新潟県魚沼市
美味しい理由は自然にあり!
魚沼市について
魚沼市は新潟県の南東部、周囲を山々に挟まれた魚沼盆地に位置しており、夏は県下最高気温を観測し、冬は3メートルもの積雪がある豪雪地帯です。その自然のおかげでとても美味しい『魚沼市産コシヒカリ』ができます。
またお米だけではなく、大河のような雲海が山を越え滝のように谷へ流れ落ちる「滝雲」。山奥のダム湖で発生する流氷のような「雪流れ」。雪の上に桜が咲き冬と春を一緒に楽しめる「雪上桜」など絶景な自然現象も見ることができます。

美味しいお米は冷めても美味しい!
魚沼市産コシヒカリは1度食べたら忘れられない独特の甘みを持っています。その甘みは炊き上げた時の湯気からも香りが感じられるほど。
食感はもっちりとした粘り気が特徴。噛めば噛むほど口の中で優しい甘みが広がります。
また、魚沼市産コシヒカリは、「冷めても美味しい」という特徴があります。これはお米に含まれているアミロペクチン(でんぷん)が他の種類に比べ多く含まれており、これにより冷めても十分な水分量を保つことができ、パサパサ感や硬くなりにくいなどお米本来の味を冷めても楽しめるのです。
魚沼に来たら是非食べて!ソウルフード「豚“生”モツ焼き」
豚のホルモン焼きは全国各地で見かける定番料理。この時に使用する豚モツは下茹でしてある“ボイルモツ”を使うのが一般的です。
しかし、魚沼市では豚モツを下茹でせずに生の状態で焼いて食べるという食文化が定着しています。
この食文化は全国的に見ても珍しく、初めて聞くと驚かれる方も大勢いらっしゃいます。
市内では“生モツ”を取り扱うお肉屋さんや、“モツ焼き”専門店などが軒を連ねています。
一度は見たい絶景な自然現象!『滝雲(たきぐも)』

雲がまるで滝のように流れ落ちる現象、滝雲(たきぐも)。
魚沼市の秘境「奥只見・銀山平」で発生した霧が、山の谷間を多い尽くし、やがて雲の滝を作る自然現象です。
滝雲が見られる時期は、6月中下旬~11月上旬です。それ以外のシーズンは、付近道路が冬期閉鎖となるため行くことができません。さらに時間帯は早朝、日の出前後。日の出後、1~2時間ほどで雲は消えることが多いです。
登山をしなくても、道路脇で見られるのがオススメポイント!
大湯温泉から銀山平温泉へと続く国道352号沿いにある「枝折峠(しおりとうげ)」が、滝雲の鑑賞ポイントです。ここは越後駒ヶ岳の枝折峠登山口があるので、シーズンになると登山客でにぎわいます。
枝折峠までは車で行くことができ、道路脇から手軽に滝雲を見ることのできると人気のスポットです。峠の山頂には駐車場があり、トイレも完備!
雪の上で桜が咲く!?豪雪地帯だからこその景色「雪上桜(せつじょうざくら)」
雪上桜とは名前の通り、”雪の上で咲く桜”のこと。
通常、雪国でも桜が咲く時期には雪がとけます。しかし、魚沼市内でも特に雪深い「福山地区」では、桜の咲く時期でもまだ雪が残っています。
そのため、雪景色を見ながら満開の桜を見ることができるのです。
冬と春を一度に愛でることができる、豪雪地・魚沼市ならではの桜景色です。
園内に植えられているのは、ソメイヨシノやオオヤマザクラなど。約100本もの桜が植えられていて、見応えも抜群。
例年、開花は4月中下旬頃。全国各地より一足遅い季節に咲きます。
毎年すでに桜を楽しんだ各地の方が、二度目の桜を見ようと訪れています。
魚沼市の自然が作り出す幻想的な光景。ぜひご覧になりませんか?

新潟でも流氷が見れる!?春の魚沼の風物詩「雪流れ(ゆきながれ)」

厳しい冬が終わり春を迎える頃、とても美しい光景が見られることをご存じですか?
それが「雪流れ(ゆきながれ)」です。
「まるで北海道の流氷のよう!」と最近では多くの人が押し寄せ、魚沼の観光スポットになっています。
雪流れとは、破間川(あぶるまがわ)ダムで見ることができる自然現象。
雪のかたまりがダム湖に浮かび、まるで流氷のような景色を見ることができます。
雪流れは例年4月上旬~中旬頃(約2週間)見られます。しかし、その年の気象状況によって前後することも。また、少雪の場合は発生しないこともあります。
ライダー交流の聖地「魚沼市」
魚沼市と福島県を結ぶ国道252号・352号は、美しい風景と走りやすさで人気のルートです。
魚沼市内には自然景観をはじめ、グルメ、体験、温泉など、ツーリングやサイクリングの目的地として楽しめる魅力が満載です!
ライダー・サイクリスト向けのサービスとして「ライダー・サイクリスト割」、こちらは市内の参加店舗で、割引やプレゼントなどのお得なサービスをご用意しております。
またバイクで魚沼市のツーリングを楽しむライダーに向けた朝活cafeの開催やヤエーステッカーの配布。 X・Instgram投稿キャンペーン開催などライダーの方が魚沼市内のツーリングやサイクリングを楽しんでいただける取り組みでお待ちしております。

