【全国】心奪われるケイトウ畑<br/>2025秋を彩る絶景名所11選
更新日2025年09月12日/公開日2025年09月11日

【全国】心奪われるケイトウ畑
2025秋を彩る絶景名所11選

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秋の訪れとともに、日本各地では色鮮やかな「ケイトウ」(鶏頭)が見頃を迎えます。赤色や黄色、ピンク色に染まる光景は、まるで花のじゅうたんのようで、思わず笑顔になる絶景ばかり。

この記事では、全国の「おすすめケイトウの名所」をご紹介します。同時期に咲くコスモスやマリーゴールドとの競演が楽しめる名所や、遊具・広場で子供が遊べるスポット、秋ならではのイベント情報もあわせてお届けするので、チェックして家族でおでかけしてみてくださいね。

※天候などにより、開花状況や見頃の時期が変わる場合があります。開花時期は公式サイトなどでご確認ください。また、株数は栽培状況や開花状況によって異なる場合があります

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「ケイトウ」の特徴や名前の由来は?

色鮮やかに咲くケイトウ(画像提供:Takashi Mizoguchi / PIXTA)
色鮮やかに咲くケイトウ(画像提供:Takashi Mizoguchi / PIXTA)

「ケイトウ」は、夏から秋にかけて花壇や花畑を鮮やかに彩る一年草です。ヒユ科・ケイトウ属(学名:Celosia argentea)に分類され、日本では古くから親しまれています。

見頃は、地域や気候によって異なりますが、9月中旬から10月中旬で、最盛期は9月末頃です。

ケイトウには花びらがない?

(画像提供:Yama / PIXTA)
(画像提供:Yama / PIXTA)

色鮮やかに咲き誇るケイトウですが、花びらのように見える部分は花ではなく、茎の先が変形した「花序(かじょ)」または「花穂(かすい)」と呼ばれるものです。

本来の花びらは、花序(花穂)の下部にあるつぶつぶとした小さな突起または細かい毛のような部分にあたります。

ユニークな形から名付けられたケイトウ

ケイトウは、その形がニワトリのトサカに似ていることから「鶏頭(けいとう)」と呼ばれるようになりました。英名は 「Cockscomb(コックスコーム) 」といい、こちらも「鶏のトサカ」という意味があります。

また、学名「Celosia argentea」の"Celosia(ケロシア)"は、ギリシャ語で燃焼を意味する「keleos(ケロス)」に由来し、色や形が炎のように見えたことからつけられたと言われています。

ケイトウの種類

「ケイトウ」は、世界にはおよそ60種ほどあると言われています。特に、アジア、アフリカなどの亜熱帯から熱帯地域を中心に栽培されており、日本で観賞されるのはおもに園芸品種として改良されたものです。

代表的なものに「トサカケイトウ」「羽毛ケイトウ」「久留米ケイトウ」があり、それぞれ花の形や咲き方が異なるため、見比べて楽しめるのも魅力ですよ。

トサカケイトウ

(画像提供: 花撮り爺爺 / PIXTA)
(画像提供: 花撮り爺爺 / PIXTA)

「トサカケイトウ」(鶏冠鶏頭)は、ケイトウのなかでも最も名前の由来に直結した種類です。

扇形で平たく、波打つ姿がまさにニワトリのトサカにそっくりで、力強い印象を与えます。

花色は赤や黄、ピンクなど鮮やかで、ひとつひとつの花が存在感たっぷり。昔から仏花や切り花として親しまれてきました。庭や花壇に植えると、アクセントになる華やかさが魅力です。

羽毛ケイトウ

(画像提供:マサ / PIXTA)
(画像提供:マサ / PIXTA)

「羽毛(うもう)ケイトウ」は、ふわふわとした羽毛のような円錐形の形が特徴です。

やわらかく揺れる姿が可愛らしく、花壇や大規模な花畑で群植されることが多い種類です。赤やオレンジ、黄色などの発色が鮮やかで、一面に咲くとまるでカラフルなじゅうたんを広げたような景観になります。秋の観光地では、最も目にする機会の多いケイトウです。

