7台の太鼓台が3日間練り歩く！
2024年最新情報＆見どころ紹介

福島県二本松市の「二本松神社」では、2024年10月5日（土）～7日（月）の期間で、「二本松の提灯祭り」が開催されます。

祭りは1日目を「宵（よい）祭り」、2日目を「本祭り」、3日目を「後祭り」とし、太鼓台や神輿（みこし）の練り歩きが行われます。

今回は、「二本松市役所観光課」に「二本松の提灯祭り」の魅力や見どころを教えていただきました。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

二本松市の観光スポットをチェック！

「二本松の提灯祭り」とは

1台につき約300個の提灯をつけた太鼓台は迫力満点！

「二本松の提灯祭り」は毎年、10月の第1土・日・月曜に行われます。約350年の歴史を誇るこの祭りは、福島県重要無形民俗文化財に指定されています。

初日「宵祭り」の見どころ

最大の盛り上がりを見せるのが初日の「宵祭り」です。約300個の提灯をつけた7台の太鼓台が繰り出し、威勢のいい若連の掛け声とお囃子を響かせながら、市内を勇敢に練り歩きます。

夜間の運行で、全町内の太鼓台が揃うのは「宵祭り」だけ！　合計で約2,000個もの提灯が夜空を赤く照らす光景は、子供たちの思い出に残ること間違いなしです。

2日目「本祭り」の見どころ

2日目の「本祭り」では、祭りで最も重要な行事である「神輿渡御（とぎょ）」が行われます。8時30分頃から、JR東北本線「二本松駅」前を出発し、15時頃まで市内を巡行します。

3日目「後祭り」の見どころ

最終日の「後祭り」では、昼は太鼓台がそれぞれの町内を引き廻し、夜は4町と3町に分かれて合同引き廻しが行われます。町内を一通り廻り終えたあとも、なかなかお囃子は止まず、夜が更けるまで引き廻しは続きます。

「二本松の提灯祭り」の歴史を知ろう

当時は旧暦の8月15日に行われていました

今から約370年前、1643年（寛永20年）に、江戸時代前期の大名である丹羽光重（にわみつしげ）公が二本松城の主として就任しました。

光重公は「良い政治を行うためには、まず神様への敬意を高めることが大切だ」と考えました。

そして、1661年（寛文元年）に、現在の栗ヶ柵（くりがさく）に「二本松神社」を創建。1664年（寛文4年）には、領民なら誰でも自由に神社に参拝できるようにしました。これが「提灯祭り」のはじまりといわれています。

2024年の開催情報

各町内の太鼓台が一堂に会する光景はまさに圧巻のひとこと

2024年の「二本松の提灯祭り」は、10月5日（土）～7日（月）に開催されます。

5日（土）に行われる「宵祭り」は、17時50分頃から太鼓台の引き廻しが行われます。太鼓台は「亀谷ロータリー」から出発。23時30分に「駅前広場」に到着すると、「宵祭り」は終わりを迎えます。

6日（日）に行われる「本祭り」の太鼓台の引き廻しは、8時25～14時50分にかけて行われます。

7日（月）に行われる「後祭り」の合同引き廻しは、4町合同が17時から、3町合同が16時55分から行われます。

太鼓台の現在地をスマホでリアルタイムにチェック！

2024年も「二本松の提灯祭り」では、太鼓台の位置情報をリアルタイムで確認できるサービスが実施！

配信時間は、祭り期間中の各日7時30分～24時を予定しています。

配信サイトにアクセスすると、地図上に各太鼓台の現在地が表示されます。仮設トイレや臨時駐車場の位置などの便利情報も配信されているので、ぜひ利用してくださいね♪

配信サイトはコチラ（外部リンク）

3日間にわたって、盛大な太鼓台の引き廻しが行われる「二本松の提灯祭り」。太鼓台の運行は、当日の天候や道路状況によって変化します。詳しいスケジュールは公式サイト、位置情報は配信サービスを確認して、祭りを思い切り楽しみましょう！

記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部

「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。