
GWの逗子海岸で4月25日~開催
非日常を楽しむ子供無料の映画祭
東京都心から電車や車で約1時間。神奈川県逗子市の逗子海岸は、遠浅で波が穏やかなファミリービーチであり、富士山を望むサンセットの絶景でも知られています。
その美しい海岸で毎年ゴールデンウィークに開催される「逗子海岸映画祭」は、湘南の初夏の風物詩といえるイベント。2025年は、4月25日(金)~5月6日(火・振休)の12日間にわたって開催されます。
上映作品は国内外の名作やドキュメンタリーのほか、逗子海岸映画祭ならではの生演奏とコラボするオリジナル映像作品も上映されます。開放的な海辺で五感をフルに使うことができる体験は、子供にとって人生を彩る貴重な思い出となることでしょう。
中学生以下は入場無料なのもうれしいポイント。ぜひ親子ででかけてみませんか?
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
「逗子海岸映画祭」実行委員長・長島源さんのインタビューはこちら!
地域の文化をつなぎ五感で楽しむ「逗子海岸映画祭」とは?

「逗子海岸映画祭」は、国内外の優れた映画を、海辺という絶好のロケーションで上映する屋外型の映画祭。
ゴールデンウィークの逗子海岸にクリエーターたちが手作りで会場を設営し、映画祭が終了すると何事もなかったかのように静かな海岸に戻っていく、まさに「夢」のような空間です。
地元出身者&在住者による「CINEMA CARAVAN」がプロデュース

プロデュースするのは、このエリア出身・在住のクリエーターやアーティストで構成される「CINEMA CARAVAN」(シネマキャラバン)。
「地球と遊ぶ」をテーマに世界中で空間プロデュースを行う彼らは、旅先の地域が持つ魅力を発掘し、文化を吸収し、人と人を繋ぎ、そしてまた次の土地に運ぶという活動を続けてきました。

同映画祭は、彼らがつないできた人と人の縁や、世界中の地域文化を逗子に持ち帰り、そこに集まる人々と共有する場所。映画を目で見るだけでなく、五感を使って体全体で楽しむイベントです。
主催者たちの思い
「地球を取り巻く自然環境や社会情勢が変化し続けるなか、自分自身で思考しアウトプットできる知性と、豊かな人間力を育むこと。それが私たちの指針となっています。『逗子海岸映画祭』はただのフェスティバルではありません。
自然の中で、人とカルチャーがリアルに交わる空間をイメージし、時代に流されることのない『しなやかな人間力』について考える機会であり、表現する場所です」(同映画祭実行委員会・公式コメント)
2025年の上映作品は?その一部をご紹介!
海と空が美しく染まる黄昏時。日が沈むとまもなく、海を背景にしたスクリーンで上映がスタートします。
「GRIOT」2012年

西アフリカの伝統楽士“グリオ”を描いた音楽ドキュメンタリー。美しい音と映像で綴る、唯一無二の作品。逗子での特別上映が実現!
「ガッジョ・ディーロ」1997年

ロマ音楽の魅力を描いたトニー・ガトリフ監督の代表作。国際映画賞を多数受賞し、情熱的な音楽と人間ドラマが響きます。
ほかにも、実行委員会のこだわりを感じさせる作品が上映される予定です。スケジュールは公式サイトでチェックしてくださいね。
映画以外のコンテンツも充実!

イベントの楽しみは映画だけではありません。音楽が流れる海辺で遊んだり、ワークショップに参加したり、親子で1日楽しく過ごせます。
逗子に縁のある人々によるグルメやバザールが集結!

会場には日替わりで多彩なフードコートやバザールが並び、地元にゆかりのある人々や「CINEMA CARAVAN」を通じてつながった仲間たちが出店しています。彼らとのコミュニケーションも、同映画祭の醍醐味です。
親子で楽しめるアクティビティやワークショップも充実

親子で楽しめるアクティビティ、ワークショップもあります。なかでも、毎回恒例となった海辺のメリーゴーラウンドは子供たちに大人気。
日替わりのイベント&スペシャルゲストも登場!
4月27日(日)「KIDS DAY」

毎年人気のこども向け企画。2025年は、映画『さかなのこ』(2022年)を上映!
さらに、ヒューマンビートボックス演奏者AFRAとスチャダラパーのMC BOSEによるスペシャルなワークショップ&ライブ、スポーツアパレルメーカー「ヘリーハンセン」による木工ワークショップも開催。初開催となるキッズスケート大会も見逃せません!
遊びと学びが融合する、親子で最高に楽しめる1日です。
4月29日(火・祝)「YOUTH CULTURE DAY」

逗子海岸映画祭を体験しながら育った若者たちが企画・運営するカルチャーの日。2025年のテーマは「SOUND ROOT」。
日本民謡とワールドミュージックのリズムを融合させた「民謡クルセイダーズ」がゲスト出演し、 現代の日本に根付く音のルーツを再発見する一日になります。
4月26日(土)、4月29日(火・祝)、5月3日(土・祝)、5月5日(月・祝)「モーニングビーチヨガ」

モデル・ヨガ講師としても活躍する野沢和香さんをはじめ、多彩な講師陣が登場。ドレッシングづくりのワークショップとセットになった特別クラスや、人数限定のランチ付きレッスンも実施されます。
※ヨガは雨天順延
5月3日(土)音楽とスポーツの1日

音楽とスポーツを愛するクリエイティブ集団「JAZZY SPORT」と、カルチャーブランド「LUZeSOMBRA」のコラボによる恒例のフットサルイベントが開催されます。
5月5日(月・祝)「STREET CULTURE DAY」

毎年多くのスケーターが集結する「STREET CULTURE DAY」。日本トップスケーターたちによるパフォーマンスや、ソフィア・コッポラ監督による名作『ロスト・イン・トランスレーション』(2003年)の上映が予定されています。
開放的な逗子の海で、五感を刺激する多彩なプログラムを家族みんなで思いきり楽しんでくださいね
(c) ZUSHI BEACH FILM FESTIVAL All Rights Reserved.
記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部
「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。
イベント基本情報
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イベント名 | 逗子海岸映画祭 2025 |
ふりがな | ずしかいがんえいがさい |
主催者名 | 逗子海岸映画祭実行委員会 |
開催期間 | 2025年4月25日 〜 2025年5月6日 |
開催時間 | 4月25日(金)15:00~22:00 4月26日(土)~5月6日(火・振休) 13:00~22:00 映画上映19:00~ |
開催スポット | 逗子海岸 |
住所 | 神奈川県逗子市新宿1-4先 |
料金 | 中学生以上3,000円、逗子市民 1,500円(要身分証明証) ※中学生以下無料(中学生は要学生証) |
アクセス | JR横須賀線「逗子駅」から徒歩で約13分、京浜急行逗子線「逗子・葉山駅」から徒歩で約11分 |
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