【2025-2026】全国の絶景「千本鳥居スポット」13選 年末年始の親子旅&初詣にも!
更新日2025年12月11日/公開日2025年12月11日

【2025-2026】全国の絶景「千本鳥居スポット」13選 年末年始の親子旅&初詣にも!

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東京都文京区

鮮やかな朱色の鳥居がどこまでも続く「千本鳥居」。願いとお礼が積み重なってできたこの景色は、歩くだけで特別な気持ちにさせてくれます。

千本鳥居といえば、まず思い浮かぶのが京都府京都市の「伏見稲荷大社」。その象徴的な景観は広く知られていますが、全国にはこのほかにも、親子で気軽に訪れられる魅力的な千本鳥居スポットがたくさんあります。

今回は、景色の美しさや歴史、そしてその土地ならではの魅力とともに、全国の千本鳥居がある神社をご紹介します。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

東京観光でお参りしたい♪「千本鳥居」スポット

願いと感謝ががつまった千本鳥居

「高山稲荷神社」の千本鳥居
「高山稲荷神社」の千本鳥居

神さまのいる場所へつづく入口を示す「鳥居」。その鳥居がずらりと並ぶ「千本鳥居」は、江戸時代から明治時代にかけて広まった風習から生まれました。

当時は、鳥居を奉納すると願いが“通る”と信じられていたため、願いごとが叶うように、あるいは叶ったお礼として鳥居を奉納する人が増えていきました。その積み重ねが、今の千本鳥居の姿につながっています。

つまり、鳥居は神社が建てたものではなく、参拝する人々から神さまへの贈り物。実際には“千本”に満たない場所もありますが、一本一本に願いと感謝の気持ちが込められています。

朱色にこめられた魔除けと太陽のあたたかさ

東京都港区にある「乃木根津神社」の千本鳥居(画像提供:Caito / PIXTA)
東京都港区にある「乃木根津神社」の千本鳥居(画像提供:Caito / PIXTA)

鳥居の鮮やかな朱色にも、大切な意味があります。朱色は昔から魔除けや生命力の象徴とされ、神聖な場所を守る色として使われてきました。特に稲荷神社では、太陽のあたたかさを表す色として大事にされています。

鮮やかな鳥居がトンネルのようにつづく景色は、ただ美しいだけでなく、たくさんの願いとお礼が積み重なって生まれたもの。親子で訪れるときは、「どんな願いがこめられているのかな?」と話しながら歩いてみると、より楽しいひとときになるはずです。

【京都府京都市】伏見稲荷大社

伏見稲荷大社
伏見稲荷大社

京都府京都市にある「伏見稲荷大社」は、全国に約3万社あるといわれる“お稲荷さん”の総本宮です。日本各地で親しまれている稲荷信仰の中心として、古くから多くの人々が足を運んできました。

稲荷信仰の原点とされる「稲荷山」には、御祭神の稲荷大神が711年の初午の日に鎮座されたと伝えられています。以来、千年以上にわたって信仰が受け継がれ、今も多くの参拝者でにぎわっています。

奉納の時期がさまざまな鳥居がずらり。古いものから新しいものまで並ぶ姿が印象的
奉納の時期がさまざまな鳥居がずらり。古いものから新しいものまで並ぶ姿が印象的

「伏見稲荷大社」の千本鳥居は、境内の奥にある「奥宮」から「奥社奉拝所」へ続く参道に密集して建てられています。

鳥居は左右に並行して続き、千本鳥居を抜けた先にある奥社奉拝所が、稲荷山めぐりの出発点になっています。

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また、稲荷山全体をめぐる参道には、大小あわせて1万基ともいわれる鳥居が連なり、「伏見稲荷大社」ならではの壮大な景色を作り出しています。

■伏見稲荷大社
所在地:京都府京都市伏見区深草藪之内町68
アクセス:【電車】JR奈良線「稲荷駅」から徒歩すぐ

【東京都大田区】穴守稲荷神社

穴守稲荷神社(画像提供:c6210 / PIXTA)
穴守稲荷神社(画像提供:c6210 / PIXTA)

京浜急行線「穴守稲荷駅」から歩いてすぐの場所にある「穴守稲荷神社」は、衣食住や産業の神さま、豊受姫命(とようけひめのみこと)をお祀りしています。

神社の始まりは江戸時代後期。今の羽田空港のあたりを開いていた人々が、たび重なる波の被害に悩み、堤防の上に小さな祠(ほこら)を建てて稲荷大神をお祀りしたのがきっかけとされています。すると不思議と被害はおさまり、土地が豊かになったと伝えられています。