日本のミケランジェロ 石川雲蝶の作品を巡る

石川雲蝶は、幕末から明治初期かけて新潟県で活躍した彫物の名匠です。
県内の寺院などに色鮮やかで躍動感溢れる木製彫刻を数々残しました。
その力量は木彫り作品だけでなく石彫刻や絵画、寺院の設計など多種多様で、現在も県内には1,000点以上の作品が現存しています。
石川雲蝶の住まいや菩提寺である本成寺は焼失しているため、彼自身の写真、似顔絵、性格など記録に残るものありません。
しかし、作品が素晴らしさを通じて人としての石川雲蝶はとてもミステリアスで魅力的な存在です。
作品にふれて「雲蝶とはいったいどんな人だったのだろう. . .」と思いをめぐらすことはとてもロマンがあり雲蝶作品の楽しみ方のひとつになります。
魚沼市内には石川雲蝶の手がけた作品が残る寺院が2つ存在します。
石川雲蝶との関係が深く、雲蝶の功績や生前のエピソードなどを窺い知ることができます。
【永林寺】
石川雲蝶が魚沼市へ来るきっかけとなった縁ある寺院。
当時の住職である弁成和尚が、石川雲蝶の腕に惚れ込み、「あなたが勝ったら制作した対価の金銭を支払い、私が勝ったら永林寺の本堂一杯に力作を手間暇惜しまず制作する」という大きな賭けを持ちかけました。
結果は弁成和尚が勝ち、1855年(安政2年)に石川雲蝶はこの永林寺にやってきたと伝えられています。
寺に寝泊まりしながら本堂の建て替えを行った石川雲蝶は本堂の設計から各種彫物など様々な作品を13年もの歳月をかけて制作しました。その数はなんと108点にものぼり、現代に受け継がれています。


【西福寺(開山堂)】
当寺の住職蟠谷大龍和尚が、すでに三条で本成寺や栃尾の貴渡神社に彫刻を施し活躍している石川雲蝶の噂を知り、招き入れて設立された西福寺の開山堂。
開山堂にかける熱き仏道心を大龍和尚が語れば、雲蝶はその思いをよく理解し、彫刻という形にして見事に表現しました。
石川雲蝶にとってもこれだけの大きな仕事を一人で任せられるのは初めてのことで、これをきっかけに彫刻家として大輪の花を咲かせていることから、大龍和尚との出会いは雲蝶の人生に大きな影響を与えたとされています。
開山堂の大作を機に、あちこちから依頼がかかり、雲蝶は越後の名匠となっていきます。


日本紅葉の名所100選に選ばれている「奥只見湖」

貯水量6億立方メートルを誇る国内最大級の人造湖。
ダム建設時に資材を運ぶために作られた「奥只見シルバーライン」は全長22kmのうち18kmがトンネル。どこまでも続くトンネルはまるで異世界へタイムスリップするかのようです。
新潟屈指の紅葉スポットで、日本紅葉の名所100選に選ばれています。
ブナの原生林をはじめとする多くの広葉樹があり、訪れる時期により紅、紫、朱や黄色など様々な紅葉に出会えるます。
遊覧船も運航しており、湖上から湖面に映し出された色鮮やかな紅葉を楽しむのもお勧めです。
美しい自然の楽園「尾瀬」へ行こう!
新潟・福島・群馬・栃木の4 県にまたがって広がる「尾瀬国立公園」。
新潟県側から尾瀬へと続くルートの出発点が、ここ魚沼市です。通称「魚沼から行く尾瀬ルート」と呼ばれるこの経路は、例年6月1日に開通します。
尾瀬は、大きくは2つのエリアに分けられます。ひとつはせき止められた川が湖のような景色をつくる「尾瀬沼」エリア。東北以北最高峰の雄大な燧ケ岳(ひうちがたけ)が望めます。初夏にはフワフワと風に揺れるワタスゲ、黄色が鮮やかなニッコウキスゲの群生が訪れる人を出迎えます。魚沼市から船とバスで日帰りでも行けるエリアです。
そしてもうひとつは、本州最大級の湿原のある「尾瀬ヶ原」エリア。春には歌でも有名な尾瀬の代名詞〝ミズバショウ〟が広がります。広大な湿原、美しい山々の景色は息をのむ美しさです。
周囲を山々に囲まれた尾瀬の湿原。まるでリレーをしているかのように、四季ごとに次から次へと多彩な花々彩る景色。それはまさしく、〝天空の楽園〟と呼ばれるにふさわしいパノラマです。
一度訪れたら、その美しい自然〝尾瀬〟のとりこになること間違いなしです!

日本百名山・日本二百名山に囲まれた魚沼市
越後駒ケ岳(日本百名山)・平ヶ岳(日本百名山)・荒沢岳(日本二百名山)・守門岳(日本二百名山)・浅草岳(日本三百名山)、他にも多くの山々に囲まれており、シーズンが始まると多くの方が登山に来られ、初心者の方でも始められる低山もあり、初級者から上級者の方が楽します。

まち基本情報
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市区町村名 | 新潟県魚沼市 (にいがたけんうおぬまし) |
電話番号 | 025-792-7300 営業時間 9時00分 ~ 17時00分 まで ※年末年始は変動の可能性あり |
アクセス | 【車でお越しの場合】 ○東京方面から関越自動車道で約2時間30分(最寄りIC:魚沼IC) ○新潟方面から関越自動車道で約1時間10分(最寄りIC:堀之内IC) 【鉄道でお越しの場合】 ○東京駅~JR上越新幹線(約1時間20分)~浦佐駅~JR上越線(約10分)~小出駅 ○新潟駅~JR上越新幹線(約50分)~浦佐駅~JR上越線(約10分)~小出駅 |
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