【2026関東近郊】秋の絶景がまもなく見頃!ススキの名所6選 親子におすすめ厳選スポット&観賞会も
更新日2026年09月29日/公開日2026年09月29日

【2026関東近郊】秋の絶景がまもなく見頃!ススキの名所6選 親子におすすめ厳選スポット&観賞会も

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秋の七草のひとつである「ススキ」は、日本の秋を彩る風物詩。神奈川県箱根町の仙石原すすき草原や、静岡県の稲取細野高原、など、関東近郊には美しいススキの名所がたくさんあります。

今回は、全国的に有名な定番の名所から、知る人ぞ知る穴場まで、「いこーよとりっぷ」編集部が厳選してご紹介! 秋のおでかけ先を探す際の参考にしてくださいね。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報は、公式サイトをご確認ください

あらためて知りたい!ススキってどんな植物?

タカノハススキは、葉に縞模様のような白い斑が入る園芸種(画像提供:miku / PIXTA)
タカノハススキは、葉に縞模様のような白い斑が入る園芸種(画像提供:miku / PIXTA)

ススキはイネ科ススキ属の植物で、タカノハススキ、イトススキ、ハチジョウススキなどさまざまな品種があります。穂が動物のしっぽに似ていることから「尾花(おばな)」、屋根をふく材料に使われたことから「茅(かや)」とも呼ばれてきました。

高さ1〜2.5mほどに育ち、硬い茎と細長い葉が特徴。8〜10月頃になると、白や茶色っぽいふさふさとした穂をつけます。日当たりのよい野原や道ばた、土手などに群れをなして生え、暑さ・寒さに強く日本全国でよく育ちます。

日本の文化や暮らしに寄り添ってきた秋の植物

中秋の名月には欠かせないススキ(画像提供:ささざわ / PIXTA)※画像はイメージです
中秋の名月には欠かせないススキ(画像提供:ささざわ / PIXTA)※画像はイメージです

ススキは、古くから日本で愛されてきた「秋の七草」のひとつ。旧暦の8月15日に月見をする「中秋の名月(十五夜)」には、神様が宿る依り代(よりしろ)や魔除けとしてお供えされます。

かつては茅葺き屋根の材料や牛馬のエサ、田畑の肥料としても使われ、人々の生活に欠かせない資源として活躍してきました。

中秋の名月とは?

パンパスグラスとの違いは?

「国営ひたち海浜公園」のパンパスグラス(2024年8月26日撮影)
「国営ひたち海浜公園」のパンパスグラス(2024年8月26日撮影)

「パンパスグラス」(別名・シロガネヨシ)はススキに似た植物で、南米原産のイネ科の多年草です。両者はイネ科ですが「属」が異なる、近縁の別グループの植物。見頃はススキよりやや早く、関東では8月下旬から9月下旬頃です。

見分け方のポイントは花穂のボリュームで、ススキの穂が風になびく軽やかさを持つのに対し、パンパスグラスの穂は厚みと立体感のあるふさふさとした見た目が特徴です。

草丈もパンパスグラスのほうが大きく育ち、高さ2~3mにもなる巨大な草丈から「お化けススキ」とも呼ばれています。

【開花情報】お化けススキ「パンパスグラス」約500株!サイクリングで巡る秋の風景

ススキの「開花日」とは?

タカノハススキの咲き始めの様子(画像提供:kiki / PIXTA)
タカノハススキの咲き始めの様子(画像提供:kiki / PIXTA)

ススキの開花とは、茎の先端にある葉鞘(ようしょう:茎を包む葉の付け根の部分)から、花穂が抜き出た状態のこと。気象庁の生物季節観測では「葉鞘から抜き出た穂の数が、全体の約20%に達したと推定される最初の日」を開花日と定めています。

桜などの開花前線が南から北へと進む「北上型」なのに対し、ススキは北から南へと咲き進む「南下型」。例年8月頃から北日本・北陸地方で開花が始まり、9月にかけて関東・東海・西日本へ、10月には房総半島・九州南部・南西諸島へと南下していきます。

2026年の開花は早め?東京では8月26日に観測!

気象庁の観測データによると、2026年は東京でも8月26日(水)にススキの開花が観測されました。これは平年より18日、昨年より27日も早いペースです。仙台ではさらに早く、昨年よりも44日早い7月16日に開花を観測。

ほかにも甲府や奈良など、観測済みの地点はいずれも平年より早い傾向にあります。今年は例年より早めに見頃を迎える可能性があるので、おでかけ前に最新の開花状況をチェックしておくと安心ですよ。

参照:すすきの開花日(気象庁)

夏は緑、秋には黄金色へ。ススキの色の変化を楽しもう

夕日に輝く曽爾高原のススキ、過去の10月下旬の様子(画像提供:本ちゃん / PIXTA)
夕日に輝く曽爾高原のススキ、過去の10月下旬の様子(画像提供:本ちゃん / PIXTA)

