【2026関東近郊】まるで天空の花畑!初夏の絶景「ニッコウキスゲ」名所7選 高原ドライブやハイキング満喫
更新日2026年06月08日/公開日2026年06月08日

【2026関東近郊】まるで天空の花畑!初夏の絶景「ニッコウキスゲ」名所7選 高原ドライブやハイキング満喫

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今回は関東近郊にある「ニッコウキスゲ」の名所をご紹介! ニッコウキスゲは、主に山地の湿原や高原に咲く黄色い可憐な花。鹿の食害などにより数が減り、群生地は貴重になってきています。

関東近郊では例年6月から7月下旬にかけて見頃に。避暑地と呼ばれるような標高の高い場所に咲くため、初夏から夏のおでかけにぴったりです。

車やリフトから観賞できる名所もありますが、小学生くらいの体力のある子供なら一緒にハイキングに挑戦するのもおすすめです。しっかり準備をして、心に残る絶景と出会ってくださいね♪

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
※画像は過去の様子であり、現状とは異なることがあります。また見頃はその年の気候により変動しますのでご注意ください

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ニッコウキスゲ(ゼンテイカ)とは?

鹿の大好物(画像提供:プカプカプー / PIXTA)
鹿の大好物(画像提供:プカプカプー / PIXTA)

ニッコウキスゲ(日光黄菅/別名ゼンテイカ)は初夏から盛夏にかけての代表的な高山植物です。黄色いラッパ状の花は、ハイカーや登山者にとても人気があります。

ひと株につき5~7輪ほどの蕾をつけ、一日一輪ずつ順番に咲いていくのが特徴です。一輪の花の寿命は一日限り。朝になると太陽に向かって花開き、夜にはしぼんでしまいます。

開花のピークになると、どこまでも続く黄色い絨毯のような景色が見どころですが、見頃のタイミングをはかるのが難しい花です。また、当たり年と外れ年がはっきりしているともいわれ、ある年は一面に咲き誇り、翌年は数えるほどしか咲かないこともあります。

鹿の大好物!?

ニッコウキスゲは、ニホンジカの大好物で、群生地では鹿による食害が深刻化しています。そのため多くの群生地では、鹿の侵入を防ぐための柵が設置されるなどの保護活動が行われています。

成長が遅く、傷つくと回復に時間がかかる

ニッコウキスゲは種をまいてから咲くまでに約7年かかります。そのため、獣害や気候変動などで数が減ると簡単に増やすことができません。

美しいニッコウキスゲの群生を守るため、保護活動に理解を深め、おでかけした際も花を傷つけないよう注意しましょう。

ニッコウキスゲを見に行くときの服装&持ち物は?

まさに“天空の花畑”(画像提供:sorairo / PIXTA)
まさに“天空の花畑”(画像提供:sorairo / PIXTA)

ニッコウキスゲの群生地は、湿原や高原といった自然豊かな場所にあります。

駐車場に車をとめて周囲を散策する、ニッコウキスゲの名所までハイキングが必要など、スポットによって環境が異なるため、事前にしっかりリサーチをして適した装備ででかけましょう。

ここでは、服装や持ち物の一例を紹介します。

服装のポイント

気候が涼しく、歩くと汗をかくことも考慮して服装を考えましょう(画像提供:K,Kara / PIXTA)
気候が涼しく、歩くと汗をかくことも考慮して服装を考えましょう(画像提供:K,Kara / PIXTA)

●服装:虫刺されやケガ防止、ヤマビル対策のため、季節を問わず長袖・長ズボンが安心。
●雨具:天候が変わりやすいためレインウェアを携帯しましょう。上下セパレートタイプが◎
●防寒具:平地より気温が低いため、コンパクトになるフリースなどが必要です。
●靴:履き慣れたスニーカーかトレッキングシューズが必要。滑りにくく防水性が高いと安心です。
●リュックサック:両手が空くリュックタイプなど。

あると便利&安心な持ち物

準備をして安全におでかけしましょう(画像提供:zak / PIXTA)
準備をして安全におでかけしましょう(画像提供:zak / PIXTA)

ハイキングを楽しむ場合は、飲み物や軽食(チョコレート、ナッツバーなど)はもちろん、タオルや軍手も持っていくと安心。虫よけスプレーや虫刺されの薬、絆創膏や消毒薬のほか、場所によっては熊鈴や熊よけスプレー、ヒル対策グッズなども用意しておくといいですね。