久留米ケイトウ

(画像提供:アネモネ / PIXTA)
(画像提供:アネモネ / PIXTA)

「久留米ケイトウ」は、球状や扇状に花がまとまり、独特の形が魅力です。

花穂(かすい)が密に集まって咲くため、ふっくらとしたボリューム感があります。おもに切り花や鉢植えとして利用されます。花色は鮮やかな赤やピンクが多く、豪華で個性的な見た目が特徴です。ほかのケイトウとは一味違う、ユニークな姿を楽しめます。

ここから、全国のケイトウの名所をまとめてご紹介します。

【北海道上富良野町】フラワーランドかみふらの

フワフワの羽毛キャンドルのような花穂が丘を埋め尽くします(画像提供:Takashi Mizoguchi / PIXTA)
フワフワの羽毛キャンドルのような花穂が丘を埋め尽くします(画像提供:Takashi Mizoguchi / PIXTA)

北海道の雄大な自然に囲まれた「フラワーランドかみふらの」は、四季折々の花々が楽しめる広大な観光農園です。

夏のラベンダーが有名ですが、秋になると園内各所に色鮮やかなケイトウが登場します。例年9月上旬から10月上旬にかけて、まるで燃える炎のように赤色のケイトウが咲き誇り、秋らしい華やかな景色を作り出します。

丘を黄色や濃いオレンジに染め上げる「マリーゴールド」も各所で見られます
丘を黄色や濃いオレンジに染め上げる「マリーゴールド」も各所で見られます

「園内正門売店建屋」近くからは、「園内周遊トラクターバス」が運行しており、園内に咲く花々を網羅したい人におすすめです。

また、レストランでは、富良野の旬の食材を使った料理が味わえるほか、売店ではラベンダー製品などのお土産も購入できますよ。

■スポット概要&開花情報
所在地:北海道空知郡上富良野町西5線北27号
ケイトウの見頃:例年9月上旬〜10月上旬
アクセス:【電車】富良野線「上富良野駅」から車で約8分
駐車場:あり

【北海道中富良野町】ファーム富田

色とりどりの花が咲く「花人(はなびと)の畑」
色とりどりの花が咲く「花人(はなびと)の畑」

北海道の中富良野町にある「ファーム富田」は、国内でも有数のラベンダー畑として知られていますが、秋になるとケイトウをはじめ、マリーゴールドやサルビアなどが園内を鮮やかに彩ります。

園内の「秋の彩りの畑」や「彩りの畑」などでは、例年6月上旬から赤や黄色、オレンジ色など様々な色のケイトウが咲きはじめ、9月中旬ごろに、秋らしい美しい景色を作り出します。

緩やかなカーブを描く花畑は、どこまでも続いているよう
緩やかなカーブを描く花畑は、どこまでも続いているよう

広大な丘陵に広がるケイトウは、まるでカラフルな絨毯を敷き詰めたような美しさがあり、訪れる人を魅了します。親子で畑の道を散策しながら、様々な色のケイトウを背景に写真撮影するのもおすすめですよ。

園内には、ラベンダーエキス入りのオリジナルソフトクリームや、地元の食材を使ったグルメを楽しめるカフェも充実しています。花畑の散策の合間に、ゆったりと休憩することもできますよ。

北海道の雄大な自然のなかで、秋の絶景を楽しみに、ぜひ家族で足を運んでみてください。

■スポット概要&開花情報
所在地:北海道空知郡中富良野町基線北15
ケイトウの見頃:例年9月上旬〜10月上旬
アクセス:【車】「旭川空港」から車で約45分
【電車】JR富良野線「ラベンダー畑駅」から徒歩約7分
駐車場:あり

【北海道美瑛町】展望花畑 四季彩の丘

ケイトウや、ペチュニアなどが夏から秋にかけて彩ります(画像提供:北海道上川総合振興局・北海道の風景~VIEW OF KAMIKAWA~ )
ケイトウや、ペチュニアなどが夏から秋にかけて彩ります(画像提供:北海道上川総合振興局・北海道の風景~VIEW OF KAMIKAWA~ )

