北海道今金町
北海道随一の農業のまち
今金町について
北海道の道南エリアに位置する今金町は、豊かな自然と肥沃な大地に恵まれた農業のまちです。
まちには、全国の一級河川で行われている調査で幾度も「日本一きれいな川」として選ばれた後志利別川(しりべしとしべつかわ)が流れています。清流には、サクラマスなどをはじめとする回遊魚も多く見られます。
農業のまちのこだわりが生む幻の名品「今金男しゃく」
「今金男しゃく」は、種子生産から食用栽培まで町内での一貫生産にこだわった今金町を代表する特産品。それぞれの農家がスペシャリストとして栽培に専念し、徹底した管理体制で高品質が保たれています。
出荷されるすべての「今金男しゃく」は、デンプン含有量13.5%以上という厳格な基準をクリア。北海道特有の寒暖差がもたらすホクホクとした食感と甘みは、多くの人々を魅了しています。
伝統と熱気の「今金八幡宮例大祭」
「今金八幡宮例大祭」は、毎年9月19日から21日にかけて開催される今金町の最大のお祭り。宵宮祭、本祭、後祭の3日間にわたって開催されています。
祭りのクライマックスは、金龍山(町内会)、青栄山(商工会青年部)、鳳凰山(秋祭りを盛り上げる会)の3つの山車が「天下御免」の札を賭けて熱い戦いを繰り広げる喧嘩太鼓! また海外公演の経験を持つ郷土芸能「狩場太鼓」の演奏や、地元の子供たちによる空手奉納なども見逃せません。
アイヌ文化の足跡を訪ねて
今金町は、明治の中期ごろから本格的な開拓が行われましたが、約2万年前の石器が出土されるなど、古代から人々が暮らしていたことがわかっています。
後志利別川流域には、「美利河(ピリカ)」「カニカン」などアイヌ語由来の地名が残り、先住民族の歴史を今に伝えています。明治期の開拓以来、原生林から美しい田園風景へと変わった土地の歴史を感じることができます。
今金町の花、木
今金町の春を彩る「チューリップ」
今金町の花は、「チューリップ」。春になるとまちの「オランダ通り公園」や、住宅の庭先などで色とりどりの「チューリップ」が咲く光景が楽しめます。
まちには樹齢1000年を超える大木もある「オンコ(イチイ)」
今金町の木は「オンコ(イチイ)」。秋になると雌木に赤い実をつけることでも知られている木で、一般的に「イチイ」と呼ばれることが多いですが、北海道では「オンコ」と呼ばれ、親しまれています。
市街地から国道230号線を長万部(おしゃまんべ)方面に車を走らせると4kmほど先に見えてくる「オンコ(イチイ)」の木は、樹齢なんと1000年を超えるとも言われています。この木は開拓記念樹としてまちの人々によって大切にされています。
まち基本情報
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市区町村名 | 北海道今金町 (ほっかいどういまかねちょう) |
電話番号 | 0137-82-0111 |
アクセス | 【車】 札幌から約3時間30分 函館から約2時間 |
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