
【2026全国】見頃がスタート!白銀~黄金色に輝く「ススキの絶景スポット」19選 親子で行きたい名所を厳選
気になるおでかけ情報を見つけやすく
秋の七草のひとつである「ススキ」は、日本の秋を彩る風物詩。神奈川県箱根町の仙石原すすき草原や、静岡県の稲取細野高原、奈良県の曽爾(そに)高原など、全国に美しいススキの名所がたくさんあります。
今回は、全国的に有名な定番の名所から、知る人ぞ知る穴場まで、「いこーよとりっぷ」編集部が厳選してご紹介! 秋のおでかけ先を探す際の参考にしてくださいね。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報は、公式サイトをご確認ください
あらためて知りたい!ススキってどんな植物?

ススキはイネ科ススキ属の植物で、タカノハススキ、イトススキ、ハチジョウススキなどさまざまな品種があります。穂が動物のしっぽに似ていることから「尾花(おばな)」、屋根をふく材料に使われたことから「茅(かや)」とも呼ばれてきました。
高さ1〜2.5mほどに育ち、硬い茎と細長い葉が特徴。8〜10月頃になると、白や茶色っぽいふさふさとした穂をつけます。日当たりのよい野原や道ばた、土手などに群れをなして生え、暑さ・寒さに強く日本全国でよく育ちます。
日本の文化や暮らしに寄り添ってきた秋の植物

ススキは、古くから日本で愛されてきた「秋の七草」のひとつ。旧暦の8月15日に月見をする「中秋の名月(十五夜)」には、神様が宿る依り代(よりしろ)や魔除けとしてお供えされます。
かつては茅葺き屋根の材料や牛馬のエサ、田畑の肥料としても使われ、人々の生活に欠かせない資源として活躍してきました。
パンパスグラスとの違いは?

「パンパスグラス」(別名・シロガネヨシ)はススキに似た植物で、南米原産のイネ科の多年草です。両者はイネ科ですが「属」が異なる、近縁の別グループの植物。見頃はススキよりやや早く、関東では8月下旬から9月下旬頃です。
見分け方のポイントは花穂のボリュームで、ススキの穂が風になびく軽やかさを持つのに対し、パンパスグラスの穂は厚みと立体感のあるふさふさとした見た目が特徴です。
草丈もパンパスグラスのほうが大きく育ち、高さ2~3mにもなる巨大な草丈から「お化けススキ」とも呼ばれています。
【開花情報】お化けススキ「パンパスグラス」約500株!サイクリングで巡る秋の風景
ススキの「開花日」とは?

ススキの開花とは、茎の先端にある葉鞘(ようしょう:茎を包む葉の付け根の部分)から、花穂が抜き出た状態のこと。気象庁の生物季節観測では「葉鞘から抜き出た穂の数が、全体の約20%に達したと推定される最初の日」を開花日と定めています。
桜などの開花前線が南から北へと進む「北上型」なのに対し、ススキは北から南へと咲き進む「南下型」。例年8月頃から北日本・北陸地方で開花が始まり、9月にかけて関東・東海・西日本へ、10月には房総半島・九州南部・南西諸島へと南下していきます。
2026年の開花は早め?東京では8月26日に観測!
気象庁の観測データによると、2026年は東京でも8月26日(水)にススキの開花が観測されました。これは平年より18日、昨年より27日も早いペースです。仙台ではさらに早く、昨年よりも44日早い7月16日に開花を観測。
ほかにも甲府や奈良など、観測済みの地点はいずれも平年より早い傾向にあります。今年は例年より早めに見頃を迎える可能性があるので、おでかけ前に最新の開花状況をチェックしておくと安心ですよ。
夏は緑、秋には黄金色へ。ススキは「見頃」が長い植物

夏のススキは葉が生命力いっぱいに茂り、みずみずしい緑色の草原を作ります。この時期のススキは、夏の季語(「青芒(あおすすき)」など)としても親しまれています。
茎の先端から穂(尾花)が顔を出すと白~シルバーの穂が美しく輝き、秋が深まるにつれて黄金色へと変化。花は綿毛のついた種子へと変わり、ふわふわとした穂になります。
また観賞する時間帯によっても色味の印象が異なり、例えば夕日を浴びているススキの群生は金色~黄金色に輝いて見えます。
さらに、種類によって色味や表情が異なるのもススキの魅力のひとつ。気象庁の開花情報や、各スポットの公式サイト・SNSも参考にしながら、今年ならではの秋の絶景に会いにおでかけしてみてくださいね。
【北海道石狩市】はまなすの丘公園