また、ゴミを持ち帰るためのビニール袋は必ず持参しましょう。

それではここから、関東近郊にあるニッコウキスゲの名所を紹介します。

【神奈川箱根町】箱根湿生花園

「箱根湿生花園」に咲くニッコウキスゲ(画像提供:k_sada / PIXTA)
「箱根湿生花園」に咲くニッコウキスゲ(画像提供:k_sada / PIXTA)

神奈川県箱根町仙石原に位置する「箱根湿生花園」は、川や湖沼のほとりに生息する植物を集めたユニークな植物園。湿原の生態系や、そこに息づく多彩な植物を間近に感じられるスポットで、2026年に50周年を迎えました。

園内には季節ごとに移り変わる湿原の美しい景色が広がり、木道の散策路を歩きながら、水辺の植物を中心とした日本の山野草や外国の珍しい植物を観察できます。

可憐なニッコウキスゲは例年6月上旬から6月中旬にかけて見頃を迎え、涼やかな湿原に黄色い彩りを添えます。

湿原の環境や珍しい植物を体感できる貴重な学びの場
湿原の環境や珍しい植物を体感できる貴重な学びの場

ニッコウキスゲのほかにも、合計1,700種類もの植物が季節ごとに花を咲かせます。とくに6月はノハナショウブ、トキソウなど100種類以上の花が咲き競い、一年でもっとも美しい時期です。

また、秋にはオオモミジやイタヤカエデなどの紅葉や、同時期に色づく草紅葉(くさもみじ)も見事。

仙石原湿原の動植物を写真やパネルで紹介する展示室も併設されているので、ぜひ立ち寄ってみてください。

■スポット概要&開花情報
所在地:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原817
開園期間:2026年3月14日 (土)~ 11月30日(月)
ニッコウキスゲの見頃(例年):6月上旬~中旬
アクセス:【車】東名高速道路「御殿場IC」から約30分
【電車】箱根登山鉄道「強羅駅」からバスに乗車(約30分)、「箱根湿生花園」バス停で下車すぐ
駐車場:あり

【栃木県日光市】霧降高原 キスゲ平園地

標高1,582mの「小丸山展望台」から絶景を満喫(画像提供:Yoshitaka / PIXTA) ※過去の様子
標高1,582mの「小丸山展望台」から絶景を満喫(画像提供:Yoshitaka / PIXTA) ※過去の様子

栃木県日光市にある「霧降(きりふり)高原 キスゲ平(だいら)園地」は、かつてスキー場だった広大な斜面が、初夏になるとニッコウキスゲが咲き誇る絶景スポットです。

標高1,300mから1,600mにかけて広がる園内には、黄色いニッコウキスゲが群生。例年6月中旬に麓(ふもと)から咲き始め、約1カ月かけてじょじょに山頂まで開花していきます。

「小丸山展望台」付近では、気候によって雲海とニッコウキスゲの共演が見られることも(画像提供:Yoshitaka / PIXTA)※過去の様子
「小丸山展望台」付近では、気候によって雲海とニッコウキスゲの共演が見られることも(画像提供:Yoshitaka / PIXTA)※過去の様子

園内には、1,445段の階段からなる「天空回廊」が整備されており、階段を登りながら、ニッコウキスゲが咲き誇る大パノラマをさまざまな角度から楽しめます。

頂上まで登れば日光連山や関東平野を見渡す360度の絶景が広がり、達成感もひとしお。高原ならではの爽やかな空気の中を親子で歩いてみませんか?

■スポット概要&開花情報
所在地:栃木県日光市所野1531
ニッコウキスゲの見頃(例年):6月中旬~7月中旬
アクセス:【車】日光宇都宮道路「日光IC」から約30分
【電車】JR日光線「日光駅」、東武日光線「東武日光駅」からバスに乗車(約25分)、「霧降高原」バス停で下車すぐ
駐車場:あり

公式サイト


【群馬県中之条町】野反湖

ノゾリキスゲと野反湖(画像提供:tenjou / PIXTA)
ノゾリキスゲと野反湖(画像提供:tenjou / PIXTA)

上信越高原国立公園内にある「野反湖」(のぞりこ)は、群馬県中之条町の標高約1,500mに位置する“天空の湖”。2,000m級の山々に囲まれた秘境感あふれるスポットです。

