福島県川俣町
豊かな里山に囲まれたまち
川俣町について
川俣町は福島県の北部に位置し、四方を里山に囲まれた自然豊かなまちです。福島駅から車で約30分。東京からのアクセスは、新幹線で約2時間、車では4時間程度。週末の小旅行にもぴったりです。
東日本大震災の原発事故によって、町内の山木屋地区が避難指示区域に指定されましたが、2017年3月には解除され復興が進められています。震災後には町内各地で南国の花「アンスリウム」の栽培を開始し、現在では日本一の出荷量を誇るまでになりました。
平飼いでのびのび育った川俣シャモ
「川俣シャモ」は、川俣町の豊かな自然のなかで平飼いでのびのびと育てられた、高品質の地鶏として知られています。
地域独自の環境や製法で作られたものが認証されている地理的表示(GI)保護制度や、食の安全や労働環境が整っている団体が認証されるJGAP認証を受けており、定められたマニュアルによって川俣町のなかで徹底した一元管理が行われています。
町内には「川俣シャモ」が食べられる飲食店がいくつもあり、親子丼やメンチカツなど、子供たちも大好きな料理を堪能できます。
毎年8月末には「川俣シャモまつり」が開催され、多くの観光客が訪れます。
日本最大級の中南米音楽の祭典「コスキン・エン・ハポン」
川俣町では、毎年「コスキン・エン・ハポン」と呼ばれる音楽の祭典が開かれています。
「コスキン・エン・ハポン」は、「フォルクローレ」と呼ばれる南米のアンデス山脈で暮らす先住民を中心に伝わっている民俗音楽を楽しむイベント。
「コスキン・エン・ハポン」は中南米の音楽の祭典としては国内最大規模を誇るため、開催期間中は全国各地から「フォルクローレ」愛好家が川俣町に集まります。
古代の絹織物伝説も残る川俣町の歴史
川俣町には、「前田遺跡」をはじめとする縄文時代の遺跡も残っており、当時の人々の暮らしが垣間見られる貴重な出土品も数多く出土しています。
また、川俣町には奈良時代に「崇峻天皇」(すしゅんてんのう)の妃「小手姫」(おてひめ)が絹織物を伝えたという伝説が残っており、古くから良質な絹織物の産地として名を馳せていました。
川俣という名前も、養蚕・機織りの祖「小手子姫」の郷里の地名に由来すると言われており、絹織物のまちとして長い歴史を持っています。
町の花、木、鳥
口太山の山頂に美しく咲く「やまつつじ」
川俣町のシンボル花は「やまつつじ」。町内にある口太山(くちぶとやま)の山頂には美しい「やまつつじ」が一面に咲きます。
自然あふれる川俣町にふさわしい「かえで」
「かえで」が川俣町のシンボル木として制定されています。自然豊かな川俣町では、秋になるとまちのさまざまな場所で美しい紅葉が見られます。
里山に美しい鳴き声が響く「うぐいす」
全国各地で生息している「うぐいす」が川俣町のシンボル鳥です。川俣町の里山でもウグイスの美しい鳴き声が聞こえてきます。
まち基本情報
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市区町村名 | 福島県川俣町 (ふくしまけんかわまたまち) |
電話番号 | 024-566-2111 (代表番号) |
アクセス | JR福島駅から車で約30分・バスで約45分 首都圏から公共交通機関で約2時間程度 |
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