草津市「水生植物公園みずの森」で
神秘的な睡蓮を観賞しよう

滋賀県草津市にある「草津市立水生植物公園みずの森」で、2023年6月6日（火）から25日（日）まで、「スイレン展」が開催されます。

150種類以上の睡蓮（すいれん）を観賞できる「スイレン展」をご紹介します。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

水辺の植物をテーマにした珍しい植物公園「草津市立水生植物公園みずの森」

熱帯原産の水生植物を中心に展示している「アトリウム（温室）」

「草津市立水生植物公園みずの森」は、蓮（はす）や睡蓮など水辺の植物をテーマにした植物公園。琵琶湖のほとりに位置しているため、琵琶湖とその周辺の山並みが一望できます。

「コミュニティ広場」では、季節の花々も観賞できます

園内では、150種類を超える睡蓮が栽培されているほか、ここでしか見ることができない珍しい植物や鮮やかな色合いの熱帯植物など、さまざまな植物を観賞できます。

見頃を迎えた睡蓮を余すところなく観賞しよう！

睡蓮の見頃は例年5月下旬頃から

睡蓮は通常5月下旬頃から見頃を迎えます。「草津市立水生植物公園みずの森」でも、この時期に睡蓮が見頃を迎え、美しい花が水面を彩ります。

園内各所で美しい睡蓮を観賞できます

園内には「花影の池」「スイレン水槽」「コミュニティ広場」「スイレン池」「アトリウム（温室）」など、睡蓮を観賞するスポットがいっぱい！　

この時期には、温室内の熱帯性スイレンだけでなく屋外では耐寒性のある品種が開花し、さまざまな種類の睡蓮を楽しめるのも魅力です。

園内の見どころを詳しくチェック♪

見どころいっぱいの園内を散策しましょう

神秘的な魅力があり、色や形もさまざまな睡蓮。「草津市立水生植物公園みずの森」の睡蓮の見どころをご紹介します。

まるで絵画！うっとりする癒しの空間を楽しもう！

印象派絵画のような光景が目の前に

「草津市立水生植物公園みずの森」のメインの池である「花影の池」には、一面に広がる睡蓮と周囲の自然が調和した幻想的な景色が広がります。印象派絵画のような美しい光景が楽しめますよ。

間近で観賞できる！「スイレン水槽」

ちょうど目線の高さで観察できるのはうれしいですね

「スイレン水槽」には、約20種類の睡蓮が展示されています。高さ約60cmの水槽なので、身をかがめると目線の先に睡蓮が咲く様子を見ることができます。小さな子供でも観察しやすそうですね！

また、間近で観察できるため、睡蓮の香りも楽しめます。品種によって柑橘系・トロピカル系・ローズ系などのさまざまな香りがするので、違いを感じてみるのもおもしろいですよ。

珍しい花の色に感動！貴重な睡蓮を観察できるチャンス

黄色と桃色がくっきり分かれる花姿を目撃できたらラッキー

耐寒性スイレンの園芸品種・ワンビサは、花径10cmほどの大きさで、桃色に黄色の斑が入る特徴があります。ですが、この品種は花色が不安定で、桃色の濃淡や黄色の斑の入り方が花によってさまざま。

親子で花の色がくっきり分かれたワンビサを探してみては

なかには、中心部で桃色と黄色がくっきりと分かれた花姿が見られることも。色がくっきりと分かれているワンビサは、シーズン中に数回しか咲かない希少な存在です。貴重な花姿を目にすることができれば、幸運が訪れるかもしれませんね。

トロピカルな色の花に元気をもらおう！

温室内には甘い香りが漂う品種も

「アトリウム（温室）」内には、屋外では見られない、熱帯植物ならではの色鮮やかな睡蓮が楽しめます。甘い香りが漂う品種もあり、熱帯性の睡蓮の魅力に引き込まれます。

記事を書いた人

大縄典子

いこーよとりっぷ編集部／転勤族の夫を持ち様々な土地に縁がある、大学生の息子、高校生の娘がいるママ。結婚後、子育てに専念するため10年以上の専業主婦経験を経て、ひょんなことから社会復帰を果たす。今は様々な自治体とのやり取りをしながら、まちの魅力を伝える仕事に情熱を燃やしています。人と話すことが好き。