日本海と石狩川が交わる場所に広がる「はまなすの丘公園」は、約46ヘクタールの砂丘地帯に180種もの海浜植物が自生する自然豊かなスポットです。
夏から秋にかけては、公園を彩ったハマナスに代わってススキが波打つように揺れ、石狩湾の潮風とともに秋の訪れを感じさせてくれます。

園内には木道が整備されており、小さな子供でも比較的歩きやすいのが魅力。駐車場のすぐそばに立つヴィジターセンターではハマナスソフトクリームやお土産を販売しており、2階からは石狩灯台と一面のススキ野原、石狩湾を一望できます。
■スポット概要
所在地:石狩市浜町29-1
例年の見頃:8月下旬~9月中旬
アクセス:【車】札樽自動車道「新川IC」から約40分
【電車】JR「札幌駅」からレンタカー、タクシー等で約45分
駐車場:あり
【秋田県男鹿市】寒風山・寒風山回転展望台

標高355mの寒風山は、中腹から山頂まで一面にススキが群生する秋の絶景スポット。例年8月下旬から穂がほぐれ始め、9月に入ると山肌がうっすらと白く色づき、10月中旬まで見頃が続きます。

車で山頂まで行けるので小さな子供連れでも気軽に絶景観賞ができるのが魅力。
頂上に建つ「寒風山回転展望台」は約13分で360度回転し、男鹿半島や鳥海山、世界遺産の白神山地、八郎潟を開拓した大潟村などの大パノラマとともに、風になびくススキの絶景を座ったまま楽しめます。

展示室ではユネスコジオパークに指定された周辺の情報をわかりやすく紹介。展望レストランでは、ハタハタ料理やしょっつる焼きそばなど地元グルメも味わえます。観光の予備知識を得ながら、秋田の自然と食を満喫できる施設です。
■スポット概要
所在地:秋田県男鹿市脇本富永字寒風山62番地内
例年の見頃:9月上旬~10月中旬
アクセス:【車】秋田自動車道「昭和男鹿半島IC」から約30分
【電車】JR男鹿線「脇本駅」からタクシーで約10分
駐車場:あり
【山梨県山中湖村】山中湖明神山パノラマ台

山中湖から三国峠へ続く県道沿いの高台にある「パノラマ台」は、眼下に山中湖、その奥に富士山を望む大パノラマの絶景スポット。2024年11月のリニューアルで展望デッキが新設され、ベンチや案内板も整備されて快適に景色を楽しめるようになりました。
秋になるとパノラマ台周辺は一面ススキ野原に染まり、黄金色の風景の中を散策できます。
体力に余裕があれば、パノラマ台から約30分ハイキングコースを歩いて明神山の山頂(標高1,291m)を目指すのもおすすめ。山頂からは富士山・山中湖・南アルプスまで見渡せる絶景が広がりますよ。
■スポット概要
所在地:山梨県南都留郡山中湖村平野
例年の見頃:9月下旬~10月上旬
アクセス:【車】東富士五湖道路「山中湖IC」から約20分
駐車場:あり(無料・約10台)
【栃木県日光市】戦場ヶ原

奥日光を代表する湿原地帯「戦場ヶ原」は、標高約1,400mに広がる約400ヘクタールの高層湿原です。そのうち174.68ヘクタールは「奥日光の湿原」としてラムサール条約にも登録されている貴重な自然環境で、豊かな野鳥観察も楽しめます。
例年10月に入るとススキ野原が黄金色に輝き始め、男体山をはじめとした日光の山々を背景に、どこまでも続くススキの穂が風になびく絶景が広がります。