北海道美瑛町にある「展望花畑 四季彩の丘」は、丘の斜面を利用した広大な花畑が魅力の観光スポットです。

春から秋にかけて、様々な花々がパッチワークのように咲き誇る花の名所。特に秋には、色鮮やかなケイトウが丘一面を埋め尽くし、美しい絶景を作り出します。

傾斜に広がる花畑を背景に写真撮影をしてみては?(画像提供:北海道上川総合振興局・北海道の風景~VIEW OF KAMIKAWA~ )
傾斜に広がる花畑を背景に写真撮影をしてみては?(画像提供:北海道上川総合振興局・北海道の風景~VIEW OF KAMIKAWA~ )

例年7月上旬から咲きはじめ、9月上旬から10月上旬にかけてが見頃となり、赤やオレンジ色のケイトウが織りなす光景は、まるで燃え上がる炎のよう。

季節の花が咲き誇る「四季彩の丘」は、雄大な十勝岳連峰を背景に広がり、カラフルな花々と、北海道らしいダイナミックな景色のコントラストが楽しめますよ。

園内には、アルパカ牧場もあり、愛らしいアルパカたちとふれあいも楽しめるのも魅力。美しい花と動物に癒されるスポットに、ぜひ足を運んでみてください。

■スポット概要&開花情報
所在地:北海道上川郡美瑛町新星第三
ケイトウの見頃:例年9月上旬〜10月上旬
アクセス:【電車】JR富良野線「美瑛駅」から車で約12分
駐車場:あり

【宮城県加美町】やくらいガーデン

規則正しく整備された花畑は、まさに圧巻!
規則正しく整備された花畑は、まさに圧巻!

加美富士と呼ばれる「薬莱山(やくらいさん)」のふもとに広がる「やくらいガーデン」は、四季折々の花が楽しめる人気のフラワーガーデンです。

総面積約15万平方メートル、栽培植物約400種類の広大な庭園では、例年、春から秋にかけて様々な花が咲き誇り美しい景観を満喫できる花畑として人気♪ 花畑の周囲には遊歩道も整備されているのでベビーカーでも安心して散策できます。

「ふるるの丘」では、秋の花々が見頃を迎えます
「ふるるの丘」では、秋の花々が見頃を迎えます

例年9月から10月の「ふるるの丘」では、赤・黄・オレンジ色のケイトウや、コスモスやサルビアなども咲き誇り、まるで花のじゅうたんのような景色を堪能できます。ケイトウのふわふわとした独特の花姿は子供にも親しみやすく、思わずふれてみたくなるかわいらしさ。

園内には、自家製ブレンド豆を使用したドリンクや軽食を味わえるカフェもあるので、親子で、花と自然、食を満喫してみませんか?

イベント情報:ハロウィンフェア

ハロウィンフェア(過去開催時の様子)
ハロウィンフェア(過去開催時の様子)

2025年8月30日(土)〜11月3日(月・祝)の期間「ハロウィンフェア」が開催されています。

園内各所に、秋の味覚キノコやカボチャのオブジェが設置され、秋の訪れを演出。期間中は、ライトアップイベント「星あかり」も行われ一年のなかでも最も華やかな光景が広がりますよ。

「ハロウィンフェア」の詳しい情報はこちら(公式サイト)

■スポット概要&開花情報
所在地:宮城県加美郡加美町味ケ袋薬莱原1-9
ケイトウの見頃:例年9月中旬〜10月中旬
アクセス:【車】東北自動車道「大和IC」から車で約40分
駐車場:あり


【栃木県那須町】那須フラワーワールド

花のグラデーションが丘を彩ります(画像提供: hanasanka_zyzy / PIXTA)
花のグラデーションが丘を彩ります(画像提供: hanasanka_zyzy / PIXTA)

標高約600mの場所にある「那須フラワーワールド」は、年間を通して季節の花々を楽しめる観光スポットです。

例年9月上旬から10月中旬にかけて、約3.5ヘクタールの広大な畑には、赤や黄色、ピンクなど様々な色のケイトウ約25万株が咲き誇り、まるでカラフルな絨毯を敷き詰めたような光景が広がります。

