沼津の夏の風物詩
市街地で打ちあがる迫力の花火大会

「沼津夏まつり・狩野川花火大会」は、1948年から続く沼津の夏の風物詩。2023年は7月29日（土）、30日（日）に開催されます。

日中は沼津市民や地元のグループによる太鼓や踊りで盛り上がり、夜は両日とも狩野川の河川敷で花火大会が開催されます。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

市街地で打ちあがる大迫力の花火に釘付け！

「沼津夏まつり・狩野川花火大会」は、JR東海道本線、御殿場線「沼津駅」南口からすぐの「さんさん通り」をはじめとする市街地で行われます。夜の花火大会も、駅から10分弱の市街地の花火会場で打ち上げられる珍しい花火大会です。

例年約30万人以上が来場し、市街地で行われる花火大会としては東海地域随一の規模を誇る花火大会といわれています。

打ち上げられる花火は多種多彩で、打ち上げられる場所が市街地から近いため音も迫力満点！　訪れる人たちを毎年魅了しています。

「スターマイン」が連発！圧巻のプログラム

「沼津夏まつり・狩野川花火大会」では、さまざまな種類の花火が打ち上げられますが、なかでも注目したいのはスターマイン。プログラム中に何度も打ち上げられ、通常のスターマインのほかに100発以上の花火を連続で打ち上げる特別なスターマインもあり、大迫力のプログラムになっています。

約1時間のプログラムの中に豪華な花火が凝縮されているのも「沼津夏まつり・狩野川花火大会」の魅力の1つです。

昼間は多彩なパフォーマンスで盛り上がろう！

「沼津夏まつり・狩野川花火大会」では、昼間は地元の人々によるパフォーマンスが行われ、祭りを盛り上げます。神輿（みこし）の練り歩きや、伊豆地方に伝わるお囃子（はやし）“シャギリ”の演奏、和太鼓の演奏をはじめ、ダンスの披露など多彩なグループが登場します。

祭り前日の夜は狩野川の灯籠流しで先祖に感謝

「沼津夏まつり・狩野川花火大会」の前日、2023年7月28日（金）の夜には、狩野川で灯籠流しが行われます。狩野川台風などによる水害の被災者を追悼するために行う行事で、約800個の灯ろうが流されます。

会場が駅からも近く、子連れでも参加しやすい市街地の夏祭りと花火大会。昼から夜まで多彩なプログラムが行われるので、スケジュールをチェックしてお目当てのプログラムの時間にあわせておでかけできるのも嬉しいですね。

記事を書いた人

大縄典子

いこーよとりっぷ編集部／転勤族の夫を持ち様々な土地に縁がある、大学生の息子、高校生の娘がいるママ。結婚後、子育てに専念するため10年以上の専業主婦経験を経て、ひょんなことから社会復帰を果たす。今は様々な自治体とのやり取りをしながら、まちの魅力を伝える仕事に情熱を燃やしています。人と話すことが好き。