
天然ミストが涼しい新潟の滝3選
9月に日帰り!見どころ&周辺情報
まだまだ暑い日が続く9月。見ているだけで涼しくなれる「滝」へおでかけしてみませんか? 今回は、日帰りで楽しめる新潟県の滝を、絶景の名所から穴場までご紹介します。
滝の特徴や見どころとあわせ、親子で立ち寄りたい周辺観光スポットもピックアップ! 天然のミストを浴びて、子供と一緒に最高の思い出を作りましょう。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。またルートの一部または全体が通行止めになる場合がありますので、最新情報および詳細は公式サイトをご確認ください
※自然の滝は降雨量や季節により水量が変化するため、掲載画像と状況が異なる場合があります
滝を見に行くときの持ち物・服装
滝の周辺は、自然の地形を生かした遊歩道や山道になっていることがほとんど。安全に楽しむために、服装や持ち物はしっかり準備していきましょう!
服装のポイント

●靴: もっとも重要といえるのが靴。滑りにくい、履き慣れたスニーカーかトレッキングシューズが必要です。サンダルやヒールは絶対に避けましょう。
●服装: 夏でも虫刺されやケガ防止のため、長袖・長ズボンが安心。体温調節ができるよう、脱ぎ着しやすい上着を1枚持っていきましょう。
あると便利&安心な持ち物
タオル、飲み物はもちろん、山の天気は変わりやすいので雨具も忘れずに。森林を歩くので、虫よけスプレーや虫刺されの薬、絆創膏や消毒薬はもちろん、ヒル対策グッズ、熊鈴や熊よけスプレーなども用意しておくと安心です。
ゴミを持ち帰るためのビニール袋も持参しましょう。
【新潟市】金津の滝(白玉の滝)

新潟県新潟市の秋葉丘陵にある、古くから山伏の修行の地とされてきた滝。上流に落差約15mの「雄滝」、下流に落差7mの「雌滝」という二つの滝があります。
通称「白玉の滝」として地元の人々に親しまれており、都市部に近いながらも、豊かな自然と神聖な雰囲気が感じられる癒やしのスポットです。夏は涼を求める多くの人でにぎわいます。
滝行でも有名な滝でパワーチャージ

駐車場から「雌滝」までは、遊歩道を歩いてすぐ。さらに100mほど登ると、迫力ある「雄滝」が現れます。滝の周辺は苔むした岩や木々に囲まれ、神秘的な雰囲気。マイナスイオンとフィトンチッドたっぷりの空間で癒されること間違いなしです。
また、冬に極寒の中で行われる「白玉の滝打たれ」(滝行体験)でも有名です。
滝を見たあとは、鉄道運転シミュレータやミニSL乗車体験ができる「新津鉄道資料館」や、巨大な温室がある「新潟県立植物園」など、親子で楽しめるスポットをめぐるのがおすすめです。
■スポット概要
所在地:新潟県新潟市秋葉区金津
アクセス:【車】磐越自動車道「新津IC」から約25分
【電車】JR信越本線「新津駅」からバスで約20分
駐車場:あり
【妙高市】惣滝

“日本の滝百選”のひとつで、妙高山の深い森の中にある落差約80m・幅6mの壮大な滝。周囲には「燕溶岩」と呼ばれる安山岩が切り立ち、断崖の上部から勢いよく水が滑り落ちる様は迫力満点です。
温泉成分を含んでいるため周辺には硫黄の香りが立ち込めており、ほかの滝とはひと味違った、火山地帯ならではのダイナミックな自然を感じることができますよ。
特に新緑や紅葉の季節には、色鮮やかな景観が楽しめます。
滝の絶景&野天風呂を堪能するハイキング

妙高高原・燕(つばめ)温泉の温泉街から遊歩道を15分ほど歩くと、滝の展望台に到着。岩肌を白く染めながら流れ落ちる美しい滝の全景を一望できます。
滝で涼んだあとは、燕温泉の「黄金の湯」や「河原の湯」など、無料で楽しめる野天風呂で汗を流すのが定番コース。温泉と大自然を一度に満喫でき、親子旅にぴったりのスポットです。
■スポット概要
所在地:新潟県妙高市関山(燕温泉地内)
アクセス:【車】上信越自動車道「妙高高原IC」「中郷IC」から約15分、燕温泉駐車場から徒歩で約15分
【電車】えちごトキめき鉄道「関山駅」からバスに乗車(約20分)、「燕温泉」バス停で下車後、徒歩で約20分
駐車場:あり(燕温泉の駐車場を利用)
備考:滝つぼまでのルートは難易度が高いため展望台からの見学を推
【妙高市】苗名滝

“日本の滝百選”に選ばれている、落差約55mの迫力ある名瀑。新潟と長野の県境を流れる関川にかかる滝で、その轟音(ごうおん)があまりに激しく、まるで地震のようだったことから、別名「地震滝」とも呼ばれています。
駐車場から滝までは遊歩道が整備されているので、おでかけしやすいのも魅力です。
四季折々の美しさがありますが、なかでも雪解け水が大量に流れ込む春は圧巻の光景が広がります。
観瀑のあとは“逆さ妙高山”を見に「いもり池」へ

駐車場から滝の展望台までは、渓谷沿いを歩いて15分ほど。小さな子供でも歩きやすい、比較的平坦な道のりです。展望ポイントでは、滝つぼに流れ落ちるダイナミックな水しぶきと音を全身で感じることができますよ。
遊歩道入口付近には流し素麺で有名な「苗名滝苑」やソフトクリームが人気のカフェもあり、ひと息つくのにぴったりです。
また、妙高高原 池の平温泉に位置する「いもり池」も車で10分ほど。水面に映る“逆さ妙高山”の絶景を眺めながら、のんびり散策してみてくださいね。
■スポット概要
所在地:新潟県妙高市杉野沢
アクセス:【車】上信越自動車道「妙高高原IC」から約15分、駐車場から徒歩で約15分
駐車場:あり
避暑地として人気が高い、新潟県の滝をまとめてご紹介しました。下調べと準備をしっかりして、楽しく安全に滝を満喫してくださいね♪
記事を書いた人
雨宮あかり
「いこーよとりっぷ」エディター/食べること・飲むこと・音楽が大好きなママ編集者。世界中の音楽フェスを体験すること&ベルギービールの醸造所めぐりが夢です♪ 特技はアロマセラピートリートメントです。
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