赤沼を出発し、戦場ヶ原を一望できる展望台を通って三本松茶屋へ抜ける、約2時間のハイキングコースが人気。黄金に輝く見頃は10月上旬から中旬のわずか半月ほどなので、公式サイトやSNSで見頃のタイミングをチェックしてでかけてみてくださいね。
※奥日光はクマの生息地です。夕方や早朝をさけ、熊鈴などを持参しましょう
■スポット概要
所在地:栃木県日光市中宮祠(赤沼自然情報センター)
例年の見頃:10月上旬~中旬
アクセス:【車】日光宇都宮道路「清滝IC」から戦場ヶ原展望台(三本松)まで約45分
【電車】JR日光線「日光駅」・東武日光線「東武日光駅」から東武バス「湯元温泉行き」に乗車(約68分)、「三本松」バス停で下車後すぐ
駐車場:あり
【東京都東村山市】都立狭山公園

1937年(昭和12年)に開園した「都立狭山公園」は、桜や紅葉、多摩湖の美しい景色が楽しめる、長く愛される景勝地です。最寄駅から徒歩5分とアクセスがよく、小さな子供からお年寄りまで気軽に自然体験を楽しめます。
園内の「ススキ原っぱ」では例年9月末から12月上旬にかけてススキが見頃を迎え、初秋は光を受けて輝く白銀の穂、晩秋になると熟して金色に色づいた穂が風に揺れる様子を楽しめます。

宅部(たっちゃん)池周辺のイロハモミジも11月中旬から色づき、池を囲むモミジのトンネルが美しい紅葉散策コースに。堤防まで足を延ばせば、多摩湖の雄大な景色も広がりますよ。
■スポット概要
所在地:東京都東村山市多摩湖町3-17-19
例年の見頃:9月末〜12月上旬
アクセス:【車】所沢ICから約30分
【電車】西武多摩湖線「西武遊園地駅」から徒歩で約5分
駐車場:あり(駐車場スペースに限りがあるため公共交通機関の利用を推奨)
【神奈川県箱根町】仙石原すすき草原

美術館や仙石原温泉で知られる高原リゾート地・仙石原。その象徴が、台ヶ岳(だいがたけ)の斜面に群生する「仙石原すすき草原」です。
江戸時代初期には「千石原村」と呼ばれ、開墾すれば千石の穀物が獲れると期待されましたが、火山灰土壌のため夢はかなわず、代わりに屋根葺き用のカヤ(ススキ)を出荷する土地として発展してきました。

秋のススキの見頃は9月下旬〜11月上旬で、秋が深まるほど穂が開き、銀色から金色へと草原の色が変化していく様子も見どころのひとつ。
草原を貫く約700mの一本道の遊歩道は、背の高いススキに囲まれながら歩けるフォトジェニックなスポットとして人気です。“かながわの景勝50選”にも選ばれた、県を代表する景勝地ですよ。
■スポット概要
所在地:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原
例年の見頃:9月下旬〜11月上旬
アクセス:【電車】小田急小田原線・箱根登山電車「箱根湯本駅」から箱根登山バスに乗車(約30分)、「仙石高原」バス停で下車後すぐ
駐車場:あり
【静岡県東伊豆町】稲取細野高原

伊豆半島の最高峰・天城山脈と相模灘に浮かぶ伊豆諸島を一望できる東伊豆随一のパノラマスポット「稲取細野高原」。広さ約125ヘクタールの広大な草原に群生するススキが10月頃から穂を出し、黄金色に色づく幻想的な景色が広がります。
例年10月〜11月は穂が膨らんだ銀色のススキが風になびき、11月〜12月には枯草色に移り変わり、日が差すとまるで黄金の絨毯のような光景に。
2026年も「稲取細野高原 秋のすすき観賞会」を開催

2026年度は「稲取細野高原 秋のすすき観賞会」が10月30日(金)〜11月29日(日)に開催され、例年、中学生以上の入山料が必要になります(イベント期間外は入山自由)。
高原内4カ所の湿原では貴重な湿原植物の観察もでき、散策マップを手に親子でのんびり散歩するのにぴったり。散策マップは公式サイトからダウンロードできます。
“未来に残したい草原の里100選”にも認定された、貴重な自然を親子で満喫できるスポットですよ。
■スポット概要
所在地:静岡県賀茂郡東伊豆町稲取
例年の見頃:10月下旬~11月下旬
アクセス:【車】国道135号線 稲取温泉「稲取細野高原看板」から約15分
【電車】伊豆急行線「伊豆稲取駅」からタクシーで約15分
駐車場:あり
備考:「秋のすすき観賞会」期間は入山料金が必要(例年は小学生以下無料)
【静岡県函南町】十国峠

