秦野市で年末恒例「だるま市」開催
2024年の開催情報&見どころを紹介
神奈川県秦野(はだの)市で、2024年12月30日(月)に、年末の風物詩である「だるま市」が開催されます。
開催日には、地域の伝統工芸品である「相州(そうしゅう)だるま」や、正月飾りを販売する露店が並びます。
地元の人々でにぎわう「だるま市」の見どころや開催情報を「秦野市観光協会」に教えていただきました。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
「だるま市」とは
「だるま市」は、寺社を中心に、全国で開催される年中行事です。具体的な開催日は、各地域や寺社によって異なります。
特に関東地方では、12月中旬~翌年1月に行われることが多く、神社の境内には縁起物である“だるま“を販売する露店が立ち並びます。
「だるま」とは?
「だるま」は、禅宗の基礎を築いた僧侶・達磨大師(だるまたいし)に由来します。達磨大師が座禅する姿を模して、木や竹、紙などの張り子で作られた「起き上がり小法師(こぼし)」という玩具が、現在のだるまといわれています。
長寿や末広など繁栄の意味を込め、鶴や亀、富士山を表現した顔模様も特徴のひとつ。倒れても何度でも起き上がることから、「七転び八起き」の縁起物として知られています。
だるまは、両目が白く、目が入っていない状態で販売されており、購入後に自分で目を入れるのが一般的です。願いを込めて左右どちらか一方に目を入れ、願いが叶ったらもう一方にも目を入れます。
秦野市の「だるま市」について知ろう!
秦野市の「だるま市」は、毎年12月30日に行われ、年末の恒例行事として地元の人々に親しまれています。
開催場所は、市営駐車場の西側に広がる本町四ツ角近くの東道通りで、例年約15店ほどの露店が並びます。
露店では、「相州だるま」をはじめとした縁起物や、新年に向けて正月飾りなどが販売されます。
「相州だるま」とは?
「相州だるま」は、昔の相模国(さがみのくに/現在神奈川県周辺)の総称である“相州”の地域で作られている、伝統工芸品です。
明治時代からの歴史を持ち、顔が白く、まぶたには金箔が貼られています。職人によって丁寧に絵付けされた、どこか和やかな表情が特徴です。
2024年の開催情報
2024年の秦野市の「だるま市」は、12月30日(月)に行われます。
今年も、「相州だるま」を中心とした縁起物や正月飾りを販売する露店がそろい、通りは買い物客でにぎわいます。
縁起物が売れるたび、家内安全や商売繁盛などの願いを込め、火打ち石を高らかに鳴らす音とかけ声が響き渡る様子は、独特の風情が感じられます。
家内安全や商売繁盛以外にも、学業成就や無病息災など、さまざまな願いごとを叶えてくれるというだるま。
ぜひ、家族でだるまを購入して、新年の開運を願ってみてはいかがでしょうか。
とりっぷノート♪新年の出初式(でぞめしき)にも注目!
秦野市では、毎年1月上旬に「秦野市消防出初式」を実施!
消防の職員と団員の士気を高めるとともに、火災や災害のない1年になることを願って行われます。
2025年の開催情報は「秦野市観光協会」の公式サイトでも公開されるので、ぜひチェックしてみてくださいね。(いこーよとりっぷライター:杞山穂花)
記事を書いた人
杞山穂花(Clay)
編集プロダクションClay所属の編集・ライター。食べること・文章を書くことがとにかく大好きです。やんちゃな愛猫に日々癒され中。パパママ、そして子供たちのワクワクドキドキな思い出づくりのお手伝いができれば幸せです!
イベント基本情報
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イベント名 | 秦野市 だるま市(2024年) |
ふりがな | はだのしだるまいち |
開催期間 | 2024年12月30日 |
開催時間 | 13:00~20:00 |
開催スポット | 東道通り |
住所 | 神奈川県秦野市 本町1-2周辺 |
電話番号 | 0463-82-8833 ※電話窓口は「秦野市観光協会」です |
料金 | 無料 |
アクセス | 【車】新東名高速道路・新秦野ICから約10分 【電車】小田急電鉄小田原線「秦野駅」から徒歩で約6分 |
駐車場 | 駐車場あり |
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