日本の伝統、雅楽に親しもう!
子供のための雅楽コンサート
今ではお正月や結婚式など、限られたシーンでしか見ることのない日本伝統の音楽「雅楽」を、子供でも楽しめるような演出を加えた「伶楽舎 子どものための雅楽コンサート2022」が2022年7月23日(土)に東京都内で開催されます。
実際に演奏の体験などもできるコンサートの内容と「雅楽」についてご紹介します。
雅楽ってどんな音楽?
「雅楽」は、約1300年前から伝わる日本固有の古典音楽です。仏教が伝来した飛鳥時代から平安時代にかけての約400年の間に、中国をはじめとしたアジアから伝えられた音楽に日本独自の様式が加えられたものです。
「雅楽」は器楽合奏のみの「管絃」と踊りと共に演奏される「舞楽」があります。
演奏は、オーケストラと同じように、管楽器、絃楽器、打楽器で編成されています。管楽器は、細長い竹の筒を並べた「笙(しょう)」や、縦笛の「篳篥(ひちりぎ)」、横笛の「龍笛(りゅうてき)」の3つ。
弦楽器は正倉院の宝物としても残されている「琵琶」と雅楽の楽器のなかでも親しみのある「箏(こと)」の2つ、打楽器は3種類の太鼓が「管絃」では使われます。「舞楽」では演舞の種類によってはこれらの楽器に加えて、別の楽器も用いられることもあります。
子供でも親しみを持って雅楽に触れられるコンサート
本コンサートでは、古典作品はもちろん、子供でも楽しみながら「雅楽」に親しめるよう、今回のコンサートのために新しく作曲された曲も演奏されます。また、楽器紹介のコーナーや実際に楽器に触れて演奏体験ができる時間もありますよ。
日本古来の装束を身にまとって演奏するコンサートの演者たちを観ることで、日本文化に接する貴重な機会にもなります。
「雅楽」が演奏される場面は厳かな場面が多いですが、このコンサートは子供のためのコンサートなので日本伝統の音楽を気軽に楽しめます。親子で「雅楽」を楽しんでみてはいかがでしょうか。
記事を書いた人
大縄典子
いこーよとりっぷ編集部/転勤族の夫を持ち様々な土地に縁がある、大学生の息子、高校生の娘がいるママ。結婚後、子育てに専念するため10年以上の専業主婦経験を経て、ひょんなことから社会復帰を果たす。今は様々な自治体とのやり取りをしながら、まちの魅力を伝える仕事に情熱を燃やしています。人と話すことが好き。
イベント基本情報
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イベント名 | 伶楽舎 子どものための雅楽コンサート2022 |
ふりがな | れいがくしゃこどものためのががくこんさーと2022 |
開催期間 | 2022年7月23日 |
開催時間 | 11:00~12:30(開場10:30) 14:00~15:30(開場13:30) |
開催スポット | 千日谷会堂本堂 |
住所 | 東京都新宿区南元町19-2 |
電話番号 | 03-5269-2011 一般社団法人伶楽舎 ※留守電にメッセージをお残しください。 |
料金 | 子ども前売、当日とも500円 大人前売1000円、当日1500円 |
アクセス | 地下鉄:JR中央線・総武線「信濃町」駅より徒歩1分 都営大江戸線「国立競技場」駅より徒歩6分 東京メトロ、都営大江戸線「青山一丁目」駅より徒歩11分 東京メトロ丸の内線「四谷三丁目」駅より徒歩13分 |
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