その昔、十の国(伊豆・相模・駿河・遠江・甲斐・安房・上総・下総・武蔵・信濃)と大島・新島・神津島・三宅島・利島の五島が見えたことから名付けられたという「十国峠」。
日金山の頂上からは、北に富士山、西に駿河湾、東に相模湾を望む360度の大パノラマが広がります。
あまりの美しさに絵筆をとってこの展望を描こうと試みた人たちも、あまりの広さに歯が立たなかったのだとか。

「十国峠ケーブルカー」に乗ればわずか約3分で山頂駅へ到着。展望テラス「PANORAMA TERRACE 1059」やカフェも整備されているので、子供連れで気軽に絶景を楽しめるのも魅力です。
また、「姫の沢公園」から約1時間半のトレッキングコースでもアクセス可能。秋には波うつススキの穂がなびき、四季折々に表情を変える峠を堪能できますよ。
■スポット概要
所在地:静岡県田方郡函南町桑原1400-20
例年の見頃:10月下旬~11月上旬
アクセス:【車】東名高速道路「沼津IC」から約40分
【電車】東海道新幹線「熱海駅」からバスで約40分
駐車場:あり
【兵庫県新温泉町】上山高原

山地に溶岩が広がることでできた「上山高原」は、四季を通じて表情を変える美しい高原です。
上山高原避難小屋前の駐車場を起点に、整備された遊歩道を進むと上山山頂へ到着。手作りの展望台からは氷ノ山など但馬・因幡の山々や日本海まで360度の絶景が広がります。

展望台からさらに進むとススキ草原の放牧地エリアに入り、日本海を見下ろす眺望とともに一面のススキ風景を楽しめます。
往復約2km・所要約1時間のショートコースでも展望台とススキ草原の両方を満喫できるので、小さな子供連れでも気軽に絶景ハイキングが楽しめますよ。標高が高いエリアは天然記念物・イヌワシの貴重な生息地でもあり、晩秋にはブナ林の紅葉も見どころです
■スポット概要
所在地:兵庫県美方郡新温泉町(上山高原避難小屋前駐車場)
例年の見頃:10月中旬~11月中旬
アクセス:【車】中国自動車道「吉川JCT」から舞鶴若狭自動車道・北近畿豊岡自動車道経由「八鹿氷ノ山IC」下車、国道9号線を約1時間
※積雪期は麓の海上(うみがみ)地区で通行止め(例年5月連休頃開通)
駐車場:あり(上山高原避難小屋前駐車場)
【兵庫県神河町】砥峰高原

兵庫県神河町、標高約900mに広がる「砥峰(とのみね)高原」は、西日本でも有数の約90ヘクタール(東京ドーム約19個分)ものススキの群生地です。
秋になると一面を埋め尽くすススキが風に揺れてキラキラと輝き、黄金色に染まった高原を歩く時間はまるで別世界。広大な高原ですが、歩きやすいよう木道が整備されており、小さな子供連れでもゆっくり散策できますよ。

保全・管理拠点「とのみね自然交流館」の展望テラスからはススキ草原を一望でき、隣接する平家そば処「交流庵」では打ち立てのお蕎麦も味わえます。
ススキの時期は冷え込むこともあるので、上着など防寒具の準備がおすすめ。冬季(12月〜3月下旬)は積雪のため通行止めになります。
■スポット概要
所在地:兵庫県神崎郡神河町川上801
例年の見頃:10月中旬~11月上旬
アクセス:【車】播但連絡道路「神崎南IC」から約40分
駐車場:あり
備考:冬季(12月〜3月下旬)は積雪のため通行止め
【奈良県御所市】大和葛城山(葛城高原)

奈良県の「大和葛城山(葛城高原)」は、標高959mの山頂一面がススキで覆われる、関西でも屈指のススキの名所です。
例年10月上旬〜下旬に見頃を迎え、山頂から360度見渡す大パノラマのなかでたなびくススキの様子はとても優雅。ほかにも山野草や紅葉なども随所に見られ、秋を満喫する観光にぴったりです。