初夏から初秋にかけて300種類以上の高山植物が次々と開花し、例年7月上旬から7月中旬にはノゾリキスゲ(ニッコウキスゲ)の大群落が見頃を迎えます。

近くでじっくり観察してみましょう♪(画像提供:Issey / PIXTA)
近くでじっくり観察してみましょう♪(画像提供:Issey / PIXTA)

湖の深い青色と、空の青、そして一面に広がる黄色の花々のコントラストは息をのむ美しさ! 遊歩道やハイキングコースが整備されており、家族で湖畔を散策しながら、壮大な自然を満喫できますよ。

近隣には、釣りやバードウォッチングが楽しめる「野反湖キャンプ場」があり、晴れた日の夜には満天の星空が広がります。

■スポット概要&開花情報
所在地:群馬県吾妻郡中之条町入山国有林223林班
ニッコウキスゲの見頃(例年):7月上旬~中旬
アクセス:【車】関越自動車道「渋川伊香保IC」から約2時間15分
【電車】JR吾妻線「長野原草津口駅」からタクシーで約30分
駐車場:あり
※毎年11月下旬~4月下旬は冬季クローズ

【群馬県沼田市】たんばらラベンダーパーク

「たんばらラベンダーパーク」に咲くニッコウキスゲ
「たんばらラベンダーパーク」に咲くニッコウキスゲ

群馬県沼田市にある「たんばらラベンダーパーク」は、約5万株のラベンダーが咲き誇る期間限定のフラワーパークです。

標高1,300mに位置する広大な園内では、例年7月上旬にニッコウキスゲが開花。ほかにも、アナベルやサルビア、向日葵(ひまわり)がパークを彩り、ラベンダーの香りとともに美しい景色を楽しめます。

一面のラベンダー畑に子供も大喜び
一面のラベンダー畑に子供も大喜び

2026年は6月27日(土)から8月30日(日)まで開園予定。シーズン中はラベンダー摘み取り体験のほか、ラベンダーソフトクリームなどのグルメも楽しめます。

また、「彩の丘」や「ひまわりガーデン」などフォトスポットも充実しており、思い出に残る写真撮影ができますよ。高原の涼しい空気の中、ニッコウキスゲと多彩な花々を一日満喫しましょう♪

■スポット概要&開花情報
所在地:群馬県沼田市玉原高原
開園期間:2026年6月27日(土)~8月30日(日)
ニッコウキスゲの見頃(例年):7月上旬 ※ラベンダーは7月中旬~8月中旬
アクセス:関越自動車道「沼田IC」から約30分
駐車場:あり

【群馬県みなかみ町】谷川岳 天神平

一斉に咲く様子を見られたらラッキー!(画像提供:@KIPHOTO / PIXTA)
一斉に咲く様子を見られたらラッキー!(画像提供:@KIPHOTO / PIXTA)

群馬県みなかみ町にある「谷川岳 天神平」は、日本百名山のひとつ・谷川岳の玄関口に位置する高原です。夏は高山植物の宝庫となり、特に例年7月上旬から中旬にかけては、ニッコウキスゲの群生が見どころです。

天神峠リフト付近に咲くニッコウキスゲ(画像提供:akihiro.T / PIXTA)
天神峠リフト付近に咲くニッコウキスゲ(画像提供:akihiro.T / PIXTA)

谷川岳ヨッホ(ロープウェイ)に乗れば、約10分で標高1,300mの「天神平駅」まで手軽にアクセスできるのが魅力。

ニッコウキスゲはロープウェイを降りてすぐのエリアや、「天神平駅」から「天神峠駅」までをつなぐリフト付近などに自生しています。

ほかにもさまざまな高山植物を観賞できるので、素朴で可憐な花たちを親子で楽しんでくださいね♪

■スポット概要&開花情報
所在地:群馬県利根郡みなかみ町湯檜曽国有林
ニッコウキスゲの見頃(例年):7月上旬~中旬
アクセス:【車】関越自動車道「水上IC」から約25分、谷川岳ヨッホに乗車し「天神平駅」下車
【電車】JR上越線「水上駅」からバスに乗車(約25分)、「谷川岳ロープウェイ駅」バス停で下車、谷川岳ヨッホに乗車し「天神平駅」下車
駐車場:あり