晴天時は、青空とケイトウのコントラストが見事!(画像提供: hanasanka_zyzy / PIXTA)
晴天時は、青空とケイトウのコントラストが見事!(画像提供: hanasanka_zyzy / PIXTA)

なだらかな丘の地形を活かした花畑は立体感があり、背景に那須連山を望む景色はまさに絶景! フォトジェニックな撮影スポットとしても人気なので、秋のおでかけの思い出作りにもぴったりですよ。

■スポット概要&開花情報
所在地:栃木県那須郡那須町大字豊原丙字那須道下5341-1
ケイトウの見頃:例年9月上旬〜10月中旬
アクセス:【車】東北自動車道「那須IC」から車で約25分
駐車場:あり

【茨城県ひたちなか市】国営ひたち海浜公園

約2万本の草花が咲き誇る「ウェエルカムガーデン」
約2万本の草花が咲き誇る「ウェエルカムガーデン」

茨城県ひたちなか市にある「国営ひたち海浜公園」は、四季折々の花が楽しめる国営公園です。

秋のコキアの紅葉が有名ですが、市内でも一番標高が高い「みはらしの丘」には、2024年に好評だった「ウェルカムガーデン」がパワーアップ! 鮮やかな黄色や橙色のマリーゴールドや、カラフルな花色が楽しめるケイトウなど、昨年より10品種多い25品種の草花が植栽されています。

イベント情報:コキアライトアップ2025

「みはらしの丘」レーザー演出(イメージ)
「みはらしの丘」レーザー演出(イメージ)

2025年9月12日(金)〜23日(火・祝)の期間限定で「コキアライトアップ」が開催されます。10回目の節目となる今年は、コキアライトアップの歩みを振り返りながら、これまで観覧いただいた方々の思いを込めて「光の軌跡」をテーマに演出。過去から現在、そして未来へとつながる「光と音の饗宴」が夜の丘を彩ります。

また、「みはらしの丘」では、光で文字やイラストを描く「レーザー演出」を実施。昨年よりもボリュームアップした光の演出を楽しめますよ。

「コキアライトアップ」の詳しい情報はこちら(公式サイト)

■スポット概要&開花情報
所在地:茨城県ひたちなか市馬渡字大沼605-4
ケイトウの見頃:例年9月中旬〜10月上旬
アクセス:【車】常陸那珂有料道路「ひたち海浜公園IC」から車で約1km
【電車】ひたちなか海浜鉄道湊線「阿字ヶ浦駅」からスマイルあおそらバス那珂湊コース にて「海浜公園西口」下車後、徒歩約10分、または南口まで徒歩約20分
駐車場:あり

【千葉県袖ケ浦市】東京ドイツ村

赤色や黄色、ピンク色の花がグラデーションになり丘一面を鮮やかに彩ります(過去の様子)
赤色や黄色、ピンク色の花がグラデーションになり丘一面を鮮やかに彩ります(過去の様子)

関東屈指の花と遊びのテーマパーク「東京ドイツ村」では、例年9月下旬から11月上旬に「四季の丘」一面を色彩豊かなケイトウが彩ります。

赤色・黄色などのケイトウ織りなす絶景はファミリーに大人気。花畑はなだらかな斜面に広がっているため、立体感のある景色が楽しめ、写真撮影にもぴったりですよ。

10月に入るとコキアが徐々に赤みを増し"コキアの紅葉"が楽しめます
10月に入るとコキアが徐々に赤みを増し"コキアの紅葉"が楽しめます

ケイトウが見頃を迎える頃には、コスモスやマリーゴールド、コキアの紅葉も一緒に楽しめ、秋らしい華やかな花の競演を満喫できます。

園内には、観覧車や芝そりゲレンデ、いきものふれあい体験など子供が喜ぶアクティビティも充実。バーベキューレストランや売店もあるので、親子で一日中遊べるスポットですよ。

■スポット概要&開花情報
所在地:千葉県袖ケ浦市永吉419
ケイトウの見頃:例年9月中旬〜10月中旬
アクセス:【車】館山自動車道「姉崎袖ヶ浦IC」から約5分、首都圏中央連絡自動車道「木更津東IC」から約10分
【電車】JR内房線「袖ヶ浦駅」から路線バスで約35分
駐車場:あり