その後、明治時代に一般参拝が許されるようになると、境内は多くの人でにぎわい、その景色は“関東一”と称されるほどの人気を集めました。

境内に立つ千本鳥居(画像提供:Airchariot / PIXTA)
境内に立つ千本鳥居(画像提供:Airchariot / PIXTA)

かつては約4万6,000基もの鳥居が奉納されていたといわれ、境内には多くの願いが積み重ねられてきました。現在でも、本殿の右手には千本鳥居が続き、その先の奥之宮へと進むことができます。

近年では、当時の鳥居の数に少しずつ近づけていくための「願掛け小鳥居」も頒布されています。小さな鳥居が並ぶ姿は思わず立ち止まりたくなるかわいらしさ。1基3,000円で奉納できるので、親子で願いごとをたくしてみるのもいいですね。

■穴守稲荷神社
所在地:東京都大田区羽田5-2-7
アクセス:【車】首都高速1号線「羽田ランプ」から約5分
【電車】京浜急行空港線「穴守稲荷駅」から徒歩で約3分、京浜急行空港線・東京モノレール線「天空橋駅」から徒歩で約5分

【東京都文京区】根津神社(乙女稲荷神社)

根津神社
根津神社

東京メトロ千代田線「根津駅」と「千駄木駅」から歩いて約5分の場所にある「根津神社」は、日本武尊(やまとたけるのみこと)が創祀したと伝えられる歴史ある神社で、東京十社のひとつにも数えられています。

現在の社殿は、五代将軍・徳川綱吉によって奉建された権現造り。本殿・幣殿・拝殿・唐門・西門・透塀・楼門のすべてが国の重要文化財に指定されています。長い年月を通して多くの人に親しまれ、かつては文豪たちも訪れたといわれる、落ち着いた雰囲気が魅力です。

「乙女稲荷神社」へ続く千本鳥居
「乙女稲荷神社」へ続く千本鳥居

表参道から楼門へ進むと、左手に千本鳥居が見えてきます。すぐそばには「つつじ園」もあり、春にはつつじと鳥居が並ぶ華やかな景色も楽しめます。

千本鳥居の途中には「乙女稲荷神社」があり、女性を応援する神社として親しまれています。親子でのんびり歩きながら、ときにはママの願いごともそっと届けてみてはいかがでしょうか。

■根津神社(乙女稲荷神社)
所在地:東京都文京区根津1-28-9
アクセス:【電車】①東京メトロ千代田線「根津駅」「千駄木駅」から徒歩で約5分 ②東京メトロ南北線「東大前駅」から徒歩で約5分 ③都営三田線「白山駅」から徒歩で約10分

【東京都西東京市】東伏見稲荷神社

東伏見稲荷神社(ユーザー提供画像)
東伏見稲荷神社(ユーザー提供画像)

青梅街道沿い、東伏見の交差点近くでひときわ目を引く大きな朱色の鳥居。その奥にあるのが「東伏見稲荷神社」です。

1929年、関東に暮らす稲荷信仰の人々の願いに応えて、京都「伏見稲荷大社」のご分霊を迎えて創建されました。朱色の社殿が緑の中でよく映え、その美しい景観は「新東京百景」にも選ばれています。

ぎゅっと凝縮された稲荷山の雰囲気を、子供と一緒にのんびり体験(ユーザー提供画像)
ぎゅっと凝縮された稲荷山の雰囲気を、子供と一緒にのんびり体験(ユーザー提供画像)

境内の裏手には、京都府の稲荷山を模した「お塚」があり、100基以上の小さな鳥居が迷路のように続きます。

この一帯には多くの末社が祀られていて、歩きながらさまざまなご利益にふれられるのも魅力。稲荷山をぎゅっと凝縮したような場所なので、親子で気軽に“プチ伏見”気分を楽しめますよ。

■東伏見稲荷神社
所在地:東京都西東京市東伏見1-5-38
アクセス:【電車】西武新宿線「西武柳沢駅」または「東伏見駅」から徒歩で約7分

【青森県つがる市】高山稲荷神社

高山稲荷神社
高山稲荷神社

青森県つがる市にある「高山稲荷神社」が建つ一帯は、かつて「三王坊山」 と呼ばれ、たくさんのお寺が立ち並ぶ大きな霊場として栄えていたと伝えられています。

時代が進み、江戸時代になると稲荷信仰が広まり、この地にも稲荷神社が祀られるようになりました。赤穂藩ゆかりの人々が大切に守ってきた御霊は、「この場所に祀りなさい」 というお告げに従ってここへ移されたといわれています。