夏のススキは緑色をしていますが、初秋になると赤みを帯び、やがて花が咲きだします。

開花すると白~シルバーの穂が美しく輝き、秋が深まるにつれて黄金色へと変化。花は綿毛のついた種子へと変わり、ふわふわとした穂になります。

また観賞する時間帯によっても色味の印象が異なり、例えば夕日を浴びているススキの群生は金色~黄金色に輝いて見えます。

さらに、種類によって色味や表情が異なるのもススキの魅力のひとつ。気象庁の開花情報や、各スポットの公式サイト・SNSも参考にしながら、今年ならではの秋の絶景に会いにおでかけしてみてくださいね。

【山梨県山中湖村】山中湖明神山パノラマ台

明神山から見たススキ野原と山中湖、富士山(画像提供:T.Tadanobu / PIXTA)
明神山から見たススキ野原と山中湖、富士山(画像提供:T.Tadanobu / PIXTA)

山中湖から三国峠へ続く県道沿いの高台にある「パノラマ台」は、眼下に山中湖、その奥に富士山を望む大パノラマの絶景スポット。2024年11月のリニューアルで展望デッキが新設され、ベンチや案内板も整備されて快適に景色を楽しめるようになりました。

秋になるとパノラマ台周辺は一面ススキ野原に染まり、黄金色の風景の中を散策できます。

体力に余裕があれば、パノラマ台から約30分ハイキングコースを歩いて明神山の山頂(標高1,291m)を目指すのもおすすめ。山頂からは富士山・山中湖・南アルプスまで見渡せる絶景が広がりますよ。

■スポット概要
所在地:山梨県南都留郡山中湖村平野
例年の見頃:9月下旬~10月上旬
アクセス:【車】東富士五湖道路「山中湖IC」から約20分
駐車場:あり(無料・約10台)

公式サイト

【栃木県日光市】戦場ヶ原

どこまでも続くようなススキの絶景
どこまでも続くようなススキの絶景

奥日光を代表する湿原地帯「戦場ヶ原」は、標高約1,400mに広がる約400ヘクタールの高層湿原です。そのうち174.68ヘクタールは「奥日光の湿原」としてラムサール条約にも登録されている貴重な自然環境で、豊かな野鳥観察も楽しめます。

例年10月に入るとススキ野原が黄金色に輝き始め、男体山をはじめとした日光の山々を背景に、どこまでも続くススキの穂が風になびく絶景が広がります。

晩秋には木々の紅葉とススキの共演も(画像提供:ichiro-51 / PIXTA)
晩秋には木々の紅葉とススキの共演も(画像提供:ichiro-51 / PIXTA)

赤沼を出発し、戦場ヶ原を一望できる展望台を通って三本松茶屋へ抜ける、約2時間のハイキングコースが人気。黄金に輝く見頃は10月上旬から中旬のわずか半月ほどなので、公式サイトやSNSで見頃のタイミングをチェックしてでかけてみてくださいね。

※奥日光はクマの生息地です。夕方や早朝をさけ、熊鈴などを持参しましょう

クマ目撃情報(日光湯元ビジターセンター)

■スポット概要
所在地:栃木県日光市中宮祠(赤沼自然情報センター)
例年の見頃:10月上旬~中旬
アクセス:【車】日光宇都宮道路「清滝IC」から戦場ヶ原展望台(三本松)まで約45分
【電車】JR日光線「日光駅」・東武日光線「東武日光駅」から東武バス「湯元温泉行き」に乗車(約68分)、「三本松」バス停で下車後すぐ
駐車場:あり

【東京都東村山市】都立狭山公園

狭山公園のススキ(例年9月末~12月上旬が見頃)
狭山公園のススキ(例年9月末~12月上旬が見頃)

1937年(昭和12年)に開園した「都立狭山公園」は、桜や紅葉、多摩湖の美しい景色が楽しめる、長く愛される景勝地です。最寄駅から徒歩5分とアクセスがよく、小さな子供からお年寄りまで気軽に自然体験を楽しめます。

園内の「ススキ原っぱ」では例年9月末から12月上旬にかけてススキが見頃を迎え、初秋は光を受けて輝く白銀の穂、晩秋になると熟して金色に色づいた穂が風に揺れる様子を楽しめます。

宅部池東園路にあるイロハモミジの紅葉
宅部池東園路にあるイロハモミジの紅葉

宅部(たっちゃん)池周辺のイロハモミジも11月中旬から色づき、池を囲むモミジのトンネルが美しい紅葉散策コースに。堤防まで足を延ばせば、多摩湖の雄大な景色も広がりますよ。

■スポット概要
所在地:東京都東村山市多摩湖町3-17-19
例年の見頃:9月末〜12月上旬
アクセス:【車】所沢ICから約30分
【電車】西武多摩湖線「西武遊園地駅」から徒歩で約5分
駐車場:あり(駐車場スペースに限りがあるため公共交通機関の利用を推奨)

【神奈川県箱根町】仙石原すすき草原

仙石原すすき草原(画像提供:denkei / PIXTA)
仙石原すすき草原(画像提供:denkei / PIXTA)

