茨城県潮来市
湖や川に囲まれた穏やかなまち
潮来市ってどんなところ?
潮来市(いたこし)は、茨城県の東南部に位置するまちです。まちの東側は北浦に面し、西側は霞ケ浦と北利根川に面しています。さらに、南側には外浪逆浦(そとなさかうら)があり、水辺に囲まれた豊かな自然が自慢のまちです。
潮来市の気候は、四季を通じて穏やかな気候が特徴で、夏は涼しく、冬は比較的温和な日々が続きます。
東京からは車で約80分、水郷潮来バスターミナルからは、東京駅へ高速バスが平均10分に1本の間隔で出発しています。
潮来市を代表する観光スポット「水郷潮来あやめ園」
「水郷潮来あやめ園」は、多種多彩なアヤメ(花菖蒲)が植えられている植物公園です。古くから水運陸路の要所として栄えてきた潮来市のシンボルとしても親しまれています。
園内は約1.3ヘクタールもの広さを誇り、アヤメ(花菖蒲)以外にも桜やツツジ、藤、アジサイなど、四季折々の花々が観賞でき、自然の美しさを存分に楽しむことができます。
「水郷潮来あやめ園」は、毎年5月下旬から6月下旬にかけて開催される「水郷潮来あやめまつり」の主な会場となっています。
「水郷潮来あやめまつり大会」の期間中には、伝統的な「嫁入り舟」の再現や、前川を船頭さんが手で漕ぐ「ろ舟遊覧」などのイベントがあります。
水郷の風情を象徴する「あやめ笠」
あやめ笠は、い草を編んで作られる帽子で、早場米を生産する潮来市周辺地域では日除けや雨避けとして古くから農作業に欠かせないものでした。また、悪事や災難を防ぐ護符の役割も果たしていました。
かつては、結婚式で花嫁があやめ笠をかぶることで、幸福な結婚生活を願う風習がありました。水郷地方の風情は、サッパ船を操る娘船頭たちと、彼女たちが身に着ける伝統的な紺カスリとあやめ笠によって象徴されていました。
今では時代の変化に伴い、あやめ笠の需要は減少し、作り手も少なくなってきましたが、伝統ある民具を後世に伝えるため、潮来市シルバー人材センターのメンバーが中心となり、このあやめ笠を伝承していくための組織を構成。
毎年開催される「水郷潮来あやめまつり」では、あやめ笠の物産販売を行っており、1996年には「茨城県郷土工芸品」に認定されました。
サイクリストに優しいまち「いたこ」
心地良い水辺の情感を楽しむ美しいまち。
霞ケ浦、北浦、北利根川沿いの堤防などはサイクリングロードとして整備され、アップダウンも少なく、女性や子供、年配の方まで走りやすい環境です。
まち基本情報
| |
---|---|
市区町村名 | 茨城県潮来市 (いばらきけんいたこし) |
電話番号 | 0299-63-1111 |
アクセス | 【電車】 JR「東京駅」より、総武本線にて「成田駅」、「成田駅」にて成田線に乗り換え、JR「佐原駅」へ。「佐原駅」より、鹿島線に乗り換え、JR「潮来駅」下車 【車】 東京から東関東自動車道にて約80分、潮来IC下車 |
公式URL | 公式URLはこちら |
公式SNS |