湯河原温泉で楽しもう
ゲンジボタルが舞う幻想的な夜
神奈川県湯河原町では例年6月上旬に、まちの中を流れる川沿いで数多くの天然ホタルが鑑賞できます。
ホタルの見頃を迎える時期にあわせて湯河原町内の「万葉公園」では、ホタル観賞イベント「ほたるの宴」が行われます。2024年の開催期間は5月31日(金)〜6月9日(日) まで。
関東屈指の有名な温泉街で体験できる、夏の始まりを告げる幻想的な光のイベントをご紹介します。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
「ほたるの宴」を万葉公園で楽しむ
湯河原温泉街の中心にある「万葉公園」は豊かな自然を満喫できる緑地公園。公園内には、湯河原温泉が万葉集に詠まれた歌に登場する、約80種類の草花が植えられています。
公園内は、自然と調和するリゾートのような空間。気軽に温泉を楽しめる足湯やテイクアウト専用のカフェなどがあり、地元の人の憩いの場としても親しまれています。
手持ちの提灯の灯りとともホタルを楽しむ夜の散策
「ほたるの宴」では、公園内の散策路のすぐ近くでゲンジボタルが舞い、柔らかい光を放ちながら訪れる人々を出迎えます。
公園の入り口広場では、、園内の「狸福(りふく)神社」に奉納できる絵馬のほか、夜の散策をより楽しめるよう手持ちの提灯が販売されています。提灯のほのかな灯りとともに歩くと、より幻想的な空間になりますよ。
何十年後も続けたい。子供達の手で放流されるホタル
水が清らかなまちとして知られている湯河原町では、まちを流れる藤木川、千歳川、新崎川沿いでも天然のホタルが舞う様子を鑑賞できます。
「万葉公園」に舞うホタルは、幼虫の間は公園内の「ほたる小屋」で地元の人々によって飼育され、毎年3月中旬に地元の湯河原小学校の子供達の手で放流されています。
このイベントには、「子供達が大人になったときにも、ホタルが飛んでいる美しい風景が受け継がれているように」という、地元の人々の願いがこめられています。
温泉もハイキングも!湯河原を満喫しよう
神奈川県湯河原町は、万葉の時代から温泉地として知られている歴史ある温泉。江戸時代には湯河原のお湯は将軍家に献上されていたとも言われています。
本イベントの開催場所である「万葉公園」のすぐ隣にも日帰り温泉施設「こごめの湯」があり、気軽に温泉を利用できます。
また、湯河原町は三方を山で囲まれたまちで、初心者でも楽しめるハイキングコースが整備されています。昼間は、初心者向けのコースでハイキングを楽しんで、夜のホタル観賞の時間までは温泉に浸かって一休み、そんな過ごし方もおすすめです。
「ほたるの宴」の期間中、「万葉公園」の園内はホタルの光を楽しめるよう、足元灯のみの点灯となっています。足元に気を付けて、子供と手をつなぐなど、十分注意を払って散策を楽しんでくださいね。
記事を書いた人
大縄典子
いこーよとりっぷ編集部/転勤族の夫を持ち様々な土地に縁がある、大学生の息子、高校生の娘がいるママ。結婚後、子育てに専念するため10年以上の専業主婦経験を経て、ひょんなことから社会復帰を果たす。今は様々な自治体とのやり取りをしながら、まちの魅力を伝える仕事に情熱を燃やしています。人と話すことが好き。
イベント基本情報
| |
---|---|
イベント名 | ほたるの宴(2024年) |
ふりがな | ほたるのうたげ |
開催期間 | 2024年5月31日 〜 2024年6月9日 |
開催時間 | 19:30~21:00 |
開催スポット | 万葉公園 蛍テラス |
住所 | 神奈川県足柄下郡湯河原町宮上566 |
電話番号 | 0465-64-1234 (一社)湯河原温泉観光協会 |
アクセス | 【車】 東名高速道路・沼津ICまたは新東名高速道路・沼津ICから国道1号経由で約50分 【電車】 JR東海道本線「湯河原駅」から バス(不動滝・奥湯河原行き)乗車(約9分)、バス停「落合橋」下車後すぐ ※駐車場は台数に限りがあるため、なるべく公共交通機関を利用しましょう |
駐車場 | 駐車場あり |
公式URL | 公式URLはこちら |