職人が絵付けした相州だるまが並ぶ
家内安全や商売繁盛を願う伝統行事
神奈川県伊勢原市の「伊勢原大神宮」では、2024年1月2日(火)に「だるま市」が開催されます。
開催日には、境内や参道に縁起物のだるまを販売する露店が並び、新年のにぎやかな雰囲気を盛り上げます。
新春の恒例行事である「だるま市」の見どころや開催情報を「伊勢原大神宮」にお聞きしました。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
「だるま市」とは
「だるま市」は、寺院や神社を中心に、全国で開催される年中行事です。具体的な開催日は、各地域や寺社によって異なります。
特に関東地方では、12月中旬~翌年1月に行われることが多く、神社の境内には縁起物であるだるまを販売する露店が立ち並びます。
「だるま」とは?
「だるま」は、禅宗の基礎を築いた僧侶・達磨大師(だるまたいし)に由来します。達磨大師が座禅する姿を模して、木や竹、紙などの張り子で作られた「起き上がり小法師(こぼし)」という玩具が、現在のだるまといわれています。
長寿や末広など繁栄の意味を込め、鶴や亀、富士山を表現した顔模様も特徴のひとつ。倒れても何度でも起き上がることから、「七転び八起き」の縁起物として知られています。
だるまは、目が白い状態で販売されており、購入後に自分で目を入れるのが一般的です。願いを込めて一方の目を入れ、願いが叶ったらもう一方の目を入れます。
「伊勢原大神宮」の「だるま市」について
“大神宮さん”の呼び名で親しまれる「伊勢原大神宮」。「だるま市」は、毎年1月2日に開催されます。
例年、1・2店舗ほどの露店が境内に登場し、縁起ものである「相州(そうしゅう)だるま」が販売されます。
「伊勢原大神宮」の「だるま市」は、戦後間もないころから始まったといわれ、家内安全や商売繁盛を願って毎年新春に行われています。
だるまが購入されると、露天商が「ヨヨヨイ、ヨヨヨイ、ヨヨヨイヨイ」というかけ声とともに、火打ち石を鳴らします。そのにぎやかな光景は、伊勢原市の正月の風物詩として知られ、境内は初詣とあわせて市に訪れた人々で活気づきます。
「相州だるま」とは?
「相州だるま」は、昔の相模国(さがみのくに/現在の神奈川県周辺)の総称である“相州”で作られている、伝統工芸品です。
明治時代からの歴史を持つ「相州だるま」は、顔が白く、まぶたには金箔が貼られます。職人によって細やかに絵付けされた、どこか和やかな表情が特徴です。
2024年の開催情報
2024年の「伊勢原大神宮」の「だるま市」は、1月2日(火)に行われます。
境内や、参道に「相州だるま」の露店が開かれ、多くの参拝客が訪れます。販売される「相州だるま」は、大小さまざまなサイズがあるので、ひとつずつ見比べ、お気に入りを見つけましょう♪
伝統工芸品である「相州だるま」を購入することで、地域の伝統や文化にふれることができますよ。ぜひ、お正月は「だるま市」に訪れて、活気あふれる雰囲気を楽しんでみてはいかがでしょうか。
とりっぷノート♪三が日はキッチンカーの出店も!
2024年1月1日(月・祝)~3日(水)には、「伊勢原大神宮」の境内や参道にキッチンカーが出店されます。初詣や「だるま市」とあわせて、グルメを楽しんでみてくださいね♪(いこーよとりっぷライター:杞山穂花)
記事を書いた人
杞山穂花(Clay)
編集プロダクションClay所属の編集・ライター。食べること・文章を書くことがとにかく大好きです。やんちゃな愛猫に日々癒され中。パパママ、そして子供たちのワクワクドキドキな思い出づくりのお手伝いができれば幸せです!
イベント基本情報
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イベント名 | 伊勢原大神宮 だるま市(2024) |
ふりがな | いせはらだいじんぐう だるまいち |
主催者名 | 伊勢原大神宮 |
開催期間 | 2024年1月2日 |
開催時間 | 10:00~14:30 |
開催スポット | 伊勢原大神宮 |
住所 | 神奈川県伊勢原市伊勢原3-8-1 |
電話番号 | 0463-96-1611 |
料金 | 参拝無料 |
アクセス | 【車】小田原厚木道路・厚木西ICから約15分 【電車】小田急小田原線「伊勢原駅」北口から徒歩で約10分 |
駐車場 | 駐車場あり |
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