葛城登山口から山頂までは「葛城山ロープウェイ」で気軽にアクセスでき、小さな子供連れでも山頂の絶景を楽しめますよ。山頂には国民宿舎「葛城高原ロッジ」もあり、宿泊で満喫するプランもおすすめです。
■大和葛城山
所在地:奈良県御所市櫛羅
例年の見頃:10月上旬~下旬
アクセス:【車】南阪奈道路「葛城IC」から約15分
【電車】近鉄御所線「近鉄御所駅」から奈良交通バスに乗車(約15分)、「葛城ロープウェイ前」バス停で下車後、徒歩で約2分の「葛城登山口駅」から葛城山ロープウェイに乗車(約6分)、「葛城山上駅」で下車後すぐ
駐車場:あり
【奈良県曽爾村】曽爾高原

倶留尊山(くろそやま)のふもとに広がる「曽爾高原」は、標高849m、約40ヘクタールにおよぶ広大な高原です。
ススキの群生は、例年9月中旬から穂が出始め、10月中は穂が銀色に輝き、11月中旬から下旬にかけて黄金色に変化。昼間は太陽の光を受けて銀色の波となってうねり、夕暮れには金の波となって揺れる、力強く優しい表情を見せてくれます。

散策のあとは高原のすぐそばにある「曽爾高原ファームガーデン」内の天然温泉「お亀の湯」へ。日中なら露天風呂から屏風岩公苑・鎧岳・兜岳の火山群が生み出す絶景を堪能できますよ。
ほかにも、館内には地元の特産品を使った自然派キッチン「すすきの館」、地ビール醸造所「麦の館」、米パン工房「お米の館」のほか、秋には休憩所も開放され、ゆっくり過ごせます。
2026年は3年ぶりに「曽爾高原山灯り」が復活

2026年は、高原の中心にある「お亀池」の周囲を約200基の灯籠が照らす「曽爾高原山灯り」が開催予定です。
日没から21時頃まで灯される灯籠の光と、夕暮れに金色から闇に沈んでいくススキのコントラストは幻想的。天気がよければ満点の星空まで楽しめる、昼とはまったく違う表情の曽爾高原に出会えます。
夜は足元が見えにくく冷え込むため、懐中電灯と防寒具を忘れずに準備してでかけましょう。
■スポット概要
所在地:奈良県宇陀郡曽爾村太良路
例年の見頃:10月上旬〜11月下旬
アクセス:【車】名阪国道「針IC」から榛原経由で約45分
【電車】近鉄大阪線「名張駅」から三重交通バス「山粕西行」に乗車、「太良路」バス停で下車後、徒歩で約45分(10〜11月のみ曽爾高原行きバスあり)
駐車場:あり
山灯り開催期間:2026年9月19日(土)~11月23日(月)
【和歌山県紀美野町】生石高原

紀美野町と有田川町にまたがる県立自然公園「生石高原」は、標高870mの山頂付近から360度の大パノラマが楽しめるスポット。天気がいい日は明石海峡大橋や四国まで見渡せます。
例年10月上旬から11月中旬にかけてがススキの見頃で、10月は銀色に揺れる穂波、11月には朝日や夕日に照らされて金色に輝く草原と、時期によって異なる表情を楽しめます。

おすすめの撮影スポットは山頂付近に突き出た大岩「火上げ岩」。岩に腰掛けて空と草原を背景に撮影すれば、思い出の一枚が残せますよ。大自然を満喫したあとは、山頂付近のレストハウス「山の家おいし」で名物のたまごかけご飯を味わうのもおすすめです。
■スポット概要
所在地:和歌山県海草郡紀美野町中田899-29
例年の見頃:10月上旬〜11月中旬
アクセス:【車】阪和自動車道「有田IC」・「有田南IC」から約45分
駐車場:あり
【岡山県真庭市】鬼女台展望休憩所

