三重「第37回相差天王くじら祭」<br/>鯨みこしと海女の舞!夜は花火も
2025年7月14日

三重「第37回相差天王くじら祭」
鯨みこしと海女の舞!夜は花火も

第37回相差天王くじら祭
だい37かいおうさつてんのうくじらまつり
見る
三重県鳥羽市

三重県鳥羽市の相差町では、2025年7月14日(月)に、「第37回相差天王くじら祭」が開催されます。

豊漁感謝と航海安全を祈願する祭りで、当日は鯨(くじら)みこしが町内を練り歩き、相差音頭(おうさつおんど)に合わせて海女さんが踊ります。

今回は、「相差町内会」に「第37回相差天王くじら祭」の見どころや開催情報を教えていただきました。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
※サムネイル写真提供:三重県観光連盟(https://www.kankomie.or.jp/)

「相差天王くじら祭」とは

鯨を模したみこしは迫力満点!
鯨を模したみこしは迫力満点!

「相差天王くじら祭」は毎年7月14日に行われます。

祭りでは、相差音頭に合わせ海女が踊り、その後ろを大小親子の鯨みこしが練り歩きます。

さらに、夜には露店が立ち並び、海の幸がふるまわれるほか、花火大会も行われます。

祭りの歴史を知ろう!

この祭りは、「鯨に乗った観音様」の伝説に登場する観音菩薩(かんのんぼさつ)を祀る「青峯山正福寺」(あおのみねさんしょうふくじ)に由来します。

相差漁港に迷い込んだ鯨の供養のためにと、1989年(平成元年)から始まり、現在では港町である相差町の文化を象徴する祭りとして親しまれています。

志摩半島の海岸沿いの港町を中心に古くから行われてきた天王祭の一環でもあることから、豊漁感謝と航海安全を祈願するという意味も込められています。

2025年の開催情報

紅白餅やお菓子の福まきが行われます
紅白餅やお菓子の福まきが行われます

「第37回相差天王くじら祭」は、2025年7月14日(月)に開催されます。

今年も、大小3基の鯨みこしが相差のまちを練り歩く、港町ならではの光景が楽しめます。

さらに、夜には祭りのフィナーレを飾る約30分間の花火大会も実施! 夜空を彩る美しい花火もぜひ楽しんでくださいね。

港町の文化を存分に感じることができる「第37回相差天王くじら祭」。ぜひ親子で訪れて、潮風を感じながら、家族の思い出に残るひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

とりっぷノート♪「鯨に乗った観音様」の伝説とは?

「相差天王くじら祭」の起源となった「鯨に乗った観音様」の伝説の歴史は、奈良時代にまでさかのぼります。

ある日、一頭の鯨が、背に1寸8分の黄金の観音像を乗せ、海をゆったりと泳いでいました。その様子を目にしたある男が、観音像を背から取り上げた瞬間、鯨は動きを止め、そのまま石と化してしまいました。

男が観音像を家に持ち帰った夜、観世音が枕元に立ち、「青峯山に行きたい」と言ったので、男はその言葉に従い、像を青峯山の正福寺に納めたといいます。

現在、観音像は正福寺の本尊となっており、石は「鯨石」とよばれ、鯨崎(くじらざき)で干潮時に見ることができます。(いこーよとりっぷライター:杞山穂花)

記事を書いた人

杞山穂花(Clay)

編集プロダクションClay所属の編集・ライター。食べること・文章を書くことがとにかく大好きです。やんちゃな愛猫に日々癒され中。パパママ、そして子供たちのワクワクドキドキな思い出づくりのお手伝いができれば幸せです!

イベント基本情報

  • ページの内容は、掲載時のものであり最新の情報ではない場合もあります。
    お出かけされる際は、最新の公式情報を必ずご確認下さい。
イベント名第37回相差天王くじら祭
ふりがなだい37かいおうさつてんのうくじらまつり
主催者名相差町内会
開催期間2025年7月14日
開催時間10:00~21:00
開催スポット相差漁港周辺
住所三重県鳥羽市相差町
電話番号0599-21-6660
※電話窓口は「相差町内会事務所」です
料金無料
アクセス【車】第二伊勢道路「鳥羽南・白木IC」から約15分
【電車】近鉄各線「鳥羽駅」直結の「鳥羽バスセンター」からかもめバスに乗車、約40分後、バス停「相差」下車後、徒歩すぐ
駐車場駐車場あり
備考※駐車場は周辺駐車場を利用
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公開日2025年06月06日/更新日2025年06月06日