季節ごとに表情が変わる、朱色の千本鳥居
季節ごとに表情が変わる、朱色の千本鳥居

境内の日本庭園には、全国的にも知られる千本鳥居が並び、春の桜、夏の新緑、冬の雪景色と、季節ごとにちがう表情を見せてくれます。朱色の鳥居が風景に映える様子はとても美しく、眺めているだけでも特別なひとときに。

鳥居をくぐって進むと高台があり、上からは全体の並びを一望できます。ずらりと並ぶお稲荷さまも見ごたえがあり、この神社ならではの景観を楽しめますよ。

■高山稲荷神社
所在地:青森県つがる市牛潟町鷲野沢147-1
アクセス:【電車】JR五能線「五所川原駅」から弘南バスに乗車(約40分)、「高山神社入口」バス停で下車後、タクシーで約5分


【三重県志摩市】片田稲荷神社

海の景色が広がる、片田ならではの千本鳥居
海の景色が広がる、片田ならではの千本鳥居

三重県志摩市にある「片田稲荷神社」は、戦国時代の終わり頃から続く歴史を持つ神社です。鳥羽藩に仕えていた片田出身の浜口半四郎が、城内に祀られていたお稲荷さまを故郷へ持ち帰って祀ったことが始まりとされています。

このお稲荷さまは伏見から迎えられた由緒ある神さまで、地元の「山ノ神」に祀られたあと、白狐が住みついたという話も残っています。そうした出来事から、地域の人々に大切に信仰されるようになりました。

片田稲荷神社
片田稲荷神社

入口には高さ約6mの大鳥居が立ち、その先には千本鳥居の参道が続いています。冬至の夕暮れには、太陽が大鳥居の中央へと沈み、空の赤みと大地の影が重なるような特別な景色に出会えます。

周辺は、昔から海とともに暮らしてきた地域で、神社のまわりには海岸線や岬を望む景色が広がっています。参拝のあと、親子で少し歩きながら、この土地ならではの海のある風景を楽しんでみるのもいいですね。

■片田稲荷神社
所在地:三重県志摩市志摩町片田64
アクセス:【電車】近鉄志摩線「鵜方駅」から御座行きバスに乗車(約30分)、「片田稲荷前」バス停で下車後、徒歩すぐ

公式サイト

【京都府宮津市】獅子崎稲荷神社(天橋立雪舟観展望休憩所)

春には、 千本鳥居とミツバツツジを同時に堪能できます(画像提供:海の京都DMO)
春には、 千本鳥居とミツバツツジを同時に堪能できます(画像提供:海の京都DMO)

京都府宮津市にある「獅子崎稲荷神社」は、日本三景・天橋立のすぐ近くに立つ神社です。

山上には展望台があり、ここからの眺めが水墨画家・雪舟の描いた国宝「天橋立図」に似ていることから「雪舟観」と呼ばれています。天橋立をさまざまな角度から楽しめる“四大観”のひとつにも数えられる名所です。

急な山の斜面には千本鳥居が続き、参道を戻る頃には鳥居の向こうに青い海が広がる印象的な光景に出会えます。周辺には約1,000本のミツバツツジも群生していて、春には濃いピンクの花が鳥居に彩りを添える、季節ならではの景色も楽しめます。

■獅子崎稲荷神社(天橋立雪舟観展望休憩所)
所在地:京都府宮津市字獅子崎
アクセス:【車】京都縦貫道「宮津天橋立IC」から約10分
【電車】京都丹後鉄道「宮津駅」からタクシーで約6分

【岡山県新見市】済渡寺

画像提供:岡山県観光連盟
画像提供:岡山県観光連盟

岡山県新見市にある「済渡寺」(さいどうじ)は、空海が創建したと伝えられる歴史あるお寺です。

空海がこの地を訪れた際、農民の「安産を願う仏さまをつくってほしい」という願いに応えて、一度鑿(のみ)を入れては三度手を合わせる「一刀三礼(いっとうさんらい)」という方法で子安観音を彫り、祀ったのが始まりとされています。

