秩父に伝わる伝統芸能
「白久の串人形芝居」の見どころ

秩父市荒川白久地区の「豆早原（ずさばら）区公会堂」で、2025年4月20日（日）にが上演されます。

「白久の串人形芝居」は、幕末から受け継がれてきた珍しい人形芝居「白久の串人形芝居」をご紹介します。

独特の人形操作術

「白久の串人形芝居」は、全長約60センチメートルの人形を主使いと手使いの2人で操る独特の手法で行われる全国的にも珍しい形式です。

竹串を使って人形の手を操作し、義太夫の語りに合わせて繊細な感情表現を演じる様子は必見です。

歴史ある郷土芸能

幕末に卵の殻に人形を描いて始まったとされる「白久の串人形芝居」は、地域の人々によって大切に受け継がれてきました。その芸術性と文化的価値が認められ、1973年に国の選択無形民俗文化財、1977年に埼玉県無形民俗文化財に指定されています。

幕末から150年以上にわたって受け継がれてきた貴重な人形芝居「白久の串人形芝居」。素晴らしい日本の伝統芸能を、子供達と一緒に鑑賞しませんか。