「鬼女台(きめんだい)展望休憩所」は、蒜山大山スカイラインの道中、標高869mの地点にある絶景スポット。北側には鳥取県の名峰・大山を中心とした山々、南側には蒜山一帯の風景が広がります。
休憩所から少し歩くとススキの群生地があり、8月下旬にはススキが穂を出しはじめ、ひと足早く秋の気配を感じられます。
大人の背丈を超えるほど伸びた茎の先で、朝日を受けたススキの穂が風に揺れる様子は、訪れた人が思わず写真を撮りたくなるほどの美しさ。

ススキの群生地にある展望台は無料で利用でき、紅葉の時期には色とりどりに染まった大山の撮影ポイントとしても人気です。ドライブの休憩がてら雄大な自然を眺めに立ち寄ってみませんか?
なお、冬季(12月中旬〜4月上旬)は通行止めになるのでご注意ください。
■スポット概要
所在地:岡山県真庭市蒜山下徳山1109
例年の見頃:9月~11月
アクセス:【車】米子自動車道「蒜山IC」から約15分
駐車場:あり
【島根県大田市】大山隠岐国立公園 三瓶山

島根県にある三瓶山(さんべさん)は、主峰の男三瓶山(おさんべさん)をはじめ、女三瓶山(めさんべさん)や太平山(おおひらやま)など6つの峰からなる活火山です。
国の天然記念物に指定されているブナの天然林をはじめ、森林や貴重な植物が残る自然豊かなスポット。秋になると、裾野や山頂などで見事なススキ野原が見られ、多くの人でにぎわいます。
いくつもの登山道があり、自然を満喫するにはぴったりのスポットですよ。
例年、ススキの迷路が出現

例年、秋には北の原草原(三瓶自然館の南西側)にススキの高さを生かした「ススキの迷路」が登場します。スタッフ手作りの迷路は初級・中級・上級の3コースがあり、子供から大人まで家族みんなで楽しめます。
「三瓶自然館サヒメル」には恐竜の化石やプラネタリウムなど子供向けの展示も充実。周辺には温泉もあるので、ススキを堪能したあとも一日満喫できますよ。
■スポット概要
所在地:島根県大田市三瓶町
例年の見頃:9月〜11月
アクセス:【電車】JR「大田市駅」からバスで約60分
駐車場:あり
ススキの迷路:例年10月上旬〜11月上旬(2026年の詳細日程は公式サイトで要確認)
【山口県美祢市】秋吉台

500〜600m級の山脈に囲まれた盆地状の台地「秋吉台」は、台地面の標高180〜420m、主として古生代の石灰岩からなる日本最大のカルスト台地です。台地の地下には雨水によって侵食された鍾乳洞が多数散在し、特別天然記念物にも指定されています。

台地を南北に走る「カルストロード」をドライブすれば、季節ごとに異なる美しさを楽しめるのも魅力。秋にはススキが一斉に穂をつけ、車で移動しながらでも絶景を楽しめます。
特に「長者ヶ森駐車場」周辺に広がる野原はススキの名所なので、車を降りて散策するのがおすすめ。夕方に訪れると、ふわふわの穂が夕日を浴びてキラキラと輝く、この季節ならではの光景に出会えますよ。
■スポット概要
所在地:山口県美祢市秋吉台
例年の見頃:10月中旬~11月下旬
アクセス:【車】小郡萩道路「秋吉台IC」から約10分、中国自動車道「美祢IC」から約20分
駐車場:あり
【長崎県平戸市】川内峠

標高約260m、東京ドーム6.4個分(約30ヘクタール)の広大な草原が広がる「川内峠」は、透き通った青い海と島々の深い緑が織りなす絶景スポットです。特に玄界灘の眺めは圧巻で、地元でも人気があります。

平戸のまちの中心から約20分というアクセスのよさも魅力。春は平戸つつじ、夏は青々とした草原と季節ごとに表情を変え、秋が深まると金色に輝くススキの草原と海の絶景を一緒に楽しめますよ。

夜になると満天の星空と集落の灯りが輝き、昼間とは異なる神秘的な雰囲気に一変。駐車場が3カ所あり、それぞれの周辺で違った景色が見られるため、何度訪れても新しい発見がありますよ。展望スポットへ向かう草原のドライブコースも魅力のひとつです。
■スポット概要
所在地:長崎県平戸市大野町39-3
例年の見頃:10月中旬~11月中旬
アクセス:【車】西九州自動車道「平戸IC」から約25分
【電車】松浦鉄道「たびら平戸口駅」からタクシーで約20分
駐車場:あり
【大分県九重町】飯田高原