それ以来、死産や難産がなくなったと伝えられ、今も大切に信仰が受け継がれています。

画像提供:岡山県観光連盟
画像提供:岡山県観光連盟

「済渡寺」には、全長86mにわたって78基の白い千本鳥居が並び、境内でもひときわ目を引く景色が広がります。白い鳥居がつくる明るい道は、歩いているだけでも気持ちがすっと晴れるような雰囲気に。

また、“あじさいの咲くお寺”としても親しまれ、例年7月上旬には約1万1,000 株のあじさいが見頃を迎えます。白い千本鳥居との対比がとてもきれいで、済渡寺ならではの見どころになっています。

■済渡寺
所在地:岡山県新見市法曽661
アクセス:【車】中国自動車道「新見IC」から約45分、または岡山自動車道「賀陽IC」から約35分
【電車】JR伯備線「石蟹駅」からタクシーで約30分
※道幅の狭い場所があり運転に注意が必要
※冬期は路面の凍結、積雪、融雪あり。公式Instagramで積雪状況の確認を推奨
※帰路(下山)は、新見方面を通行いただきますようお願いいたします
※最寄り駅のJR伯備線「井倉駅」「方谷駅」からはタクシー、バスの運行なし

公式サイト

【島根県津和野町】太皷谷稲成神社

太皷谷稲成神社
太皷谷稲成神社

島根県津和野町の「太皷谷稲成(たいこだにいなり)神社」は、1773年に津和野藩主・亀井矩貞(のりさだ)が、藩や人々の平穏を願って京都「伏見稲荷大社」の御祭神を迎えたことから始まりました。

当時は藩主だけがお参りできる特別な場所でしたが、廃藩後は広く一般にも開かれ、今では親子連れをはじめ多くの人が訪れる神社となっています。

一本一本に願いが宿る、「太皷谷稲成神社」ならではの景観
一本一本に願いが宿る、「太皷谷稲成神社」ならではの景観

神社の表参道には、約1,000本もの鳥居がずらりと立ち並び、山の斜面に沿って鮮やかな道が続いています。

奉納された鳥居の8割は、願いが叶ったお礼として建てられたもの。残りは祈願のために建てられたもので、それぞれに人々の思いが込められています。

古くなった鳥居は順番に立て替えられていくため、今もたくさんの願いが受け継がれている景色に出会えます。

■太皷谷稲成神社
所在地:島根県鹿足郡津和野町後田409
アクセス:【電車】JR山口線「津和野駅」からタクシーで約5分

【山口県長門市】元乃隅神社

元乃隅神社
元乃隅神社

「元乃隅(もとのすみ)神社」(旧名・元乃隅稲成神社)は、1905年に山口県長門市の日本海沿いにある小さな漁村の守り神として祀られたのが始まりです。

1955年頃まではお堂だけの小さな社でしたが、1958年に祠が建ち、商売繁盛・大漁・海上安全・良縁・子宝・開運厄除けなど、幅広い御利益のある神社として親しまれてきました。

鳥居の上に設置された賽銭箱にお賽銭が入ると願いが叶うといわれており、今でも多くの参拝者が挑戦しに訪れています。

「日本の最も美しい場所31選」に選定された千本鳥居
「日本の最も美しい場所31選」に選定された千本鳥居

神社の象徴ともいえる123基の千本鳥居は、1987年から約10年をかけて、地元漁師の方々によって奉納されたものです。 日本海に面した断崖の上に100m以上続く鳥居の道は迫力があり、米国CNNによる「Japan's 31 most beautiful places (日本の最も美しい場所31選)」にも選ばれています。

すぐ近くでは、波が岩に当たると海水が吹き上がる“龍宮の潮吹”も見られます。冬の荒波の時期には30m近くまで潮が上がることもあり、千本鳥居とあわせて訪れる人が多い名所になっています。

■元乃隅神社
所在地:山口県長門市油谷津黄498
アクセス:【車】中国自動車道「美祢IC」から約60分
【電車】JR山陰本線「人丸駅」からタクシーで約20分

【山口県下関市】福徳稲荷神社

福徳稲荷神社
福徳稲荷神社

山口県下関市にある「福徳稲荷神社」は、古くから人々に親しまれてきた歴史ある神社です。古歌にも「長門の稲荷の山では、如月に姫あやめが咲く」と詠まれており、その由緒の深さがうかがえます。

赤い鳥居と青い海のコントラストは必見!
赤い鳥居と青い海のコントラストは必見!

