富士山の湧き水が流れる清流のまち
新幹線を降りて5分で出会うホタル
伊豆半島のつけ根にある静岡県三島市は、「水の都 三島」とも呼ばれ、まちの中を富士山の湧き水が流れる清流のまち。
水が綺麗な三島市は今では珍しくまちの中で天然のホタル観賞ができ、毎年初夏になると「三島ホタルまつり」が開催されています。2024年の開催日は、6月1日(土)と6月8日(土)の2日。
祭りの期間中にはステージイベントも設置され、地元の人が多く参加し盛り上がります。初夏の風物詩のお祭りでもある「三島ホタルまつり」の見どころをご紹介します。
市街地を舞う珍しいホタルに感動!
まちを流れる源兵衛川(げんべえがわ)沿いや、JR三島駅からすぐの市立公園「楽寿園」など、三島市は市街地で気軽にホタルが観賞できます。
市街地の川でもホタルが生息できる理由は、駅前や市街中心部に湧く富士山からの湧き水がせせらぎとなってまちを流れているため。そのため、人が多く住むまちの中心部でも、天然のホタルを観賞できるんです。
ホタル観賞ポイントをチェック
「市街地でホタル観賞できると言っても、どこで見るのがいいの?」という方に、おすすめの観賞ポイントをご案内します。
1つめは、三島市内を流れる源兵衛川沿いのなかでも「楽寿園」からすぐ南の上流付近。暗い夜に、川の飛び石を渡りながら観賞することになるので、足元には十分気を付けて歩きましょう。
2つめは、源兵衛川の中流付近に整備されている「水の苑緑地(みずのそのりょくち)」。園内にはデッキやベンチなどが整備され、ゆったりと観賞できるのが嬉しいポイントです。
露店やステージショーなど華やかなイベントで盛り上がろう!
「三島ホタルまつり」は、ホタルの観賞のほかにも露店やステージイベントなどさまざまな催しが行われ、まち全体が盛り上がるお祭り。ホタルを観賞したあとは、縁日気分でお祭りを楽しみましょう。
2024年6月1日(土)の第一弾(一番町ホタルまつり、リバーサイドほたるby芝町)では、金魚すくいや、三島を中心に伊豆地方に伝わる伝統芸能の「しゃぎり」を子供たちが演奏する「子供しゃぎり」を楽しめます。
第二弾(第40回三島ホタルまつり、リメンバー六反田)の6月8日(土)は、市立公園「楽寿園」でメインの「第40回三島ホタルまつり」が行われ、華やかなステージショーや模擬店が出店されます。また、伊豆箱根鉄道「三島広小路駅」東側の広小路笑栄通りが16:30から20:50まで歩行者天国になり、ワゴンセールが行われるなど、まち全体でお祭りを盛り上げます。
JR三島駅までは、東京駅から新幹線ひかり号で約45分と実は気軽におでかけできます。ちょっと足を伸ばして、富士山の麓のまち三島へおでかけしませんか。
記事を書いた人
大縄典子
いこーよとりっぷ編集部/転勤族の夫を持ち様々な土地に縁がある、大学生の息子、高校生の娘がいるママ。結婚後、子育てに専念するため10年以上の専業主婦経験を経て、ひょんなことから社会復帰を果たす。今は様々な自治体とのやり取りをしながら、まちの魅力を伝える仕事に情熱を燃やしています。人と話すことが好き。
イベント基本情報
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イベント名 | 三島ホタルまつり(2024年) |
ふりがな | みしまほたるまつり |
開催期間 | 2024年6月1日(土)、6月8日(土) |
開催時間 | 2024年6月1日(土)16:30~20:30 2024年6月8日(土)10:00~20:50 |
住所 | 静岡県三島市一番町19-3 ほか |
アクセス | JR三島駅より徒歩5分(楽寿園) ほか |
公式URL | 公式URLはこちら |