【長野県諏訪市】霧ヶ峰高原 霧ヶ峰自然保護センター・車山肩・富士見台

間近でじっくり観察するのもいいですね(画像提供:ライダー写真家はじめ / PIXTA)
間近でじっくり観察するのもいいですね(画像提供:ライダー写真家はじめ / PIXTA)

長野県諏訪市に広がる「霧ヶ峰高原」は、標高1,500mから1,900mに位置する雄大な高原で、八ヶ岳中信高原国定公園に含まれています。

ニッコウキスゲの群生地が点在し、かつては一面が橙色に囲まれていた場所。近年ニホンジカの食害に対して、保護活動が続けられています。

現在、霧ヶ峰でニッコウキスゲの群生が見られるのは、食害を防ぐ網フェンスや電気柵などに囲まれたエリアの中。「ビーナスライン」のドライブを楽しみながらアクセスできる「霧ヶ峰自然保護センター園地」「車山肩」「富士見台」付近です。

なかでも富士見台は、富士山をはじめ八ヶ岳や南アルプスを望む絶景ポイント。名物の「霧がくれそば」や五平餅、ソフトクリームを販売する売店もあり、ひと休みしながら景色を満喫できますよ。

車山高原の展望リフト(画像提供:オフィスK / PIXTA)
車山高原の展望リフト(画像提供:オフィスK / PIXTA)

ニッコウキスゲを観察したあとは、「車山高原」にも立ち寄るのもおすすめ。2本のリフトを乗り継ぎ、空中散歩を楽しみながら標高1,925mの車山山頂を目指しましょう。

山頂からの360度の大パノラマは、まさに圧巻のひとこと! 壮大な景色に、きっと感動するはずです。

なだらかな遊歩道が整備されているので、体力に自信がない子供でも、高原の爽やかな空気を感じながらのんびりハイキングを楽しめますよ。

■スポット概要&開花情報
所在地:長野県諏訪市四賀霧ヶ峰7718
ニッコウキスゲの見頃(例年):7月上旬~下旬
アクセス:【車】中央自動車道「諏訪IC」から40~50分
駐車場:あり

公式サイト

【福島県檜枝岐村】尾瀬国立公園 大江湿原

開放感抜群のスポット(画像提供:NISH / PIXTA)
開放感抜群のスポット(画像提供:NISH / PIXTA)

福島県、群馬県、新潟県にまたがる広大な「尾瀬国立公園」。なかでも「大江湿原」は、福島県檜枝岐村に位置する山岳湿原で、手つかずの自然が残された尾瀬の玄関口ともいえる貴重なスポットです。

例年7月20日頃になると、湿原一面が鮮やかな黄色のニッコウキスゲで埋め尽くされます。ほかの高山植物や湿原特有の植物とのコントラストも美しく、どこまでも続く黄色い絨毯と遠くに見える山々の共演は息をのむほどの絶景です。

 初夏に咲き誇るニッコウキスゲ(画像提供:samenosuke / PIXTA)
初夏に咲き誇るニッコウキスゲ(画像提供:samenosuke / PIXTA)

湿原内には木道が整備されており、「尾瀬沼コース」を歩きながら壮大な風景を間近で楽しめます。とはいえ長時間歩く必要があるため、子供の年齢や体力にあわせた計画を立てましょう。

また8月でも平均気温17.2度とかなり涼しく、天気も変わりやすい場所。防寒着やレインコートを忘れずに、事前の準備と情報収集をしっかり行ってからおでかけくださいね。

■スポット概要&開花情報
所在地:福島県南会津郡檜枝岐村
ニッコウキスゲの見頃(例年):7月中旬~下旬
アクセス:【車】東北自動車道「西那須野塩原IC」から御池駐車場まで約2時間30分、シャトルバスに乗車(約20分)、「沼山峠」で下車後、徒歩で約50分(マイカー規制あり)
【電車】東武鉄道「会津田島駅」からバスに乗車(約2時間20分)、「沼山峠」で下車後、徒歩で約50分
※アクセスの一例です/電車・バスは本数が少なく、綿密な計画が必要/バスは例年5月下旬~10月末のみ運行
駐車場:あり

清々しい高原に輝く黄色いニッコウキスゲ。夏のおでかけ候補のひとつに加えてみてはいかがでしょうか。

記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部

「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。

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