ご利益は、開運・商売繁盛・家内安全・航海安全・学業成就・交通安全・豊漁祈願などとても幅広く、地域の暮らしを長く見守ってきた存在です。

どこを切り取っても絵になる「福徳稲荷神社」の千本鳥居
どこを切り取っても絵になる「福徳稲荷神社」の千本鳥居

境内から千本鳥居のトンネルを抜けると、木漏れ日の先に響灘(ひびきなだ)の景色が一気に広がります。川棚温泉に滞在したピアニスト、アルフレッド・コルトーも愛したという厚島(愛称・孤留島)も望めます。


特に人気なのが夕暮れどき。鳥居の向こうへ夕日が沈んでいく光景はとても美しく、思わず足を止めたくなるひとときです。

さらに、眼下には山陰本線が通っていて、タイミングが合えば山陰線観光列車「○○のはなし」 が走る姿に出会えることもあります。

■福徳稲荷神社
所在地:山口県下関市豊浦町宇賀2960
アクセス :【車】中国自動車道「小月IC」「下関IC」から約40分
【電車】JR山陰本線「湯玉駅」からブルーライン交通バスに乗車(約7分)、「福徳稲荷前」バス停で下車後、徒歩で約8分

【福岡県うきは市】浮羽稲荷神社

浮羽稲荷神社
浮羽稲荷神社

福岡県うきは市にある「浮羽稲荷神社」は、「城ヶ鼻公園」(じょうがはなこうえん)の中に立つ神社で、商売繁盛・五穀豊穣・健康長寿・学問成就など、幅広いご利益で親しまれています。

京都府「伏見稲荷神社」の「稲荷大神」、同じく京都府「松尾大社」の「大山咋(おおやまぐい)の神」、福岡県「太宰府天満宮」の「菅原道真公」の三神が祀られているのも特徴です。

親子の心に残る絶景が広がります(画像提供:福岡県観光連盟)
親子の心に残る絶景が広がります(画像提供:福岡県観光連盟)

山の斜面に沿って千本鳥居が続いており、鳥居の道を登っていくと、その先には景色が一気に広がるビュースポットがあります。

天気のよい日には原鶴温泉や甘木方面まで見渡すことができて、親子で「ここまで来たね」とちょっとした達成感も味わえますよ。

■浮羽稲荷神社
所在地:福岡県うきは市浮羽町流川1513-9
アクセス:【車】九州自動車道「杷木IC」から約15分
【電車】JR久大本線「うきは駅」から徒歩で約20分

公式サイト

【鹿児島県鹿屋市】神徳稲荷神社

神徳稲荷神社
神徳稲荷神社

鹿児島県鹿屋市にある「神徳稲荷神社」は、1676年に建立され、2018年に再建された歴史ある稲荷神社です。

「伏見稲荷大社」を総本山とし、商売繁盛・家内安全・心身健全・交通安全・五穀豊穣など、さまざまなご利益で親しまれています。

「神徳稲荷神社」の透明な鳥居
「神徳稲荷神社」の透明な鳥居

境内には、透明な鳥居と赤い千本鳥居が立ち並び、どちらも思わず写真を撮りたくなるような印象的な景色が広がります。

一歩進むたびに景色が変わる、千本鳥居のさんぽ道
一歩進むたびに景色が変わる、千本鳥居のさんぽ道

行きは参道、帰りは千本鳥居と、行き帰りでちがう景色を味わえるのも魅力です。

すっきりとした美しさが際立つ室内が印象的
すっきりとした美しさが際立つ室内が印象的

このほか、えんむすびの大石や、持ち上げて軽く感じたら願いが叶うとされる「うんだま石」、さらに「厄よ去れ!」と念じて投げる厄割玉など、親子で気軽に体験できる見どころがそろいます。

お守りや絵馬も多彩で、参拝の楽しみが広がりますね。

■神徳稲荷神社
所在地:鹿児島県鹿屋市新栄町1771-4
アクセス:【車】大隅縦貫道「笠之原IC」から約20分

公式サイト

子供と一緒に歩く千本鳥居の道は、まるでちょっとした冒険のよう。ご利益にあやかりつつ、ぜひ家族の思い出も一緒に刻んでみてくださいね。

記事を書いた人

わかめ

ライター・占い師・音楽家。 朝は原稿、夜はタロット、週末はヘブンアーティスト「わかめとミュゼット」でアコーディナを演奏する子育て主婦です。人前に出るとすぐにお腹が痛くなります。

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