川越市・喜多院の「だるま市」開催
縁日&初詣を兼ねて一年の福を祈願
埼玉県川越市にある「喜多院」では、2025年1月3日(金)に「初大師だるま市」が行われます。
一年の無事息災の祈りを込める「だるま」。色や大きさ、表情など、数多くの種類のだるまが販売される喜多院の「だるま市」で、2025年を家族みんなで楽しくスタートしましょう!
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
だるまの由来と「だるま市」の歴史
「だるま」とは、禅宗の基礎を築き、インド、日本、中国に伝えた僧侶・達磨大師(だるまたいし)に由来します。達磨大師が座禅する姿を模して、木や竹、紙などの張り子で作られた「起き上がり小法師(こぼし)」という玩具が、現在のだるまといわれています。
倒れても起き上がる「七転び八起き」の縁起の良さから、毎年1月頃には多くの場所でこの「だるま」を販売する「だるま市」が催されるようになりました。
購入しただるまは願掛けに使われます。だるまの左眼を墨で描いて家族の目に付きやすい場所に供えましょう。願いが成就した際は右眼を描き入れて、寺院に奉納するのが一般的です。喜多院では、寺院にある納め所でだるまの供養を行っています。
「初大師だるま市」の歴史
江戸時代初期に「天台宗関東総本山」の呼称を受けた喜多院。新しい年を迎えるにあたって、多くの人が開運厄除、家内安全、交通安全などの護摩祈願を行い、その数は年々増えていきました。
参拝者の増加に伴い、境内には七転八起の名物・だるまを販売する露天商が軒を連ねるようになり、「だるま市」になったとされています。
「初大師だるま市」が一般的に開催されるようになったのは明治時代から。第二次世界大戦後より盛大に行われるようになりました。
2025年「喜多院 初大師だるま市」の開催概要
喜多院の「初大師だるま市」は、2025年1月3日(金)の早朝から日没まで(おおむね8時~17時)に開催されます。
境内には多くのだるま店が並び、近年は色とりどりのだるまも販売されます。飲食店やおもちゃを販売する露店も多く出店しますよ。
また、だるま市開催日も、本堂内では、厄除・家内安全などの護摩祈願が有料で行われます。護摩祈願は事前申し込み・当日申し込み、どちらも可能。詳細は公式サイトで確認できます。
混雑する時間帯は?
1月3日は、喜多院がまつる「慈恵大師良源」(じえだいしりょうげん/通称「元三大師」)のご縁日(なくなった日)。喜多院としての縁日と「初詣」の時期が重なっているため、縁日としての大きなご利益と一年の福を求めて、非常に多くの人が参拝に訪れます。
とくに例年、10時から16時は特に混みあうので、混雑を避けて楽しみたい親子は、早い時間に行くことをおすすめします。
また、だるま市当日は、9時~17時30分まで交通規制が実施されるため、最寄りの有料駐車場「明星駐車場」は終日閉鎖されます。周辺に無料の臨時駐車場が設置されますが、台数に限りがあるので公共機関での参拝が安心、安全です。
とりっぷノート!臨時バスの活用もおすすめ
だるま市当日のみ、「川越駅」前発の東武バスが臨時増発し、喜多院前のバス停を往復します。うまく活用してみましょう。(いこーよとりっぷ編集部:白倉凪紗)
記事を書いた人
白倉凪紗
「いこーよとりっぷ」を運営するアクトインディの新卒社員。最近ミラーレス一眼を購入し、カメラを持ってお出かけするのがマイブーム。記事を通して、ワクワクやトキメキをお届けします!
イベント基本情報
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イベント名 | 喜多院 初大師だるま市(2025年) |
ふりがな | きたいん はつたいしだるまいち |
主催者名 | 川越大師 喜多院 |
開催期間 | 2025年1月3日 |
開催時間 | 早朝から日没まで(おおむね8:00~17:00) |
開催スポット | 川越大師 喜多院 |
住所 | 埼玉県川越市小仙波町1-20-1 |
電話番号 | 049-222-0859 ※電話窓口は喜多院拝観寺務所です(9:00~16:00) |
アクセス | 【車】関越自動車道・川越ICより約15分/圏央道・川島ICより約19分 【電車】東武東上線・JR各線「川越駅」から徒歩で約20分/東武東上線「川越市駅」から徒歩で約18分/西武新宿線「本川越駅」から徒歩で約15分 |
駐車場 | 駐車場あり |
備考 | 【駐車場情報】最寄りの有料駐車場「明星駐車場」はだるま市当日は終日閉鎖。電車、バスの利用を推奨 |
公式URL | 公式URLはこちら |
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