飯田高原は、大分県玖珠郡九重町南部にある標高1,200mの高原。阿蘇くじゅう国立公園に含まれ、九重連山の高塚山、平治岳、三俣山、星生山を一望できます。
周辺には長者原温泉や九酔峡があるほか、北の別府温泉方面と南の阿蘇山方面を結ぶ「九重やまなみハイウェイ」も通っており、多くの人でにぎわう観光エリアです。
「九重“夢”大吊橋」などの観光スポットもあり、家族でのドライブや自然散策におすすめ。標高およそ900〜1,000m地点は平地より気温が5度ほど低く、10月頃になると穂を開いたばかりの銀色のススキが風に揺れ、秋の穏やかな景色が広がります。
タデ原湿原(長者原)を散策

飯田高原の長者原にある「タデ原湿原」は、坊ヶツルとともに県内初のラムサール条約に登録された中間湿原としては国内最大級の面積を誇ります。
マスガヤやミズゴケなど貴重な湿原植物が群生し、木道の散策道が整備されているので、小さな子供連れでも歩きやすいですよ。隣接する「長者原ビジターセンター」では自然の展示やハイビジョンシアターも楽しめます。
■スポット概要
所在地:大分県玖珠郡九重町田野255-33
例年の見頃:10月中旬~11月下旬
アクセス:【車】大分自動車道「九重IC」から約30分
駐車場:あり
泉水グリーンロードをドライブ

長者原から泉水山の麓をぐるっと周る、通称「泉水グリーンロード」(約9km・所要57分)。銀色に輝くススキがたなびく飯田高原の絶景を眺めながらドライブでき、途中には富士山に似た形の涌蓋山(わいたさん/通称・小国富士)も見えてきます。
蒸気が地面から吹き出す「小松地獄」では持参した卵でゆで卵作りも可能。日本一の発電規模を誇る「八丁原地熱発電所」の無料展示館にも立ち寄れ、火山の大地のエネルギーを親子で体感できるコースです。
■スポット概要
所在地:大分県玖珠郡九重町
例年の見頃:10月中旬~11月下旬
アクセス:【車】大分自動車道「九重IC」から約30分
駐車場:あり(長者原公共駐車場ほか)
【宮崎県えびの市】えびの高原

霧島錦江湾国立公園の北部に位置し、標高1,200mに広がる「えびの高原」は県内有数のススキの名所です。
なかでも霧島連山最高峰・韓国岳(からくにだけ)のすそ野に広がる「すすきヶ原」は、大きな見どころのひとつ。秋になるとススキが一面を埋め尽くし、高原の風に吹かれて波のように揺れる絶景と出会えます。
このススキの穂先がエビ色に染まることが「えびの」の名の由来になったのだとか。

周辺には神秘的なコバルトブルーの不動池や、「足湯の駅 えびの高原」などのスポットも充実。秋の行楽シーズンはトレッキングや夜空の星観賞など、大自然を満喫できるのも魅力です。
高原の中心にある「えびのエコミュージアムセンター」では、霧島山の自然や歴史を映像や標本で紹介しており、入館無料で家族みんなで気軽に立ち寄れますよ。
「えびの高原キャンプ村」や「えびの高原ホテル」といった宿泊施設を利用して、泊りがけで満喫するのもおすすめのエリアです。
■スポット概要
所在地:宮崎県えびの市末永1495-5(えびのエコミュージアムセンター)
例年の見頃:10月中旬~11月中旬
アクセス:【車】九州自動車道「えびのIC」から約40分
駐車場:あり
全国にあるススキの名所から親子におすすめの絶景スポットを厳選してご紹介しました。気になる名所にでかけて、秋の訪れを感じてみてはいかがでしょうか。
記事を書いた人
雨宮あかり
「いこーよとりっぷ」エディター/食べること・飲むこと・音楽が大好きなママ編集者。世界中の音楽フェスを体験すること&ベルギービールの醸造所めぐりが夢です♪ 特技はアロマセラピートリートメントです。
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