毎年7月9・10日に浅草寺で開催<br/>室町時代に起源を持つ夏の風物詩
毎年7月9日 〜 7月10日

毎年7月9・10日に浅草寺で開催
室町時代に起源を持つ夏の風物詩

四万六千日・ほおずき市(2022年)
しまんろくせんにち・ほおずきいち
食べる
東京都台東区

東京都台東区の「浅草寺」で、2022年7月9日(土)~7月10日(日)の2日間「四万六千日・ほおずき市」が開催されます。

7月10日に浅草寺の観音さまにお参りすることは、46,000日(約126年)参拝したのと同じご利益があるとされ、「四万六千日(しまんろくせんにち)」の功徳日と呼ばれています。

この日にあわせて開催される「ほおずき市」は、浅草の夏を代表する行事の1つ。

本記事では、「四万六千日・ほおずき市」の由来や親子での楽しみ方、病除けの縁起物とされるほおずきについての豆知識などを紹介します。

※新型コロナウイルス感染状況により、内容を一部変更する可能性があります

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ほおずきのご利益や利用方法は?

写真提供:浅草寺
写真提供:浅草寺

赤いちょうちんのような姿がかわいいほおずき。病除けの縁起物とされ、鑑賞用のほか食用の品種もあります。

昔は「ほおずきの実を水で鵜呑み(うのみ:丸飲みすること)をすれば、大人は癪(しゃく:なかなか治らない持病)を切り、子供は虫気(腹の中にいると考えられた虫による腹痛など)を去る」という民間信仰がありました。

現代の子供たちにとっては、とても驚く話ですね。

ほおずきの赤い色の部分がきれいに色づくのは8月~9月と、ちょうどお盆の季節になるため、盆棚飾りにも多く利用されています。

また、昔の子供たちは実を使った「ほおずき笛」で遊んだもの。ママパパのなかにも、子供の頃に挑戦した人がいるかもしれませんね。

※浅草寺で販売されているほおずきは鑑賞用です

夏の風物詩「ほおずき市」の由来と歴史

ほおずきがズラリと並びます(写真提供:台東区)
ほおずきがズラリと並びます(写真提供:台東区)

平安時代頃より、毎月18日に行われてきた浅草観音の縁日。それに加え、室町時代末期頃から、「参拝すると〇日分の功徳が得られる」という特別な日(功徳日)が設けられました。

浅草寺では月に1度(年に12回)の功徳日を設けており、なかでも7月10日は46,000日分と最大のご利益がある日。

功徳の日数分から、「四万六千日(しまんろくせんにち)」と呼ばれています。

「浅草寺」境内のほおずき屋(写真提供:浅草寺)
「浅草寺」境内のほおずき屋(写真提供:浅草寺)

江戸時代には、この四万六千日の縁日の参拝が定着。

「我れ先に!」と参拝しようとする人々で前日から賑わうようになったため、現在では7月9日と10日の両日が縁日とされています。

明和年間(1764〜72年)に、浅草寺ではこの縁日にあわせて、「ほおずき市」が開催されるように。現在でも浅草の夏の風物詩として親しまれています。

ほおずき屋以外にも多くの出店が並ぶ

ほおずきと一緒に風鈴も販売されています。(写真提供:台東区)
ほおずきと一緒に風鈴も販売されています。(写真提供:台東区)

ほおずき市ではたくさんの風鈴も販売されます。風に吹かれる度に涼やかな音色を奏で、なんとも風流! 

そのほかたくさんの屋台も並び、お腹を満たしてくれます。

※新型コロナウイルスの感染状況により、出店数を変更する可能性があります

災難除「雷除札」は2日間限定&なくなり次第終了。お早めに!

「雷除札」(写真提供:浅草寺)
「雷除札」(写真提供:浅草寺)

江戸時代には、赤とうもろこしが落雷除けになるとされ、四万六千日の縁日に赤とうもろこしを売る屋台もありました。

しかし1868年(慶応4年・明治初年)頃、赤とうもろこしが不作となり、信徒が雷除けのお守りを求めたため、浅草寺では竹串に挟んだ三角形の「雷除札」の授与が始まりました。

現在では、「四万六千日・ほおずき市」開催中の2日間のみお授けしてます。なくなり次第終了になるので、早めの参拝がおすすめですよ。金額は500円です。

ご祈祷札は2日だけ「黄札」に

「黄札」(写真提供:浅草寺)
「黄札」(写真提供:浅草寺)

7月9日・10日の両日に祈祷を申し込むと、普段の白いご祈祷札とは異なる、特別な「黄札」が授与されます。

一生分以上の功徳があるとされる特別な日。「家内安全」や「学業成就」など、家族の願いを込めて祈祷を申し込んでみてはいかがでしょうか。

とりっぷノート★おすすめポイントを紹介

売り子さんたちによる「ほおずきは縁起物だよ!」という威勢のいい掛け声や、風が奏でる風鈴の音、常香炉(じょうこうろ)のお線香の香りなど、目だけでなく五感で楽しむことができる行事です。赤ちゃんにも、いい刺激になりそう! 

ほおずき市を楽しんだあとは、浅草寺からほど近い「浅草花やしき」への寄り道も楽しいですね。(いこーよとりっぷライター・岡本ハナ)

イベント基本情報

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    お出かけされる際は、最新の公式情報を必ずご確認下さい。
イベント名四万六千日・ほおずき市(2022年)
ふりがなしまんろくせんにち・ほおずきいち
主催者名浅草寺
開催期間毎年7月9日 〜 7月10日
開催時間9:00頃~21:00頃
住所東京都台東区浅草2-3-1
アクセス「浅草駅」から徒歩で約5分
駐車場周辺にコインパーキングあり
公式URL公式URLはこちら
公開日2022年06月16日/更新日2022年06月25日