栃木県那須烏山市
清流那珂川が流れる穏やかなまち
那須烏山市について
那須烏山市は栃木県の東部に位置し、すぐ隣は茨城県常陸大宮市に隣接しています。栃木県側は高根沢町、さくら市、那珂川町、市貝町、茂木町の5つの市町に接しています。
市内には、関東随一の清流とも言われる那珂川(なかがわ)が流れ、城下町の名残を残す風情ある街並みが広がります。毎年7月に行われる「山あげ祭」は約460年の歴史を持つ那須烏山市を代表する祭りです。お祭りのガイダンス施設(山あげ会館)では、映像やミニチュアを使ったお祭りの説明、山あげ大屋台の展示、地元の特産品などの品揃えが充実しています。ぜひお立ち寄りください。
歴史
那須烏山市は、平成17年(2005年)10月1日に当時の南那須町と烏山町が合併して誕生した比較的新しいまちです。
那須烏山市の北西にある八高山には、山城「烏山城」が1418年に築かれ、1590年まで那須氏の居城となっていました。その後明治時代になり、版籍奉還されるまで様々な城主により城が守られ続けました。「烏山城跡」は、2023年3月20日に国の史跡に指定されました。
市の花、木、鳥、魚
春の訪れを告げる「コブシ」
那須烏山市の花は春の訪れを告げる「コブシ」。上品な白い花が早春に咲く「コブシ」は、「種まき桜」とも言われ、農作物の種まきのタイミングを告げる花として、古くから親しまれています。
つぼみが子供の握りこぶしに似ていることから「コブシ」という名前が付けられたとも言われています。
大空に向かって伸びていく「ケヤキ」
「ケヤキ」が那須烏山市の木。並木道などで日本中で見ることができるケヤキは、那須烏山市でも親しまれています。
「ケヤキ」は20m~30mの巨木になることでも知られていることから、那須烏山市が未来へ向かって伸びる力をイメージできます。
市名にも入る、市の鳥に最もふさわしい「カラス」
那須烏山市の鳥は「カラス」。市街地でもよく見かけることができ、市名にも入っているため、市民に最も身近な存在です。カラスの神とされる八咫烏(ヤタガラス)は「導きの神」とも言われ、那須烏山市がゆかりの地とされています。
清流那珂川が流れるまちで親しまれている「アユ」
鮎釣りや簗場が盛んに行われている那須烏山市の魚は「アユ」。全国的にも那須烏山市を流れる那珂川や荒川のアユは有名で、多くの観光客が訪れています。なかでも、那珂川の漁獲量は日本二位(2023年現在)となっています。