
駐車場:あり
【広島県世羅町】世羅高原農場

広島県世羅町にある「世羅高原農場」は、約15万平方メートルもの広大な敷地を持つ観光農園。桜やチューリップ、向日葵、ダリア&ガーデンマムなど、季節の花の見頃にあわせて開園されます。
2025年は7月26日(土)〜8月24日(日)の期間に「ひまわりまつり」が開催され、定番の黄色い向日葵はもちろん、白やバイカラーなどの珍しい品種も楽しめます。
園内の花カフェと風車展望台の近くにはブルーサルビアが咲く一角があり、一面に咲く青紫の花が壮観!

黄色い向日葵との共演も満喫できますよ。
「ひまわりまつり」のシーズンは、甘さが自慢の焼きとうもろこしも楽しめます。ほかにも、「とうもろこしの収穫体験」や「風鈴・うちわの絵付け体験」など、親子向けの内容が盛りだくさんです!
■世羅高原農場
所在地:広島県世羅郡世羅町別迫1124-11
開園期間:2025年7月26日(土)~8月24日(日)※ひまわりまつり期間中
ブルーサルビアの見頃:例年8月
アクセス:【車】尾道・松江線「世羅IC」から約15分
駐車場:あり
親子で眺めたブルーサルビアの絶景は、きっと忘れられない思い出になるはず。ぜひ気になるスポットへおでかけして、夏ならではの観光を楽しんでくださいね!
記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部
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