美術館や仙石原温泉で知られる高原リゾート地・仙石原。その象徴が、台ヶ岳(だいがたけ)の斜面に群生する「仙石原すすき草原」です。

江戸時代初期には「千石原村」と呼ばれ、開墾すれば千石の穀物が獲れると期待されましたが、火山灰土壌のため夢はかなわず、代わりに屋根葺き用のカヤ(ススキ)を出荷する土地として発展してきました。

夕日を浴びて黄金色に輝く草原(画像提供:KitaBee / PIXTA)
夕日を浴びて黄金色に輝く草原(画像提供:KitaBee / PIXTA)

秋のススキの見頃は9月下旬〜11月上旬で、秋が深まるほど穂が開き、銀色から金色へと草原の色が変化していく様子も見どころのひとつ。

草原を貫く約700mの一本道の遊歩道は、背の高いススキに囲まれながら歩けるフォトジェニックなスポットとして人気です。“かながわの景勝50選”にも選ばれた、県を代表する景勝地ですよ。

■スポット概要
所在地:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原
例年の見頃:9月下旬〜11月上旬
アクセス:【電車】小田急小田原線・箱根登山電車「箱根湯本駅」から箱根登山バスに乗車(約30分)、「仙石高原」バス停で下車後すぐ
駐車場:あり

【静岡県東伊豆町】稲取細野高原

稲取細野高原(画像提供:Yoshitaka / PIXTA)
稲取細野高原(画像提供:Yoshitaka / PIXTA)

伊豆半島の最高峰・天城山脈と相模灘に浮かぶ伊豆諸島を一望できる東伊豆随一のパノラマスポット「稲取細野高原」。広さ約125ヘクタールの広大な草原に群生するススキが10月頃から穂を出し、黄金色に色づく幻想的な景色が広がります。

例年10月〜11月は穂が膨らんだ銀色のススキが風になびき、11月〜12月には枯草色に移り変わり、日が差すとまるで黄金の絨毯のような光景に。

2026年も「稲取細野高原 秋のすすき観賞会」を開催

高原の多彩な景色にススキが風情を添えます(画像提供:くろうさぎ / PIXTA)
高原の多彩な景色にススキが風情を添えます(画像提供:くろうさぎ / PIXTA)

2026年度は「稲取細野高原 秋のすすき観賞会」が10月30日(金)〜11月29日(日)に開催され、例年、中学生以上の入山料が必要になります(イベント期間外は入山自由)。

高原内4カ所の湿原では貴重な湿原植物の観察もでき、散策マップを手に親子でのんびり散歩するのにぴったり。散策マップは公式サイトからダウンロードできます。

“未来に残したい草原の里100選”にも認定された、貴重な自然を親子で満喫できるスポットですよ。

■スポット概要
所在地:静岡県賀茂郡東伊豆町稲取
例年の見頃:10月下旬~11月下旬
アクセス:【車】国道135号線 稲取温泉「稲取細野高原看板」から約15分
【電車】伊豆急行線「伊豆稲取駅」からタクシーで約15分
駐車場:あり
備考:「秋のすすき観賞会」期間は入山料金が必要(例年は小学生以下無料)

【静岡県函南町】十国峠

ススキと富士山(画像提供:プチマル / PIXTA)
ススキと富士山(画像提供:プチマル / PIXTA)

その昔、十の国(伊豆・相模・駿河・遠江・甲斐・安房・上総・下総・武蔵・信濃)と大島・新島・神津島・三宅島・利島の五島が見えたことから名付けられたという「十国峠」。

日金山の頂上からは、北に富士山、西に駿河湾、東に相模湾を望む360度の大パノラマが広がります。

あまりの美しさに絵筆をとってこの展望を描こうと試みた人たちも、あまりの広さに歯が立たなかったのだとか。

「十国峠ケーブルカー」に乗ればわずか約3分で山頂駅へ到着。展望テラス「PANORAMA TERRACE 1059」やカフェも整備されているので、子供連れで気軽に絶景を楽しめるのも魅力です。

また、「姫の沢公園」から約1時間半のトレッキングコースでもアクセス可能。秋には波うつススキの穂がなびき、四季折々に表情を変える峠を堪能できますよ。

■スポット概要
所在地:静岡県田方郡函南町桑原1400-20
例年の見頃:10月下旬~11月上旬
アクセス:【車】東名高速道路「沼津IC」から約40分
【電車】東海道新幹線「熱海駅」からバスで約40分
駐車場:あり

関東近郊にあるススキの名所のなかから、「いこーよとりっぷ」おすすめの絶景スポットを厳選してご紹介しました。親子でおでかけして、ひと足早く秋の訪れを感じてみてください♪

記事を書いた人

雨宮あかり

「いこーよとりっぷ」エディター/食べること・飲むこと・音楽が大好きなママ編集者。世界中の音楽フェスを体験すること&ベルギービールの醸造所めぐりが夢です♪ 特技はアロマセラピートリートメントです。

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