福島県磐梯町
ふくしまけんばんだいまち
歴史とリゾートの町
磐梯町について
磐梯町は会津盆地北東部の山沿いに位置し、磐梯山をはじめとする厩嶽山、猫魔ヶ岳などの裾野に広がる豊かな自然と名水に育まれた町です。史跡慧日寺跡は南都法相宗の僧、徳一によって平安時代に創建され会津仏教文化の拠点として栄えました。
現在はスキー場やゴルフ場など豊かな自然の恩恵を受けつつ進化を続ける町です。
史跡 慧日寺跡
慧日寺(えにちじ)は平安時代の初めに南都法相宗の高僧「徳一菩薩」によって開かれた寺院で、東北では開基が明らかな寺院としては最古のものとして知られています。広大な寺跡は昭和45年に国の史跡に指定され、復元整備が進められています。平成20年に金堂と中門が復元。さらに金堂内の展示物として薬師如来坐像が復元制作され、平成30年夏から一般公開されています。
龍ヶ沢湧水
日本名水100選に選ばれた磐梯西山麓湧水群。なかでも、龍ヶ沢湧水は代表的な湧水で、猫魔山系の火山活動によってでき上がったといわれています。巨石の間からこんこんと湧き出る湧水は、旱魃(かんばつ)に際しても決して枯れることがないといわれ、江戸時代には会津藩の命により、大規模な雨乞いの儀式が行われた場所でもあります。