【埼玉県滑川町】国営武蔵丘陵森林公園

豊かな緑に囲まれた、秋らしいカラーの鮮やかな「羽毛ケイトウ」(過去の様子)
豊かな緑に囲まれた、秋らしいカラーの鮮やかな「羽毛ケイトウ」(過去の様子)

埼玉県滑川町にある「国営武蔵丘陵森林公園」は、日本で最初の国営公園として知られ、東京ドーム約65個分の広大な敷地に広がる自然豊かなスポットです。

「西口ひろば花畑」には、例年9月中旬から10月中旬ごろになると、赤色や黄色、ピンク色のカラフルな「羽毛ケイトウ」が見頃を迎えます。

最盛期には、ふわふわの花穂がおよそ30cmほどにもなり、見応え抜群! 2025年の最盛期は9月末ごろの見込みなので、公式サイトから開花状況をチェックしてからおでかけください。

エアートランポリン「ぽんぽこマウンテン」
エアートランポリン「ぽんぽこマウンテン」

公園内には、花畑以外にも、日本最大級の規模を誇るエアートランポリン「ぽんぽこマウンテン」や、アスレチック、サイクリングコースなど、子供が思いっきり体を動かせる施設が満載です。

美しい花を観賞した後は、広大な自然の中で遊具やスポーツを楽しみましょう!

■スポット概要&開花情報
所在地:埼玉県比企郡滑川町山田1920
ケイトウの見頃:例年9月中旬〜10月上旬
アクセス:【車】関越自動車道「東松山IC」から約10分
【電車】東武東上線「森林公園駅」下車、バスで約7分
駐車場:あり


【兵庫県淡路市】淡路島国営明石海峡公園

秋の気配を感じられるケイトウ(画像提供:Rei / PIXTA)
秋の気配を感じられるケイトウ(画像提供:Rei / PIXTA)

兵庫県淡路市にある「淡路島国営明石海峡公園」は、明石海峡大橋を望む絶好のロケーションに広がる、四季折々の花が楽しめる公園です。

例年9月上旬から10月下旬ごろまで、「ポプラの丘」では鮮やかな赤色や黄色、オレンジ色のケイトウ約9,000株が見頃を迎えます。なだらかな丘に広がる花畑と青空、そして海を望むロケーションは写真映えすること間違いなし! ケイトウが織りなす幻想的な世界を散策したり、お気に入りの色を探したりするのもおすすめですよ。

風・花・水をテーマにした大型遊具が設置された「夢っこランド」
風・花・水をテーマにした大型遊具が設置された「夢っこランド」

園内には、大型遊具のある「夢っこランド」や、広大な芝生広場など、子供が思いっきり遊べる施設が満載です。

花を鑑賞した後は、ピクニックをしたり、遊具で体を動かしたりと、様々な楽しみ方ができます。花と遊びを両方満喫できる「淡路島国営明石海峡公園」へ、ぜひ家族で足を運んでみてください。

イベント情報:秋のカーニバル2025

フォトスポットとしてもおすすめの、移ろいの庭「ぶかぶかダリア」(イメージ)
フォトスポットとしてもおすすめの、移ろいの庭「ぶかぶかダリア」(イメージ)

コスモスやダリア、ケイトウなど秋の花の開花にあわせ、淡路島全域では2025年10月4日(土)〜11月9日(日)に「淡路花祭2025秋」が開催されます。

「淡路島国営明石海峡公園」では、淡路花祭の一環として2025年9月13日(土)〜11月9日(日)まで「秋のカーニバル2025」を実施。秋の花々が彩るフォトスポットやクラフト体験、花の摘み取り体験など、様々なイベントが行われます。イベント詳細や開催日をチェックして、ぜひ家族で参加してみてはいかがでしょうか?

