静岡県湖西市
浜名湖のほとり 自然に恵まれたまち
湖西市について
湖西市は、名前が表すとおり浜名湖の西岸に位置するまち。静岡県内ではもっとも西の端に位置しています。愛知県と接しており、ちょうど本州のほぼ中央に位置するまちとしても知られています。
東京・大阪どちらからも電車で約120分、名古屋からは約60分と、大都市へのアクセスが良いのも魅力です。
市内には浜名湖をはじめ、日本一の砂浜の長さの遠州灘やハイキングに人気の湖西連峰があるなど、身近に海も山も楽しめる自然豊かなまちです。
この地域だけの味わい!春の味覚もちがつお
「もちがつお」とは、通常のかつおとは全く違ったもちもちの弾力が特徴のかつおです。そもそも「もちがつお」という種類のかつおがいるわけではなく、釣った「本がつお」を漁師がすぐに1本ずつ締めて、血抜きをして冷やすことで、「もちがつお」になります。
水揚げされた「もちがつお」は、その日の15時頃からお店に並べられます。もちもちの食感はその日の夕食まで。「もちがつお」は、遠方へ出荷することが難しい貴重なかつおなのです。
湖西市の漁港「新居(あらい)港」で、例年4月半ばから7月初旬に水揚げされます。「もちがつお」は毎日漁獲があるわけでないため、仕入れがあったお店では「もちがつお」ののぼり旗が出され、地元の買い物客や観光客に知らせます。
かわいいビジュアルで大人気!うなぽん
市制50周年を記念して、2022年に誕生した湖西市公式コミュニケーションキャラクター「うなぽん」。誕生したばかりですが、かわいいビジュアルから早くも大人気! 湖西市役所で販売されたうなぽんグッズは一時品切れになるほどの人気ぶりです。
突然変異の「パンダウナギ」と「黄金ウナギ」がモチーフとなっていて、背中のチャックから、はみ出したうなぎのしっぽがチャームポイントです。
歴史
戦後、2町3村が、1955年に合併し湖西町となりました。住みやすい環境に多くの人が集まり人口3万人を突破。現在の湖西市は1972年に誕生、2010年に新居町と合併し、2022年に市制施行50周年を迎えました。
湖西市の歴史の中では、江戸時代に徳川家康によって創設された「新居関所」が良く知られています。本州のほぼ中央に位置する立地条件に恵まれ、古くから交通・輸送の要所として栄えてきました。
市の花、木
純白の花のなかに、力強さも感じられる「クチナシ」
湖西市の花は「クチナシ」。湖西市では、山野に自生していて、庭園などでもよく見ることができます。夏になると、良い香りがする白い花が咲きます。
遠州灘の海岸から湖西連峰の山林まで、市内各所で見られる「クロマツ」
遠州灘の海岸、湖西連峰の山林と湖西市内のさまざまな場所で見ることができる「クロマツ」が湖西市の木です。悪条件のなかでもたくましく育つ「クロマツ」は、湖西市が躍進する姿にふさわしい木としてシンボル木に制定されています。