みんなで踊ろう！港かっぽれ
静岡の夏を代表するお祭り

「清水みなと祭り」は、8月4日の清水港開港記念日に合わせて1947年から開催されている歴史ある夏祭りです。

2024年は、8月2日（金）～8月4日（日）の3日間開催されます。市民参加型の「港かっぽれ・総おどり」や清水港を舞台に行われる「海上花火大会」など、内容盛りだくさんのお祭りをご紹介します。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

2万人の老若男女が踊る大迫力の祭り

「清水みなと祭り」は、地域の人たちをはじめとする多くの人たちが参加する参加型のお祭りです。祭りが開催される3日間の内、初日と中日の2日間は清水のなかでも主要な大通り「清水さつき通り」を通行止めにして、多くの人たちが踊りを楽しみます。

その数はなんと、約2万人！　観覧する人を含めると祭りの人出は約70万人とも言われています。

「かっぽれ」ってどういう意味？

2024年8月2日（金）、3日（土）の「清水みなと祭り」でたくさんの人たちが踊る「港かっぽれ」。「“かっぽれ”ってどういう意味？」と思われた人もいるかもしれませんね。

「かっぽれ」とは、民謡や流行歌などさまざまな曲に合わせて踊る踊りのこと。江戸時代、大阪にある「住吉大社」で踊られた「住吉踊り」が起源とも言われています。

その後、全国に伝わり、さまざまな地域で踊られています。

「清水みなと祭り」の「港かっぽれ・総おどり」は、初心者や一般の方でも気軽に参加できるよう、定期的に講習会を開いています。予約不要で自由に参加できるので、スケジュールをチェックして参加してみるのもおすすめです。

また、8月2日（金）、3日（土）の「港かっぽれ総おどり」は、飛び入り参加もできます。「清水銀行本店駐車場の第3本部」で受付を行っているので、祭り気分が盛り上がってきたら行ってみましょう！

清水の港を舞台に開催される海上花火大会

「清水みなと祭り」のフィナーレを飾るのは、海上花火大会。花火大会の会場は清水港の「日の出埠頭」です。約1時間に10,000発もの花火が海上に打ち上げられます。

息をつく暇もなく打ち上げられるスピード感がこの花火大会の最大の見どころです。

花火が打ち上がる前には、ステージパフォーマンスや太鼓の演奏も行われます。清水の次郎長たちも登場しますよ。

総勢2万人が参加する踊りや、大迫力の花火大会など、静岡の夏を盛り上げる催し物ばかり！　家族で「清水みなと祭り」に参加して、夏の思い出を作ってみてはいかがでしょうか。

記事を書いた人

大縄典子

いこーよとりっぷ編集部／転勤族の夫を持ち様々な土地に縁がある、大学生の息子、高校生の娘がいるママ。結婚後、子育てに専念するため10年以上の専業主婦経験を経て、ひょんなことから社会復帰を果たす。今は様々な自治体とのやり取りをしながら、まちの魅力を伝える仕事に情熱を燃やしています。人と話すことが好き。