「秋のカーニバル2025」の詳しい情報はこちら(公式サイト)

■スポット概要&開花情報
所在地:兵庫県淡路市夢舞台8-10
ケイトウの見頃:例年9月上旬〜10月下旬
アクセス:【車】神戸淡路鳴門自動車道「淡路IC」から約5分
駐車場:あり

【広島県庄原市】国営備北丘陵公園

花穂が羽毛状の「羽毛ケイトウ」(画像提供:BlackRabbit3 / PIXTA)
花穂が羽毛状の「羽毛ケイトウ」(画像提供:BlackRabbit3 / PIXTA)

中国地方最大級の国営公園「国営備北丘陵公園」は、四季を通じて花と自然が楽しめる人気スポットです。

例年9月上旬から10月中旬ごろまで、「花の広場」や「大芝生広場 きた斜面」にはケイトウが彩り、赤色・黄色・ピンク色の鮮やかな花々が丘一面に広がります。

特に、「花の広場」ではケイトウやコスモスが咲きそろい、まるで色彩のじゅうたんのような景観に。花畑をのんびり散策したり、「はなの展望台」から全景を眺めたりと、日常から離れたひとときを過ごせますよ。

「大芝生広場」に設置された大型複合遊具「きゅうの丘」
「大芝生広場」に設置された大型複合遊具「きゅうの丘」

秋の花々以外にも、大型の遊具がある「きゅうの丘」や、アスレチック、広い芝生広場などがあり、子供が思いっきり体を動かせる施設が満載です。

花を観賞した後は、ピクニックをしたり、遊具で遊んだりして、一日中楽しむことができます。

■スポット概要&開花情報
所在地:広島県庄原市三日市町 4-10
ケイトウの見頃:例年9月上旬〜10月中旬
アクセス:【車】中国自動車道「庄原IC」から約5分
駐車場:あり

【大分県竹田市】くじゅう花公園

ケイトウ(ブライトスパークス)※撮影2024年「みはらしの丘」
ケイトウ(ブライトスパークス)※撮影2024年「みはらしの丘」

大分県竹田市にある「くじゅう花公園」は、久住高原の広大な自然に囲まれた花の楽園です。

例年、春から秋にかけて22万平方メートルの広大な敷地には、約500種・500万本の花々が咲き誇ります。

この秋の最大の目玉は、イギリスで開発された品種「ブライトスパークス」が織りなす7万株のケイトウ畑。情熱的で深みがある赤「スカーレットシェード」、落ち着いた赤紫「バーガンディ」、黄金色に輝く「ブライトイエロー」の3色が「高原の彩」を華やかに染め上げます。

黄金色のマリーゴールド ※撮影2024年「高原の彩り」
黄金色のマリーゴールド ※撮影2024年「高原の彩り」

また、4万株の花々による「秋彩の畑」や、6万株の黄金色のマリーゴールドが一面に広がる「そよ風の丘」も必見。この秋、圧巻の花景色を堪能できる癒しの空間へ、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。 

イベント情報:オータムフラワーフェスタ

「くじゅう花公園」では、秋の花の最盛期にあわせ2025年9月13日(土)から11月3日(月・祝)まで「オータムフラワーフェスタ」が開催されます。

期間中は、"美しすぎる星空10選”に選ばれた久住高原の星空巡りや、愛犬と一緒に楽しめるイベントなど、家族みんなで楽しめるイベントを実施。園内には、花を眺めながら過ごせるカフェや飲食店、ドライフラワーなどのお店があり、ゆっくりとくつろいだ時間を過ごせます。

秋の高原で、心癒される花畑を堪能しませんか?

「オータムフラワーフェスタ」の詳しい情報はこちら(公式サイト)

■スポット概要&開花情報
所在地:大分県竹田市久住町大字久住4050
ケイトウの見頃:例年9月下旬〜11月上旬
アクセス:【車】大分自動車道「九重IC」から四季彩ロード・やまなみハイウェイ・瀬の本経由で約50分
駐車場:あり

全国の「ケイトウ」の名所をご紹介しました。色や品種の違いによって、さまざまな景色が楽しめます。お気に入りを見つけて、ぜひ、親子で色鮮やかなケイトウに会いにおでかけしてみてはいかがでしょうか。

記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部

「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。

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